第2話 目が覚める

 目が覚める。ここは自宅のベッドの上。


「おはよう。小島さん?」


 ヒエッ。上田セラさんが居る。


「あの、上田さんは吸血鬼なのです?」


 彼女はクックックと笑う。


 あ、これはヤバい。


「そうです。あたしは吸血鬼なのです」


 ボクは立ち上がる。立ちくらみは一切感じなかった。


「どれだけのボクの血を飲んだのですか?」


「ちょっとだけ。大丈夫、ちゃんと加減しています」


 嘘つけ。あんなにペットボトルの血をがぶ飲みしていたくせに。


「おっぱい触って良いから血を吸わせて? 小島リョウタさん?」


 ぐぬぬ。目の前にボインボインがあるのに、触れば血を吸われる。据え膳だった。


「うふふ。気が向いたらで良いです。あたしは帰ります。またね」


「あの、待ってください! 上田セラさんは吸血鬼ですよね? 日光は大丈夫ですか?」


 今は朝だ。吸血鬼は日光も弱点。


「大丈夫です。吸血鬼は進化する。気が向いたら、おっぱい触って良いから血を吸わせて?」


 そう言うと、彼女は家を出た。


 おっぱい、触りたかった。ぐぬぬ。

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