逆ハーレムはイヤなので全員BLにしようと思います。

@11411

第1話

なぜ…。

……なぜ

 私は絶句する。女子高校生になってからやたらと男から話しかけられるのだ。

人によっては、うれしいと思う人もいるかもしれないでも、私にとっては最悪だった。


一ノ瀬 こはく

 私は男が大嫌いだ

そして人から好かれるような女でもない

髪も気持ち悪いぐらい長く ゴキブリのようなアホ毛 可愛くもない強い口調

中学では孤立し、高校生でも……なんて思ったのだが…


「おかしい」


そんな事を考えていたら授業中なのに一言ぽつりと呟いてしまった。

すると隣から…


「どうしたの?」


囁くように小さな声で話しかけてくるこの背がやけに高く髪がサラサラで身なりが整っているこの男は……隣の席の有馬だったそうコイツも私に話しかけてくる一人の男だ。


私は心の中で正直めんどうだと思った

聞き間違いだったといったことで無視でもしようか……

ペンを回しながら思ったが

(さすがに冷たいか)


「いや何でもない」



「そっか何かあったらいってね」


と言う有馬は満面な笑みを浮かべていた

少し頬が赤い気がするのは、気のせいだろうか。


さすがクラスのお母さんと言われている、癒しな存在だ。こんな地味な私にまで話しかけてくれる。と言っても男が大の苦手な私には話しかけてくるな、が本音ではある。




数分後




はぁ

次は気づかれないようにそっとため息をつく

やっと授業が終わった。

やはり高校生となれば勉強は難しいな、それに例のことも少しストレスになっている。


なにか対策があればいいものだが…

そしてこの状況は…言いたくもないのだが…

       逆ハーレム

ホラー映画を見てるかのようになぜかゾッとしてしまった。

私は少女漫画のヒロインみたいに鈍感ではない。

モテ期でもきてしまったのか…?!

まぁ好意をもっているのかは、よくわからないがはたから見ればそうしか見えなくないか!?

人によっては贅沢な悩みかもしれないが…



 心の声を続けようと思っていたが、いつの間にか帰りの会も終わっていた。

(まぁめんどくさかったしいいか)

さっき考えたことは一旦置いといて早く帰ろう。



「あの二人距離近くない?!」



 ふと見たクラスの女子達がコソコソと何やら話していた。

その言葉に私の一歩踏み出した足がロボットのように止まる。

なぜなら…女子達の目線の先に、そう私にやたらと話しかけてくるNo.2とNo.3がいたからだった。


クラスでも有名なヤンキーくん小鳥遊、No.2だ。ヤンキーと言ってもヤンキーに憧れている、ただの中二病で絆創膏を貼ってあげたくなるような痛いやつだ。


No.3は、ナルシストショタ系 昨野(きのう)自分かっこいいと思っている節がある。実際かわいいのだからそこをもっといばるべきだと思うのだが…。

かわいそうなやつだ…


紹介してみると…ヤバイ奴に私は、からまれてるものだな…

こはくは、考えてるだけでも無意識に青ざめていた。


 そして二人はなぜか、顔をしかめていた喧嘩しているようだ。


 いやいや、正直そんなことはどうでもいい…

そんなことではなく、女子達の会話が凄く興味深かったのだ。

なぜか、あの『二人』に興味があるものだった…

 付き合ってるやらなど色々と…よく分からない言葉ばかり、蛙のように飛び跳ねている。

人と関わっては、いないとしても喋れないわけではない。

小鳥遊と昨野にバレないように少しその女子達に話しかけてみることにした。


「なぁ、君達の話に興味があるんだ少し仲間にはいらせてくれないか?」



「こ、この話に興味があるの?」


クラスで全然話さない人が急に話してきたら怖かったのか…

その女子達はなぜか下を向いている

なぜだろう…

緊張感がそこにはありこはくは冷や汗をかいた。


「あ、あのー…」


「「「なら、教えてあげる!!!」」」


一斉に大きな声を上げ、さっきとは裏腹に、勢いよく女子達は下に向いていた顔が一斉にこちらに向く。

その女子達の目はさっきの二人を見ているように、キラキラ輝いて興奮していた。


説明されてるのはいいものの……

私をおいて、女子達はペラペラと話していった。それも早口に、私にはよく分からない呪文のような言葉ばかり。

正直オーバーヒート状態なのだが、その熱烈さにただ圧倒されてしまうばかり。



「もし、これを聞いて興味がわいたならさっそく本屋によりましょう!!」




なぜかよくわからないが、風のように話が進んでいき本屋に行くことになってしまった。



「そう、ここが例の本が多くあるところよ。!」



 女子達の中の一人、おさげの子が大きな店に指を差した。

中に入ってみると…まさにアニメ好き集まれと言わんばかりような場所だった。

まわりには、痛バッグやパネルと一緒に写真撮っている人なんかも、私には見るもの全て未知の世界だった。見とれていると…


「ちょっと何してんのよ、早く漫画コーナー行くわよー」


 その声につられて漫画コーナーに行くことと、なった。…………



「ふふふふふ…」



「な、な、なんなんですか…コレ…」

こはくは青ざめていた。

周りには…色々な男性が本に写っている…

(二次元)

なぜか、距離が近かったり…

その男性たちの顔は、私をみているときのあのやっかいな男達のような顔をしていた。


「どうどう?!あなたもコレに興味があるんでしょ。!」

と一つの本を指をさしていってきた。


「あの、コレって、あー…えっと、 」


「そう!ボーイズLOVEよ!」



















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