第39話 5時間半、降り注ぐ狂気のキス――深夜1時の支配
19:30からずっと須藤は麻里に話しかけながらキスを繰り返していました。
須藤
(唇を離し、麻里の顔を見つめて)
好きって言って
麻里
(心が引き裂かれながら)
好き。。
須藤
大好きって言って
麻里
大好き。。
須藤の要求は、麻里の人格を否定する支配的なものへと変わっていきます。
須藤
(優越感を込めて)
俺に言われなくてもそういうこと言わなきゃダメだよ
須藤
飯嶋さん付き合ったこと少ないもんね。俺は喜ぶよ
麻里は、自分の経験不足を蔑むような言葉にも、謝罪の言葉しか返すことができませんでした。
麻里
ごめんね。。
そして、須藤の嫉妬心が最も核心的な部分に触れます。
須藤
(麻里さんを抱きしめる腕に力を込めて)
俺、多田さんより好き?
麻里
(友人の命を救うため、夫への最大の裏切りの言葉を口にする)
うん、、
須藤の歪んだ自己憐憫と嫉妬は、麻里の結婚という最も大切な現実を冒涜し始めます。
須藤
俺がいるのに何他の男と結婚しちゃってんの?
麻里
(言葉が出せず、小さな声で)
んん、、
須藤
俺は大学の時から好きだったのに...
須藤
俺彼女いたけどさ、お前と再会する前。でも本気で好きなのは飯嶋さんだけなのに
そして、須藤は決定的な言葉を口にしました。
須藤
何他の男と結婚してんの?何浮気してんの?
麻里
(身体が震え、夫への裏切りの現実に絶望する)
んん
須藤は、麻里の拒絶できない状況につけこみ、キスをしながら、これらの言葉を麻里の心にねじ込み続けました。
食事も、お風呂も取らずに、須藤は麻里をキスと病的な承認欲求で支配し続けました。麻里の身体は疲労と倫理的な罪悪感で限界に達していました。
須藤の要求は、広大への明確な比較と、夫婦の絆の破壊へと進んでいました。
須藤
(麻里の唇を離し、切実な目で)
愛してるよ。。飯嶋さん、 飯嶋さんもでしょ?
麻里
(涙を堪え、ただその場をやり過ごすために)
愛してるよ
須藤
(麻里の髪を撫で、満足げに
可愛い。多田さんなんかより俺の方がいいよね?
麻里
うん、そうだね
須藤
(最も酷い言葉を投げかける)
多田さんより俺の方がイケメンだよね
多田さん声変だし
麻里
(夫への悪口にも、拒否権はない)
そうだね
須藤の意識は、麻里の身体と自分の承認へと集中していきます。
須藤
麻里。 俺をもっと見てよ
須藤
もっと唇吸って。
**ちゅ、ちゅう。。 ちゅ。。**という生々しい音が、深夜の部屋に響き渡ります。
麻里
(酸欠と精神的な苦痛で、浅い呼吸を繰り返す)
う、んん、ん、
須藤は、麻里の結婚を**「間違い」として否定し、自分の存在を理想の未来**として麻里に刷り込もうとします。
須藤
(嫉妬と優越感から)
俺が結婚してあげたのに何他の男と結婚してんだよ
須藤
俺と結婚したら毎日たくさんキスしてあげるよ、どう?
麻里
(その言葉が虚しい夢であることを理解しつつ)
嬉しいね。。
須藤
いろんなところ連れてってあげるよ
須藤は、麻里が広大と築き上げた全ての幸福を、自分の歪んだ愛で塗りつぶそうとしていました。
須藤は麻里にキスをしながら以下のことを話しかけていました
須藤
飯嶋さん、もう俺から離れちゃだめだよ。俺を一人にしないで。お願い、ずっとここにいて。
須藤
ねぇ、飯嶋さん。多田さんとこんなに長くキスしたことある? 俺の方が気持ちよくさせてあげられるだろ?
須藤
多田さんは家でなんて呼んでるの? 『麻里』? 俺も麻里って呼んでいい? (ちゅっ) 麻里…
須藤
飯嶋さん、多田さんのどこが好きなの? 具体的に教えてよ。俺の方が勝ってるとこあるでしょ? (ちゅ) 教えて…
須藤
多田さんと結婚して後悔してるんだろ? 本当は俺と結婚したかったんだろ? 今なら正直に言っても許してあげるよ。
須藤
飯嶋さんが俺に優しくしてくれると、俺の病気が治る気がする。飯嶋さん、俺の薬なんだよ。ね? (ちゅっ)
須藤
俺がこんなに辛いのに、多田さんの所に帰るの? そんなの酷いよ。俺を見捨てないで
須藤
このまま朝まで一緒にいようよ。そして、明日から一緒に暮らそう。多田さんには別れてもらう。大丈夫だよ、俺がいるから。
須藤
俺たち、本当は一番お似合いなんだよ。誰も邪魔させない。これから二人でやり直そうよ。飯嶋さん、(ちゅ) そうだと言って…
須藤
ねぇ、俺とキスしてること、誰にも言っちゃだめだよ? これは俺たちだけの秘密。二人だけの愛の証だからね。
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