異世界に除夜の鐘を響かせろ
氷純
異世界に除夜の鐘を響かせろ
「今年の除夜の鐘は中止になりました」
住職は複雑なお面持ちで村の寄り合いで宣言する。
明日は大晦日。前日にいきなりの中止宣言に村の寄り合い参加者は渋い顔をしたが、どこか諦めている様子だった。
「あぁ、わが村にもついにクレイマーの波がやってきたのか」
「じゃあ、これぞ
時代の流れを知っているからか、物分かりが良い老人たちに反して、壮年の男が鼻息荒く立ち上がる。
「煩悩まみれだから除夜の鐘が五月蠅いだなんて抜かすんだ。どこのどいつだ!?」
犯人捜しをしようと意気込む壮年の男を住職は宥める。
変な恥をかかせてしまったと、住職は気まずくなる。除夜の鐘への苦情は来ていないのだ。
誤解を解くために住職は端的に事情を話す。
「異世界に鐘の音が響くので中止です」
立ち上がった壮年だけでなく、物分かりが良い老人たちも訳が分からんと住職に視線を集中させる。
「――異世界?」
住職もこの反応は想定内だ。逆の立場なら、頭の具合を疑うか救急車を呼ぶ。
だから、つい保身の言葉が出てきた。
「私も信じられないんですけども。ひとまず、皆さんも鐘の中を覗いてみてください」
率先して寄り合い所の玄関扉を開く。カラカラと音を立てて横に滑る扉からひんやりした外気が流れ込んできた。
玄関先の水甕に泳ぐ金魚を暇そうに眺めていた少年が顔を上げる。壮年の男が連れてきた子だ。大人の話し合いはさぞつまらなかっただろう。
住職を先頭にぞろぞろと出てきたことで寄り合いが終わったのかと期待を込めた目で見上げてくる。住職は申し訳なくなりながら声をかけた。
「もう少しだけ話が続くんだけども、一緒に来ないか? 面白いものが見れるかもしれないよ」
「……うん」
聞き取れるかどうかという小さな声で返事をして、少年が立ち上がる。どうせつまらないことだろと顔に書いてあった。
寄り合い所にしていた寺務所を出て、境内を横切って鐘の下に移動する。
寺の大きさに見合わず大きな鐘だ。人一人中にすっぽり入ることができるほどで、見慣れている住職でもなければ圧倒される。
視点が低いのも手伝ってか、少年が「でっか……」と思わず呟いていた。
少年の新鮮な反応をほほえましく思いながら、住職は確認がてら鐘の中を覗き見る。
「……変わらずか」
鐘の中には異世界の街の様子が広がっていた。天地を逆さにしたように俯瞰で見る街並は石やレンガで造られており、中央通りらしき太い道には馬車が数台走っている。
鳥にでもなったような気分で街中に目を凝らすと、遠近の問題で人差し指の先ほどに見える異世界人の頭が動いているのが見える。遠くて服装がいまいち分からないが、和服の類には見えない。
相変わらずの状況に住職は渋い顔をしながら鐘の傍を離れ、寄り合いの面子に鐘を示す。
「見てください」
「見ろと言っても普通の鐘で――なんじゃこりゃ!?」
最年長が鐘の下から転がり出て叫びながら、震える指先で鐘を指さす。そういえばこの最年長は高所恐怖症だった。俯瞰でみる異世界の街並みはさぞ怖かっただろう。
自分が見ていたのは幻覚ではなかったと安心しながら、住職は別の老人に鐘を覗くように促した。
最年長の反応が説得力を持たせ、続く人々は慎重に鐘の中を覗き込んで驚愕しながら離れていく。
大人たちが一通り、鐘の中を見終えると、少年がそっと覗いて小さく口笛を吹いた。水甕の金魚よりもずっと刺激的な光景だろう。
住職は大人たちに告げる。
「――という次第でして、鐘を撞くと異世界の街に空から除夜の鐘の音が鳴り落ちてご迷惑になります。ですから、今年は中止ということで」
住職が述べた結論には、誰も反対しなかった。
「異世界じゃあ、仕方がないか」
「除夜の鐘の文化も知らんのに一方的に鳴らしても、向こうさんの迷惑になるわな」
物分かりが良いというよりも、対処法が分からないから下手なことはできないという意識が強い。年を取るほどに変化を恐れ、結果的に事なかれ主義になる。
逆に、年を取っていなければ、変化を起こして様子を見ようとする。
「あっ、そこの坊主! 石を投げるんじゃない!」
つまらない寄り合いに無理やり連れだされた少年野球団所属の少年にとって、何か面白いことが起きるかもしれない変化球を投げない道理はなかった。
フルスイングで投げつけられた石は鐘に衝突するが、カンッと控えめな音が鳴るばかり。
住職は血相を変えて少年を押しのけ、鐘の中を覗き込んだ。
