後書き
好きだったものが離れる時ってあるじゃないですか。
新しい推しが出来たとか、飽きたとか、そうやって好きなウエイトがズレるというか。
ズラした本人(ファンとも言う)はそこまでダメージないけども、された方(所謂、推し)は居場所を一つ失ったのと同義なのかな。
行くのを辞めてしまったのは、本当に体力的な問題なのかな。待っていて下さったのかな。そう思うと何となく罪悪感があります。
あ、神社の話をしてます。
ちなみに私の勤め先のお膝元は、強烈な縁切り系列の神社が近くにあり、切られたり繋がれたりが激しい人生を送ってます。
凄いね!! 伊達じゃないよ!! ○○○○○!!
それで切られた側に対しては、神様的には新しい縁を、居場所をお与えになりそうだけど、そうじゃなかったらどうなるのかなって思って書いた話。
昼間普通に学校や会社行って、
『恋人とかいないし、テレビつまんないし、不景気だし、人生ゴミ。でもまぁ、良いか……』
みたいな人はそもそも寄り付かない。
なんだかんだでこの人生受け入れているし、持ち札で生きていくしか無いって分かってる人だから。
自分の家こそが自分を受け入れてくれる居場所だから。
でもそうではなくて、
家にも学校にも会社にも居場所がない!!
誰でも良いから凭れ掛からせて!!
ダメな自分を受け入れて、『いいよ』って言って!!
そう言う人を何処までも甘やかしてくれる街ってあるんですよ。夜の街とかその典型で。
多額の金さえ払えば、全て許される様な世界。
ぶっちゃけそこでさえ、社会のルールを極限まで甘く、緩くしたあの世界でさえ『居場所がない』っていうのは、本当の意味で居場所がない。
それはある意味、本人が助けて欲しいとさえ、思っていないのかも知れない。
だから皆、居場所がなくて死んでいくんだろうな。誰からも見向きもされないで。
【プロットタイプ】吹き溜まり 秋暁秋季 @Syuugyou-suki
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