第3話 駅前、無差別吸血の危機!?
「みなさん、お疲れ様でした~!」
ボクはアルバイトが終わってスタッフルームに。そこには吸血鬼が脚を組んで座っている。異様に伸びた牙。それが全てを物語っていた。
「おっぱい触って良いから血を吸わせて? 小島リョウタさん?」
「ダメです」
ああ、本当はおっぱいを触ってみたい。けれども、血を吸われる。辛いのぅ、辛いのぅ。
「さて、ボクは帰ります。上田さんはどうするのです?」
「あたしも付いていきます」
彼女は満面の笑顔。
「来なくて良いですよ? 吸血鬼さん?」
そう言うボクの言葉は空しく彼女は駅前まで付いて来る。
しかし。
上田セラさんの様子がおかしい。
異様に伸びた牙。何かをぶつぶつ言う。
「血が飲みたい血が飲みたい血が飲みたい血が飲みたい血が飲みたい血が飲みたい血が飲みたい血が飲みたい血が飲みたい血が飲みたい」
ヒエッ。マジかよ。
「こうなったら無差別に血を吸おうそうしよう」
ヒィッ。それはマズい。
「上田さん、もう少し我慢してください! 裏路地に行きましょう? ボクの血を吸おう?」
しかし、上田セラさんは吸血鬼と化していたのだ。
制止を振り切って通行人の女性の首にカプッ。それに気付いた周囲の人々のどよめき。ボクは真っ青になる。
続く
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