第24話 須藤に接触...1
麻里の口から、須藤の家で夕食とセックスをしていたという残酷な告白を聞いた広大は、事態の異常さを痛感しました。
彼は、妻も自分と同じように「恋の鳥」の魔法にかかっていること、そして、その魔法を麻里さんの同僚である須藤凌一が利用していることを確信しました。
広大は、須藤が自分より二つ年上であり、職場の上下関係からも気が引けましたが、麻里さんを救うためには行動するしかないと覚悟しました。
広大
(あの人とっつきにくかったし関わりたくないんだよな...でも被害者は俺の方だし。怖いなと思いつつ、やるしかない)
広大
(麻里と木村さんの部署にいる須藤さん、、
あ、須藤さんの社内アドレスこれか)
広大くんは、とある平日、須藤凌一の社内メールアドレスを調べ、メッセージを送ることにしました。
差出人: 多田広大
宛先: 須藤凌一
件名: 【重要/至急】飯嶋麻里さんの件について
須藤凌一様
お疲れ様です。多田です。
突然のメール、失礼いたします。
件名にもあります通り、妻である飯嶋麻里さんのことで、至急、あなたと二人きりでお話させていただきたいことがあります。
あなたと麻里さんが現在どのような関係にあるか、私も麻里さんから聞いています。そして、この状況が極めて異常であること、そしてその原因が、最近話題となっているある超常的な現象によるものであることも、私は理解しています。
このままでは、麻里さんの精神状態、そしてお互いのキャリアにも重大な支障をきたします。私は、あの魔法が解けました。
お互いに感情的にならず、この状況を解決できるのは私たち二人だけだと考えています。
恐縮ですが、月曜日(出社日)の業務終了後、誰もいない場所で会っていただけないでしょうか。時間はあなたの都合に合わせます。
ご返信お待ちしております。
多田広大
広大
(妻の不倫相手にこんなメール送るなんて思ってもなかった人生だよ、、
こんな感じかな?aiに文面考えてもらった...
広大
(研修の時、感じ悪いなと思ってたけど...
ヤバい奴だったんだな
麻里は広大が須藤を呼び出そうとしていると知らずに須藤の家に退勤して遊びに来ていました
須藤は、魔法の効果で広大が全く嫉妬せず、むしろ麻里を明け渡すだろうと高を括っていたため、このメールに激しく動揺しました。
須藤
飯嶋さん...実は多田さんにこんなメールがきてたんだよ今日...
須藤
俺、訴えられるのかな、、
しかし、麻里は「恋の鳥」の魔法にかかっているため、広大への愛情も警戒心もなく、須藤くんを守る姿勢を示しました。
麻里
何これ?広大うざいね
麻里
私もその話し合い行くから
麻里は、広大のメールを「邪魔な夫からの嫌がらせ」程度にしか思っていません。
そして、須藤の不安を解消するため、3人で直接話し合うことになりました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます