②一行目で読者の心を掴むには?📝

 Q:先生、「何が言いたいのかわからない」ってよく言われるんです……😔一行目で読者の心を掴むにはどうすればいいんでしょうか?


 A:あー、それはよくある悩みだよね💦 実は文章には「型」があって、それを意識するだけで劇的に読みやすくなるんだ。その基本中の基本が「PREPプレップ法」っていう技術なんだよ📝





 Q:PREP法……? 初めて聞きました🤔


 A:プロのライターや編集者なら100%知ってる業界用語だね。PREPっていうのは、4つの要素の頭文字なんだ✨


 Point(主張)

 Reason(理由)

 Example(具体例)

 Point(主張)


 この順番で情報を並べるだけで、文章がグッと伝わりやすくなるんだよ👍


 例を見せるね。まず、PREP法を使ってない文章がこれ👇





【校閲前】

 月が美しく輝いている。冷たい風が草原を撫で、葉がさやさやと音を立てた。風の中に、ひとりの少女が立っていた。手には剣。彼女の目は鋭く、敵を追いかける。彼女は家族を殺された怒りを鬼に向けた。鬼たちを倒し切ったとき、一人の男が話し掛けてきた。



 悪くはないんだけど……続きを読みたいと思えないよね🤷‍♂️ 何が主張なのかわかりにくい。





 Q:確かに、ちょっとぼんやりしてますね💦


 A:そうでしょ? これをPREP法で整理するとこうなるんだ✨



【校閲後】

 月明かりの下、安藤宮子は剣を振るっていた。戦いの理由はただ一つ。鬼への復讐。

 兄を殺された。母も殺された。家族を守りぬくと心に誓った次の日、最愛の妹に手を出され、宮子の眼球は血に染まった。


 草原を走り、鬼のねぐらを強襲する。剣を真一文字に振るい、鬼たちを次々と撃破していく。

 頭領の体躯を真っ二つにし、紫色の体液が迸ると、どこからともなく拍手が起こった。「やあ、見事な剣術だね、お嬢さん」



 どう? ずっと読みやすくなったでしょ😊





 Q:本当だ! でも、どこがPREP法なんですか?


 A:分解するとこうなってるんだよ📊


 P……宮子は剣を振るう

 R……復讐するためだ

 E……兄と母と妹を殺された

 P……だから宮子は剣を振るう


 最初に「剣を振るっている」という主張を見せて、次に「なぜなら復讐だから」と理由を説明して、「家族を殺されたから」と具体例を示してる。そして最後に「だから剣を振るう」と主張を繰り返すんだ💡





 Q:なるほど……! でも、最後のPって、いつも必要なんですか?


 A:実は、最後のPは省略してもOKなんだよ😉 特に小説だと、二度繰り返すとくどくなることもあるから、状況に応じて調整してね。大事なのは、最初にPを持ってくることなんだ!





 Q:なんか難しそうですけど……本当にプロも使ってるんですか?


 A:もちろん! 例えば夏目漱石の「吾輩は猫である」を見てみよう🐱


「吾輩は猫である。名前はまだ無い」

 →これがP(主張)。自分は名のない猫だと宣言してるね。


「どこで生まれたか見当がつかぬ」

 →これがR(理由)。なぜ名前がないのか? 野良猫だからだよって説明してる。


「薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた」

 →これがE(具体例)。野良猫であるエピソードだね。





 Q:すごい……! 名作にもPREP法が使われてるんですね✨


 A:そう。PREP法は文章の基礎中の基礎なんだ。特に冒頭や場面転換みたいな「ここぞ」っていう場面で使うと効果的だよ💪


 意外と疎かにしがちだけど、意識するだけで文章の質がグンと上がる。ぜひ使ってみてね!

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