第7話 鑑定

「マスターおきてください。朝ごはん作ってくださいよ」


目を覚ますと、目の前にレイが居た


「なんだよ。朝っぱらから」

「朝ごはんです。その為に、朝早くに川に潜って、魚を大量に取ってきたんですから」


 と、眠い目をこすりながら、外に出ると、そこには魚の山が出てきていた。


 朝起きてすぐに分かったが、昨日大量に魚を捌いた事により、俺の腕は筋肉痛になっていた。

 これを捌こうとは思ない。


「無理無理」

「え!?ど、どうしてですか?」

「今は筋肉痛なの。それに、昨日の料理で塩を全部使ったし。」

「う....どうするんですかこの魚は...それと、私の鳴るお腹は」


グルグルと鳴るお腹を押さえて落ち込んでいる。


「じゃあ、お前がこの魚の内臓とか取るならいいぞ」

「了解です。」


 俺は、魚の内臓や頭の取り方を教えレイにやらせることにした。

レイは聖騎士と言う事もあり、包丁の扱いは手慣れたものだ。

 50匹はあった魚が、あっという間に内臓と頭が処理し終わった。


俺は、下処理を終えた魚をアルミホイルでバターと醤油を入れて包んだ。


「よし、火をつけてくれ」

「は~い」


焚き火の横に魚を包んだアルミホイルを焚き火の中に入れ、じっくりと焼くことにした。

本来は、塩とか入れたかったのだが昨日の塩焼きで全部使ってしまいもうないので、焼き魚ではなく、ホイル焼きにする事にした。


「マスターいい匂いがします。」

「うん、もういいかな~」


っと、アルミホイルを取り出し、中を開けてみるといい感じで出来ている。


「まふ、た~うますぎます。」

「うん、醤油もまあ意外に合うな。これで、俺は日本で持っていた調味料とか全部なくなってしまった....」

「ええ!!もう、こんな美味しいい物作れなくなるんですか!!」


っと、驚きの声をあげている。

 いや、お前がほとんど食ったんだけどな


「いや、まあ、作れないことは無いかもしれないけど」

「本当ですか!?」

「まあ」


 と、喜んでいた。残りの魚にも、アルミホイルを巻いて、全部焼き始め、出来上がるのを持っている間に、レイにスキルの事を聞く事にした。


「そういえばさあ、俺のスキル欄に鑑定ってどうやって使うんだ?」

「ん?マスターは鑑定もちですか?珍しいですね~鑑定はステータスと同じで使うって意識してくれれば分かるんですよ」

「へえ~『鑑定』」


と、レイを鑑定すると


アイリス・レイ 20歳 女

Lv85

HP 1080/1080

MP 650/650

職業 聖騎士

スキル ファイアーボール・スラッシュ ...etc


「おお、レイって、かなりレベル高いんだな」

「あ、私の事鑑定しましたね!!マナー違反です。変態ですよ」

「ごめんごめん」


 と、平謝りしながら、今度はキャンピングカーを鑑定してみる事にした。


キャンピングカー

耐久:10000/10000

スキル:自動修復 lv1・ガソリン∞・電気∞・収納(所有者の意思で収納が出来る『所有者・社』)


 どうやら、異世界に一緒に来たキャンピングカーにも色々なスキルなどが追加されていた。

 どうりで、あの大きなクマと正面からぶつかっても、自動で修復すんだから傷ひとつないわけだ。


何故キャンピングカーに傷や凹みがないのかについての疑問は無くなった。


 それに、木や人里に近づいただけで、冒険者ギルドが慌てるほど強いドデベアのHPの2倍以上ある。


 俺のキャンピングカーはHPが異常に高い。


 しかし、収納ってどんな感じなんだろうと、キャンピングカーを収納してみる事にした。


「収納」


 すると、キャンピングカーは、まるで、影に落ちるかのように消えていった。


「キャンピングカー」


 そういう、今度はキャンピングカーが出現した。中々面白い。

 だけど、これで、ノロット王国についたとしても、駐車スペースに困る事がなくなることは嬉しい。


「マスターそろそろ行きますか?」

「早いな、もう全部食ったのか。よし、じゃあ行くか!」


 俺達は、キャンピングカーに乗り込みエンジンをかけ、レイの案内の元ノロット王国に向かった。

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