麻里への気持ち、再暴走
第36話 参った山田
麻里
山田くん、須藤くんどう?
山田
かなりおかしいよ
山田くんは、須藤の病状が投薬治療では改善せず、**「麻里に会いたい」**という依存が強まっていることを伝えました。そして、最も衝撃的な事実を打ち明けました。
麻里が山田くんからの衝撃的な報告を受けた一方で、広大は、献身的に須藤を支える山田くんの負担を心配していました。
二人は、自宅の風呂に一緒に入りながら、須藤と山田くんの状況について話していました。
広大
山田さん可哀想じゃない?いいの?
麻里
うん、、山田くんからおかしくなってるって聞かされて、、
麻里は、山田くんが**「かなりおかしい」**と報告してきた詳細(「麻里とエッチしたい」という発言など)については、広大にはまだ伏せ、須藤の病状の深刻さだけを伝えていました。
広大は、須藤が負ったトラウマの深さを理解しようとしました。
広大
襲われちゃったらそうなっちゃうのかもね、
広大は、須藤の性被害に深い同情を示しました。そして、ふと須藤の過去の姿について麻里さんに尋ねました。
広大
てか大学の時の須藤さんってどんな人だったの?
麻里は、**「恋の鳥」**の魔法にかかる以前の、客観的な須藤の姿を語りました。
麻里
須藤くんは昔はもっとまともだったよ。。
女子からモテてたし。私と違ってみんなからちゃんと好かれてたと思う。。
麻里さんは、いじめられっ子であった自分と、人気者であった須藤を比較しました。しかし、今やその須藤が、過去の自分の悪意の連鎖に巻き込まれ、精神を病んでいるという事実に、麻里の心は複雑に揺れていました。
広大
山田さんそろそろ解放させてあげたいよね...
麻里
そうだね...私...どうにかしてあげたいな
広大と麻里は、須藤の悲惨な状況について話し合いました。麻里は、**「須藤は麦とのことがなければ正常でいられた」**という事実を理解し、一連の事件の責任の一端を背負っていると感じていました。
広大は、麻里の心にある罪悪感と救いたいという思い、そして須藤の病的な依存が麻里の存在を求めているという現実を受け入れました。
広大
麻里、須藤さんに会いに行く?
広大の言葉は、嫉妬や不安を乗り越えた、究極の許しと献身でした。彼は、須藤を救うことが、自分たちの過去の清算にもなると理解していました。
麻里
うん、行ってみる。何とかしてあげたい!
麻里は、須藤の状態とキャリアを守るため、そして自分の心にけりをつけるため、広大の許可のもと、須藤と会うことを決意しました。
麻里は、広大の優しさに感謝し、二人の愛が須藤への依存よりも遥かに強いことを確信しました。二人は、**「広大と麻里の夫婦」**として、山田くんに連絡を取りました。
麻里
山田くん、私、、明日お見舞い行くよ、、
だから山田くんはもう大丈夫だよ
山田
ありがとう、、麻里ちゃん、、
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