第4話短編エピソード(ポジション入れ替わり版)
男女のポジションを入れ替えたバージョンの短編エピソードを作成します。
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### 短編エピソード(ポジション入れ替わり版)
会社の倉庫の片隅。
二人の女性社員が、コーヒーを片手に休憩していた。
「ねえ、ちょっとあれ見て」
一人がくすくすと笑いながら指さす先には、同僚の男性社員がいた。彼は白いバンの荷台の整理に夢中で、こちらに背を向け、腰をかがめて作業に没頭している。作業着のズボンが少しずり下がり、なんとも無防備な姿を晒していた。
「うわ、ホントだ。隙だらけだよね?」
「ねー。ちょっとイタズラしちゃわない?」
悪戯っぽい笑みを浮かべ、二人は顔を見合わせる。
オフィスウェアにパンプスの彼女たち。足音が聞こえないわけはないが、二人はまるでスパイのように、抜き足差し足忍び足で彼ににじり寄った。
「せーのっ…えい!」
一人が思い切り、彼のズボンを作業用の下着ごと一気に足首までずり下げた。
イタズラは成功!…のはずだった。
しかし、次の瞬間、二人は固まった。
「……あれ?」
目の前に現れたのは、予想だにしなかった光景。
そこには、彼女たちのイタズラを歓迎するかのように、誇らしげにそそり立つ「なにか」があったのだ。
「「ひゃっ!?」」
二人は顔を見合わせ、耳まで真っ赤に染める。
自分たちのイタズラが引き起こした、あまりにも正直な反応。
パニックになった二人は、まるで時限爆弾を処理するかのように大慌てでズボンを元の位置に戻すと、悲鳴を押し殺しながら事務所へと逃げ帰った。
一方、作業を終えた男性社員は、
「んー、なんだか腰のあたりがスースーしたな…?」
と不思議そうに首をかしげるだけだったという。
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