概要

近いけど遠い――その距離を、僕は歩いた。
大学生になった水野夏樹は、同じ学部にいる松永晴海に恋をした。隣の教室にいる、キャンパスでよく見かける、メールはたまにする。けれど、それ以上は踏み出せない。「話しかけたい」だけで1日が終わる。
近くにいるのに遠い存在。
そんな中、ひとつの“行動”を決意した夏樹。臆病な心と向き合いながら、少しずつ彼女の隣へ近づこうとするが、そこには思いもよらない過去と現在が交差する。
「どうして、君はそんなに遠いの?」
もどかしい片想いが導くラストに、タイトルの意味が静かに胸を打つ。
――これは、恋するすべての人に贈る、等身大の青春ラブストーリー。
  • 完結済1
  • 9,056文字
  • 更新

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