某オカルト誌、呪い特集
これは某オカルト雑誌の一部である。××神社の宮司、
A県××町、ここにはある呪いの伝承がある。我々はその呪いについて、とある人物に取材を行った。××神社の宮司、T氏である。
××町にある呪いは、ある土地に由来するものだという。神域と呼ばれるその場所に踏み込んだ者は、ある一族を除いて必ず死亡するというのだ。その一族がT氏である。
ーーー神域の呪いについてお聞かせください
『神域の呪い……ですか。そうですねぇ、何から話せば良いでしょうか。まぁ、まずは呪いとは何なのか、そこからお話しいたしましょう』
ーーーお願いいたします
『呪いとは、神罰なのです』
ーーー神罰とは?
『あなたは神域の呪い、とおっしゃられましたよね。ということは、呪いが場所に由来するのはご存知なのでしょう。これは神の御前に立ち入った者が、神の怒りを買い、罰を下されることなのです』
ーーー具体的にはどんな罰なのでしょうか?
『そうですねぇ、具体的、と言われますと難しいのですが、とある病にかかると言われています』
ーーーそれはどんな病ですか?
『カビのような菌糸が体に生え、そこが腐り落ちる、と先先代から聞いております』
ーーーそれでは、神域とはどこにあるのですか?
『誰かが入ってしまうのを防ぐため、具体的な場所はお伝えできない決まりとなっております』
ーーーそこをなんとか……
『……仕方がありませんね。どうせ伝えたところでほとんどの人が入れませんよ。それでもよろしいですか?』
ーーーええ、構いません
『……神域はとある山の中にあります。ただし、ただ入るだけでは神罰を受けません。安心してください』
ーーー何か条件があるのですか?
『……神域を穢すことです』
(特集記事はここで終了している)
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