第6話 ブラック・バイト・エンペラー
【用語解説】
BBB:ブラックバイトベース。BCG本部。悪の組織の秘密基地。太平洋戦争中に掘削された防空壕を拡張改造して使用している地下施設。旧道の廃トンネルから車両ごと入れる。
BCGナンバー:BB団の団員たちの左肩に刻まれている数字。チープなドット数字フォント。一見すると単なるダサいタトゥーだが、注入されたナノマシンによって「上位ランク者に逆らおうとすると激しい頭痛に襲われる」という恐ろしい代物。
B級グルメ横丁・社畜タウン:基地内に出店しているフードコート。
★★★
ここは悪の組織の地下アジト。第一会議室。俺たち新入団員は整列させられ、団員ナンバー007の悪の女幹部氏による初心者講習会が行われていた。
団員1000(俺)「女幹部の衣装すごいね!(小学生並みの感想)」
団員1007(ヤンキー)「俺ら一般団員の制服ダサいのにな」
団員1006(ハゲジジイ)「女子団員の制服はなんかスタイリッシュじゃね?」
団員1001(陰キャ女)「すごい・・・これ、体形補正機能!」
団員1005(デブオヤジ)「なんで?俺も欲しいんだけどその機能・・・」
団員1002(ブスババア)「見て!体形補正機能!」
団員1004(貧相男)「見せるな!やめろ!」
団員1003(沈黙女)「・・・」
女幹部の講演を無視して雑談に勤しむ俺ら。
女幹部「静かに!黙れ!」
上級幹部の命令による強制力が働き、新入団員たちが人形のように硬直し喋れなくなる。
俺「あれ?俺ら例のナノマシンとやらが効いてない?」
ハゲ「普通に行動できるな」
デブ「ここにいる8人は全く影響を受けていないみたいだ」
異変に気付いた女幹部が壇上から降り、こちらに近づいてくる。
ヤンキー「あー、これ、わかったわ。ホレ、左腕の数字見てみろよ」
ハゲ「千の桁、1の数字が消えかかってるな」
デブ「999番のヤツの刻印が終わった後、ケタをひとつ増やす必要があるって言って、あいつら慌てて数字追加してたよな」
俺「・・・ひょっとしてこれ・・・カウンターリセットしてない?」
ヤンキー「おう、あいつらミスったんだ。」
ハゲ「つまり我々は組織の最底辺ではなく・・・」
ヤンキー「上位も上位、トップカーストってわけよ」
陰キャ女「私は1001番だけど・・・アレ私がナンバー1?」
女幹部「聞こえないのか?命令だ黙れ!」
陰キャ女「お前が黙れ!」
女幹部「ぐああ・・・!!!」
陰キャ女「あっマジで私のほうが上位だった」
俺「え?じゃあ1000番の俺は?」
陰キャ女「001のキング総統より上位だから・・・エンペラー?」
実は俺、エンペラーだった?
★★★
次回 第7話『秘密結社はじめました』
待ってたぜ・・・この
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