コンコン手乗りコンちゃんと聖斗さん🦊🧣【カクヨムコン11お題フェス『祝い』参加作品】
夢月みつき
本文「コンちゃんと聖斗さん」
《豆狐のコンちゃん》挿絵
https://kakuyomu.jp/users/ca8000k/news/822139842352657692
大晦日を手軽なカップの天ぷら蕎麦で過ごし、今日は、正月の一月一日。
しかし、
朝起きて、あくびをしながら聖斗は郵便受けから年賀状を取って来ると、コンがテーブルの上にちょこんと座って、聖斗の方をくるっと振り向いた。
くりくりとした澄んだ丸い目に、ちっちゃい体、ちっちゃな手足、もふもふ尻尾、小さな赤い毛糸のマフラーを巻いている。
「マサくん、年賀状でしゅか~? コンにも見せて欲しいコン!」
「ははっ、ああ、そうだね、と…その前にコンちゃん、あけましておめでとう、今年もよろしく」
「あ、あけおめでしゅ! マサくん、コンにお雑煮とお年玉は~?」
マシュマロのようなふわふわの愛らしい声で、ぺこりとお
聖斗はクスッと笑い「ちょっと待ってて今、お雑煮作るから」とキッチンに向かった。
聖斗とコンちゃんがお雑煮を一緒に食べている。
「マサくん、このお雑煮おいしいでしゅ~」
コンちゃんは、お醤油仕立てのお餅をみょ~んと伸ばしながら、ハフハフと熱い
お餅をフーフーと冷まして美味しそうに食べている。
「それは良かった、美味しい里芋も買えたし、今年のお雑煮は特に美味しいと思うよ」
聖斗はお雑煮をもぐもぐ食べながら、年賀状をチェックし年賀状は十五枚来ていた。
「ふ~ん、今年は少ないな、まぁ、皆、メールやチャットで済ましてしまうしなぁ」
年賀状をめくっていくと、なんとコンちゃん宛ての年賀状が出てきた。
「コンちゃん、マヤさんから年賀状、来てるよ!」
「えっ? 本当でしゅかぁ~、マヤお師匠さま~♡」
コンちゃんはぴょんぴょーんと飛び跳ねて来て、聖斗の手のひらにちょーんと飛び乗った。
「見せて、見せてえ~」
「はい、ぼくが読むから待っててね」
「コンへ、あけましておめでとう! あれから化けるのは上手くなったかい? 今年もよろしくね、頑張り屋さんのコンへ、マヤより」
コンちゃんはそれを聴いて、頬をポッと染めて、聖斗の手のひらの上でぴょんぴょん跳ねた。
「うわぁ~い!お師匠さまがコンのこと、頑張り屋さんでしゅって、嬉しいコ~ン」
「良かったね、コンちゃん、そうだ、コンちゃんにお年玉をあげなきゃね」
聖斗はコンちゃんをテーブルの上に移すと、キッチンに行き少しして戻って来た。
聖斗は、手のひらの上に綺麗な小さい
「ほやぁ~?なんでしゅか、それキレイでしゅねえ~」
コンちゃんは目を輝かせて、彼から手鞠のような麩を受け取る。
「それは
聖斗は優しくふわっと微笑みながら、コンちゃんを見つめた。
「てまりふ! 食べていいでしゅか?」
「うん、どうぞ」
コンちゃんは手鞠麩をキラキラとした瞳と笑顔で見つめながら、カリカリとかじっている。
「ちょっとコンの、好きな味でしゅ!」
「……良かったね、明日、お雑煮に入れてあげるからね」
「うわぁいでしゅ~! マサくん、だいしゅき♡」
聖斗とコンちゃんは微笑み合い、穏やかにゆるやかに一月一日の一日は、過ぎて行きました。
おわり
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コンコン手乗りコンちゃんと聖斗さん🦊🧣【カクヨムコン11お題フェス『祝い』参加作品】 夢月みつき @ca8000k
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