鐘の中は音が反響する。鐘の中に見える異世界にも反響した音が響き落ちるのだ。
鐘の中の異世界の住人が不安そうに空を見上げている。一部には首を傾げて教会の方を指さす人もいた。
しばらくすると鐘の中の異世界は落ち着きを見せる。
住職はホッとして村のみんなに向き直った。
「とにかく、鳴らすのは禁止です」
音は確実に異世界に届いている。彼らの生活がどんなものかは知らないが、波風を立てるのは良くない。
少年を羽交い絞めにした壮年の男が住職に問う。
「その鐘はどうするんだ? 下ろすのか?」
正直に言えば、鐘は下ろしたい。お焚き上げでもすれば異世界との繋がりが無くなるのかもしれないが、この巨大な鐘を焚き上げるのが難しい。焚き上げたとして、異世界の街が燻されたり熱せられるのも夢見が悪い。
「異世界にどんな影響があるか分かりませんし、このまま放置するしかないでしょうね」
扱いに困る、と遠まわしに言って、住職は寄り合いの解散を宣言した。
※
「何が起こるか分からないんだから、責任が取れないことをするな!」
鐘に小石を投げた件を父に懇々と説教され、少年は部屋に帰った。
ベッドの上に投げ出していたスマホを手に取り、少年野球団のグループチャットに書き込む。
小石の件は説教されたが、鐘の中の異世界について黙っていろとは言われていない。住職も別に隠すつもりはないだろう。隠す気があるなら少年を誘って鐘の中の異世界を見せたりしないはずだ。
いつもはそれほど活発ではないグループチャットにみんなが書き込み始める。鐘の中の異世界に興味津々のみんなから話をせがまれれば、悪い気はしない。
小学校低学年が集められた野球団だ。降ってわいたファンタジーに誰もが好奇心を刺激されていた。
自分も見てみたいと誰かが言い出すのを待っているような、顔色を窺う空気感。すでに外は暗く、家を抜け出せば確実に怒られる時間帯だ。みんな言い出しっぺにはなりたくない。
だらだらと話を続けているうちに解散の流れかと思いきや、とある発言が少年心に火をつけた。
「鐘の中に飛び込めば異世界に行けるってこと?」
実際に鐘の中を覗いた少年でもなければ、鐘の中の異世界が想像つかない。行き来できるなら観光旅行ついでに冒険心を満たせる。
一気に盛り上がりを見せるチャットに少年は苦笑した。
鐘の中の異世界は俯瞰視点。地面までの距離はかなりのもので、重力が働いているなら墜落死は免れない。
少年は一応グループチャットに書き込んでみんなを止めたが、誰も聞く耳を持たなかった。
「まぁ、見て判断ってことで」
少年も一緒に寺に行きたかったが、説教された直後に家を抜け出すのは流石に不味いと自制する。
盛り上がるグループチャットに名残惜しくなりながら、少年は夕飯ができたと呼ぶ母の声に返事をして部屋を出た。
それから一時間ほど経った頃、寺には少年野球団が集まっていた。
みんなでこそこそと音を立てないように寺周りの雑木林を進む。スマホの明かりで地面を照らし、くすくすと笑う声も多い。住職が見回っていればすぐに見つかっただろう。
だが、住職は眠っていた。昨日から鐘の中の異世界や除夜の鐘のことを考えて疲れが溜まていたのだ。
「……あぁ、むりだ。普通に死ぬ」
投手君が鐘の中を覗き込んで残念そうに呟いた。
野球団のみんなも異世界を見て肩をすくめたり「あーあぁ」と残念がったり、反応は概ね変わらない。だが、年暮れの浮ついた空気感とみんなで夜に家を抜け出した集まった非日常だけで十分に楽しい。
このまま帰るのもつまらないなと口々に言いながら、他にすることもないので鐘に背を向けかけた時、誰かが鐘に石を投げた。
カンッと控えめな音が鳴る。
「ばっか! バレるだろ!」
投手君が注意して、周囲を見回す。住職が来る様子はない。
みんなで顔を見合わせた。
度胸試しとばかりにそれぞれが石を拾い始める。
下手投げで控えめに投げるもの、全力投球するもの、傍観するもの、逃げ出すもの。それぞれの反応を見せる野球団の子供たちがカンッ、カンッと控えめに鳴らす鐘の音は夢の中にいた住職を呼び覚ました。
「コラ! 悪ガキ共! 何してんだ!?」
子供たちが蜘蛛の子散らすように逃げだす。流石は少年野球をやっているだけあって逃げ足が速い。
「こんな狭い村で逃げ切れるわけないだろうが! ばかもん!」
住職は声を張り上げる。逃げ切れなくとも逃げなきゃいけない時があると子供たちは全力疾走で雑木林の向こうに消えていった。
