第3話 BB団総統
【前回までのあらすじ】
どうみてもヤバいブラックバイトに応募したら昭和の「悪の秘密基地」に来てしまいました。もう帰る!
★★★
結論から言うと逃亡には失敗した。
待合室と称するプレハブ監禁小屋に監禁された俺たちは逃走計画について話を始めたのだが・・・
オレ「ヨシ!逃げよう!」
陰女「判断が早い!」
ヤンキー「バスをパクろうぜ」
ハゲ「え?大型免許持ってるヤツ誰もいないの?」
ヤンキー「ヘヘッ、俺バス運転してみたかったんだ」
陰女「それフラグ」
直後、ドアをドンッ!と開けてエージェント女が乱入してくる。
エージェント女「はーい!逃げようとしてるそこの連中!お仕置き決定!」
陰女「短けぇ夢だったなぁ」
オレ「あー、室内の会話は全部聞かれてるってわけね」
速攻で逃亡計画は露見し、「反抗的グループ」の俺らはエージェントたちの前に引き倒される。エージェント女がお仕置き用のムチを用意し、ニコっと笑う。
エージェント女「お仕置き・・・」
謎の男「やめなさい」
突然、謎の男が現れ、エージェント達を制止する。
エージェント達は謎の男の命令に従い動きを止め、敬礼のポーズを取る。
謎の男・・・っていうか、うわ、こいつ怪し過ぎる!
昭和の悪の首領のコスプレ?なにこの・・・
ヤンキー「うわっ、なにこいつダッサ!」
言っちゃった!
謎の男・・・っていうか、悪の首領氏は部下が用意したフリーザ様が座ってそうな椅子に座り、なんか偉そうに話し始める。
総統「初めまして・・・私はブラックバイト団総統、BBキング!・・・ようこそ!我が組織へ!」
ツッコミが追い付かねぇ。
総統「我が組織の構成員は全員『団員ナンバー』を持つ・・・総統である私はナンバーワン!上位者の命令に対し、下位者は絶対服従!」
陰女「悪のボスって、頼んでないのに秘密をわかりやすく説明してくれるから好き」
ハゲ「しっ、静かに!」
総統「団員は体に『ブラックバイト・コミュニティ・グループ』の団員ナンバーを刻印する・・・刻印が刻まれると、ナノマシン技術を応用した『絶対服従システム』が作動し・・・下位者は上位者に逆らえなくなる・・・」
総統がダサい黒マントをバサッと脱ぎ捨て、左肩を出す。
そこには『NO.001』の刻印が・・・!
っていうか、ナノマシン技術とかそんな高度な科学力あるんかこいつら。
総統「君たち新入団者にも、これからこの刻印を刻む・・・そうすれば反抗は不可能になる。懲罰のムチも不要・・・さあ、始めたまえ」
エージェントの男たちが、前のほうにいた哀れなバイト応募者たちを抑え込み、エージェントの女がデカい注射器みたいな器具を使って左肩にその刻印とやらを刻み始める。てか、これ昭和の予防注射、BCGのスタンプ注射方式だよねこれ。
ひとり刻印が済むと3ケタの数字がカチカチ切り替わって数字が1増える。
ってか観察してる場合じゃねえ、やべえ、どうする?
★★★
次回 第4話『おめでとう!入社式』
もう待てない!
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