ケサランパサラン
ついさっき。明日が始業式のため、部活や授業の準備をしていた。ちょうどその時にスマホがLINEの新着メッセージを通知し、確認すると梟くんから。
「明日1本遅い電車で行くから、隣座ってもいい?」
とのこと。私は嬉しくて「もちろん」と返信した。もちろん梟くんは男の子、私は女の子。以前なら電車を1本ずらしてまで、梟くんは私と一緒に乗ろうと思わないだろう。異性だし。でも今は「恋人」なわけで、幸いにも梟くんは私を可愛がってくれている。
明日から学校が始まって、また嫌な人たちと顔を合わせなきゃいけないと憂鬱に思っていた。けど、その一言で、学校には私を嫌いに思ってる人だけじゃないと考えることができた。
実際そうだと思う、確信はないけれど。仲良くしてくれる人はいる。それだけでいい。
きっと行けば楽しいはず。もうすぐ高校2年生になって、今年の春から梟くんとはコースが違って離れ離れになってしまうけど。今のうちに少しでも、思い出を作りたいなと思う。
そう考えた時に、ふと聞きたくなったのはDECO*27さんの「ケサランパサラン」だった。ちなみに私はDECO*27さんの大ファンである。
いつか嫌われちゃうかもなあと、昨日の「少女A」で明かした通り悩むことはある。けどそれでも彼が好きだから。そんな気持ちが梟くんも一緒だったらいいなあと思ったりするだけだ。
ほんとばかばっかでごめんね。きみが思うより私は悪い子なんだよ。おかしくってごめんね。
でも、きみのためならいい子にだってなれるんだ。
私のそばであったかく笑ってくれたから、こんな私を好きだと言ってくれたから。こんなに幸せなことはないなと思えるくらい、実際めちゃ好きってこと。
ありがとうの気持ちがいっぱいで、早く会ってありがとうが言いたくなってきた。今まで酷い目にあったりしたけど、梟くんのおかげで私はようやく大丈夫になれそうなんだ。
早く明日にならないかな。
会いたいって気持ちが、きみも同じってもしそうだったらいいな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます