吸血鬼ちゃん♀ボインボイン【短編コン】

野口マッハ剛(ごう)

第1話 むっつりスケベと吸血鬼ちゃん

 ボクは二十歳のフリーター。飲食店でアルバイトをしている。やれやれ、今日も働いた。スタッフルームに向かう。


 それにしても、一つ年上の上田セラさんはボインボイン。いかんいかん、むっつりスケベになっている。


 スタッフルームのドアが半開き。あれ? 誰か居るのかな? そろりと中を確認すると、あの上田さんが何かを飲んでいる。ペットボトルの中身は真っ赤。トマトジュースかな?


「お疲れ様です。上田さん!」


 すると、彼女は全身をビクッとさせる。


「どうしたのですか? 上田さん、トマトジュースを飲むのですね?」


 何だか普段の上田さんとは様子がおかしい。まあいいや。


 何も返事をしない彼女。


「先に着替えますね、上田さん」


 その時だった。


 背後から彼女に押し倒される。


「ちょ、ちょっと!? 上田さん!」


「人間の血が、の゛み゛だい゛!」


 どうなっているんだ!? 普段の彼女とは別人だった。口の中からは異様に伸びた牙。ボクは必死で抵抗する。


 その時だった。


 上田セラさんのおっぱいボインボインに両手で鷲掴みしていた。


 それから上田さんはニターと笑みを浮かべてこう言いはなった。


「おっぱい触って良いから血を吸わせて? 小島リョウタさん?」


 ヒエッ。彼女は吸血鬼?


 カプッ。


 あ、首を噛まれた。


 遠のく意識。


続く

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