下手に追いかけて怪我をさせるのも面倒事になる。住職はつるつるの頭を撫でて呆れのため息をつく。
「まったくもう。大丈夫かね」
鐘の中の異世界が心配で、住職はドキドキしながらそっと覗き込んだ。
子供たちが次々に石を投げていたのだ。どれほどの音が鳴らされたのかは分からないが、さぞ迷惑をかけただろう。
鐘の中には変わらず異世界が広がっている。だが、おかしなことになっていた。
異世界が昼になっている。影が伸びていくのも明らかに早く、異世界の人々や馬車の進みも早送りのようになっていた。
異世界の時間の進みが地球の四倍速ほどになったように思う。
「……鐘を鳴らすたびに時間の進みが早くなる?」
どんな理屈だと首を傾げるが、そもそも鐘の中に異世界が広がっている時点で理屈もなにもありはしない。考えるだけ無駄だ。
それでも住職は考えた。
鳴らすたびに時間の進みが加速するのなら、除夜の鐘を百八回撞いたらどうなるのだろう。
最初は異世界の一日に四度、五度と鳴っていたのが徐々に二日に一回、一か月に一回という周期になるのではないか。
異世界への迷惑を多少軽減できるかもしれない。迷惑なことに変わりはないとしても。
住職は子供たちが走り去った雑木林を振り返る。
「これぞ
しみじみと呟いて、住職は覚悟を決めた。
※
一夜明け、大晦日がやってきた。
住職は朝一で村の老人たちに電話する。
「昨日の今日ですみません。除夜の鐘を今年も決行します。ご参加、よろしくお願いします」
元々大晦日は寄り合い所で宴会をしながら年を越すのが相場だ。彼らの奥さんからも邪魔だから引き取っておいてほしいと言われている。
ただ、鐘撞きに関しては老人方に任せると腰を悪くしてしまうので息子や入り婿を駆りだすものだ。大晦日とあって仕事を入れている者は少ないだろうが、早めに伝えないと人手が集まらない。
「これぞ
「人数次第ですが」
「昨晩、悪ガキどもが迷惑をかけたろう? 罰としてはぬるいかもしれんが、一人一回しっかりと撞かせてやろう。煩悩を払わんといけんのは悪ガキどもだから」
「ははっ、それは良いですね」
人出は確保できそうだ。
住職は受話器を置いて外に出る。
冬の乾燥した空気に息が白く濁りを加える。踏み折られた霜柱のサクサクという音が雀の鳴き声と合唱する。
箒を手に鐘に近付く。周囲を掃い清める前に、住職は鐘の中を覗いた。
あちらでも何かの催事があるのか、街ではパレードが行われていた。異世界の人々が空に向けて祈るように手を組んでいる。
昨夜はお騒がせしましたと謝罪しても届かない。それに、今夜はもっと盛大に鐘を鳴らすことになる。
異世界に砂埃が舞わないよう、注意して箒を動かす。
この後は参加する子供たちに配るジュースと飲み物を買い出しに行って、それから消防団への連絡に――やることは山積みだ。
だが、住職は少しいい気分だった。
「今年も鐘撞きができそうだ」
そこから夜まではあっという間だった。
前日にやる予定だった準備まで今日という日に詰め込んだのだから当然である。
寺にやってくる子供たちのにぎやかな声と大人たちの談笑。年明け間近の明るく晴れやかな空気が寺の敷地全体に満ちている。
先代住職はこの雰囲気が好きで毎年除夜の鐘を開催していた。隣村や町の方からも時折見物客や参加者が来るほどの賑わう行事だ。
だが、今年は前日に中止を伝達したのもあって村の人間しかいない。仕方がないこととはいえ、少し寂しい気もした。
「代わりに異世界の人がいるか」
迷惑をかけるだけだとは思うが、気の持ちようだと割り切って住職は鐘木に歩み寄る。
これぞ
住職は苦笑して、鐘木についた縄を掴む。
「では皆さん、今年も除夜の鐘撞きを行います。最初に私が撞きますので、子供たちは順番に一度ずつ、体重をかけてしっかりと撞いてください」
手本を見せるため、住職は鐘木を引き寄せてから腰を使ってしっかりと鐘に打ち付ける。
ゴーンと重々しい鐘の音が寺を飛び出し村全体に広がった。
思わず耳を押さえる子供たちだったが、昨晩と違って思い切り鳴らしてもいいと分かってそわそわし始める。
壮年の男が少年たちを整列させながら声を張り上げた。
「
「……まだだよ?」
何を言ってるんだこのおっさん、と少年たちは顔を見合わせる。
そんなおっさんは手際よく少年たちに鐘を撞かせていく。
まだ体の出来上がっていない少年たちに鐘撞きは難しい。ゴンと響くこともない衝突音が鳴るばかり。
