「想いは飛ぶ鳥」

抜けるような

青空のもと

目には見えない鳥が

飛び交っている

その鳥は

世界中の空に散らばって

繋がりと言う

細い糸を運んでいく


画面の中で

罵り合う子どもたち

顔も見せずに

顔見知りを

罵り合う

みんなやってる事だから

みんなも同じと安心してる

傷付ける重みを

まだ知らない子供たちが

傷付く怖さを

いとも簡単に

味わっている


こんな事の為に

生まれたわけではない

この鳥たちは

それでもまだ

この世界中の空を

飛び交っている

大人たちに

悪者扱いされて

蔑まされても

絆と言う細い糸を

世界中に

運んでいくのよ

顔は見えなくても

よりたくさんの人に

出会える事

世界中の人と

友達になれる事

それはとても

素敵なことよね


きっと

トーマス・エジソンも

グラハム・ベルも

思いもしなかったわ

世界中の人と

こうやって

つながる日が

来るなんてね


抜けるような青空の下

電波という名の

目には見えない鳥が

今もどこかで

飛び交っている

海を越えて

旅をするこの鳥たちは

言葉の壁をも越えて

絆と言う名の糸を結び

人の思いを届け続けている

そして

人の思いは

飛ぶ鳥となって

ワールドワイドに

人を繋ぐ絆になる


【第39号掲載 「入選」】

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る