③すっきり読みやすい文章を書くには?~接続詞編~

 Q:先生、自分の文章ってなんだかくどいんですよね……😓 どうすれば改善できますか?


 A:あー、その悩み、すごくよくわかる! 実は文章がくどくなる原因のほとんどは、「接続詞の使いすぎ」なんだよ💦





 Q:接続詞って、「しかし」とか「また」とかですか?


 A:そうそう! 「しかし」「また」「それは」「なぜなら」「ところが」みたいに、言葉と言葉をつなぐ単語のことだね。これを使いすぎると、「また接続詞かぁ~」って飽きられやすくなっちゃうんだ😅





 Q:でも、接続詞がないと文章がつながらなくないですか?


 A:そう思うよね。でも実際に見てみよう。まず、接続詞が多い文章がこれ👇



【校閲前】

 俺は水泳が苦手だ。それは、水中で目が開けられないからだ。また、息継ぎも得意ではない。ゆえに、学友たちがプールではしゃぐ中、俺だけ万年日光浴するはめになる。


 しかし、どうにかしなければならない。俺はクラスのマドンナ高畠さんに、バタ足の特訓を願い出た。なぜなら、高畠さんは水泳で全国を目指す、トビウオ選手だからだ。



 悪くはないんだけど……なんだか読みにくくない?😕





 Q:確かに、ちょっとしつこい感じがしますね💦


 A:そうでしょ? 実はこの文章、接続詞を全部削っても成立するんだよ。見てみて✨



【校閲後】

 俺は水泳が苦手だ。水中で目が開けられない。息継ぎもできない。学友たちは、涼しい顔でプールで遊んでいるのに、俺は万年日光浴が専門だ。


 俺はクラスのマドンナ高畠さんに、バタ足の特訓を願い出た。高畠さんは水泳で全国を目指す、トビウオ選手。クラス一の美少女だからって、緊張なんかしてないぞ。



 どう? すっきりして読みやすくなったでしょ😊





 Q:本当だ! じゃあ、接続詞は一切使わない方がいいってことですか?


 A:いや、そうじゃないんだ。むやみに外せばいいわけじゃなくて、場面の転換を示すときには必要なんだよ👍 例えばこれを見て。



【場面転換での使用例】

 俺はクラスのマドンナ高畠さんに、バタ足の特訓を願い出た。高畠さんは水泳で全国を目指す、トビウオ選手。クラス一の美少女だからって、緊張なんかしてないぞ。俺は一念発起して、高畠さんに頭を下げてみた。


 でも、トビウオ姫の返事は冷たかった。「忙しい」の一点張り。高畠さんは席を立ち、つんとした表情で、廊下へ出て行ってしまった。



 この「でも」は必要だよね。状況が変わったことを示してるから🔄





 Q:なるほど! 使うべきところと、使わなくていいところがあるんですね✨


 A:そういうこと! 接続詞は慣れが大事なんだ。たくさん書いていけば、使わなくていい箇所と使ったほうがいい箇所を、うまく判断できるようになるよ📚





 _________

 例題:

 以下の文章から、接続詞のほとんどを削るには、どう書き直せばいいでしょうか?🤔



【元の文章】

「絶対に教えないもん!」

 あろうことか、高畠さんはアッカンベーをして、俺を足蹴にした。

 それからというもの、俺は高畠さんの教室に通い、両手を合わせた。「どうかお願いします!」

 やがて、高畠さんの断る理由がわかった。つまりは、男の前で水着姿になりたくないのだ。

「バカだなお前」

 やがて、親友の佐藤は、焼きそばパンを食いながら、あきれ顔で俺を諭した。



 __________

 解答例:

「絶対に教えないもん!」

 高畠さんはアッカンベーをして、俺を足蹴にした。

 そんな! 俺のハートは、金づちでブッ叩かれてへこんだ。高畠さんは、いじわるなんてしないはず。理由がわかるまで粘ってみよう。

「どうかお願いします!」

 俺は毎日高畠さんの教室に通い、両手を合わせ続けた。

 やがて、高畠さんの断る理由がわかった。男の前で水着姿になりたくなかったのだ。

「バカだなお前」

 親友の佐藤は、焼きそばパンを食いながら、あきれ顔で俺を諭した。



(ポイント)

「あろうことか」→削除。大げさな表現は省略できる

「それからというもの」→「毎日」に置き換えて自然に

「つまりは」→削除。前後の文脈で十分わかる

「やがて」(2回目)→削除。1回目は場面転換なので残す



 接続詞を減らすだけで、文章がぐっと引き締まるよ! ぜひ試してみてね😊✨

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