情けない音が出る度に見物人が口々に囃し立て、少年たちは笑顔で憎まれ口を返す。
しかし、時々上手く鐘を鳴らす少年もいた。
「おぉ、いい音だったな」
「やるじゃん、坊主!」
拍手が巻き起これば少年は片手を空に突き上げて笑顔で次に番を譲る。
野球少年たちが鳴らし終えると、村の他の子どもたちが参加して鐘を撞いていく。野球少年たちの鳴らし方を見て参考にしたのか、いい音を鳴らす子が多い。
除夜の鐘百八回の半分、五十四回で一区切りし、これぞ
鐘を鳴らした子供たちとその親が盛り上がるのを横目に、住職はそっと鐘の中を覗き見る。
当初は野球少年たちのヘタな鐘撞きで音がさほど響かなかったが、後になるほど他の子をまねて上手くなり、音が響くようになっていた。
住職が鳴らした一打目ほどではないにしろ、異世界の住人への騒音被害はどれほどのものか。
覗き込んだ異世界では街の住人がパレードを行っていた。
「もう一年経ったのか」
撞くたびに時間が加速するとは思っていたが、想像よりも早い。
住職は感慨にふけったが、違和感に気付く。
異世界の街で催されるそのパレードが見物人を楽しませるものには見えなかったのだ。
何やら文字を書いた一枚布の四隅を貴族風の豪奢な服に身を包んだ四人で持って広げ、パレードの中心を歩いている。見物人には見えないだろうその一枚布の文字列は住職にも読み取れない。
何が書いてあるのか、想像することさえできない。
読み取る手掛かりはないだろうかと住職は目を凝らしたその時、壮年の男が声を上げた。
「残り五十四回、大人が鳴らすぞ!」
「欲よりも後悔が多い年でした」
「後悔よりも諦念が多い年でした」
「やりたい欲をやれぬ後悔すらも、出来ぬと諦めて……」
せっかく子供たちが盛り上げてくれたのに大人たちは悲観的なことばかりを口にする。
特に食べ盛りの子供を持つ親世代が米が高いと悲嘆ばかりを口にしている。
「重苦しいわ! 早う鳴らせ!」
空気に耐えきれず住職は急かした。
暗い空気を吹き飛ばすような重厚感のある鐘の音が広がっていく。
打ち鳴らされる鐘。その中に広がる異世界はどんな早さで時間が進んでいるのか。
目の前の行事よりも異世界が気になるのは煩悩なのかと、住職は益体もないことを考えた。
最後に壮年の男が高らかに鐘を打ち鳴らす。すさまじい音圧に子供たちがのけぞるほど景気のいい締めだった。
盛り上がりの中で体を動かしたみんなは異世界のことをすっかり失念しているらしく、やり切った顔で鐘の傍を離れていく。
寄り合い所での宴会に向かう老人たち。連れだって帰路に着く親子。
家族や友人に来年を迎えようと動き出す彼らを見もせず、住職は鐘に早足で歩み寄る。
鐘の中の異世界ではどれほどの時間が経ち、街はどうなっているのだろうか。
興味や好奇心の色が強かった。
丸い鐘の底にある異世界に興味が尽きない。
腰をかがめて鐘の中を覗き込んだ時、異世界の街は様変わりしていた。
人々が高速で行き交い、昼夜が目まぐるしく進み、季節すらも数度の瞬きで変わってしまう。
ぎょっとするほど時間の進みが早い。
異世界の街の真ん中が広場のように切り開かれて家々が取り壊されたかと思うと、石の土台が作られ、塔が造られていく。
巨大な、巨大な塔が瞬く間に建造されていく。
空へ、遥かな空へ――住職目掛けて。
「うわっ⁉」
あまりの速さで積み上がり迫ってくる塔に驚いて腰を抜かし、頭に衝撃が走る。
「痛っああぁぁ」
グワン、と情けない音が鳴った。
鐘の淵にぶつけた後頭部を押さえて、住職は涙目で鐘の中を見上げる。
そこにはただ陰に沈んだ鐘の中の暗闇がわだかまっていた。
「……異世界が、消えた?」
後頭部をさすりながら呆然と呟く。
いざ消えてしまうと何もかも、好奇心が見せた夢だったように思える。
「――おーい。百九回目の煩悩住職、でてこーい」
村の誰かの声が聞こえる。
なるほど。百八回の除夜の音を聞いてなお残った好奇心は、ほかならぬ住職の後頭部の一撞きが払ったらしい。
情けなさもあって苦笑しながら鐘の下を出た住職は村のみんなの拍手に混ざる音を聞き分けた。
――カンッ……。
空から降る、小石を鐘に投げつけた時のような控えめな音を――
異世界に除夜の鐘を響かせろ 氷純 @hisumi
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