第3話 てつけん
てつけん。
それは鉄道研究会の略で彼が考えた。
そしてひらがなにしたのは。ひらがなの方が柔らかい。かわいい雰囲気があり気に留めてくれる人が増えるのではないかと思ったから。
ちなみにこのてつけん。
何をしてるのかというと、主な活動内容はイベント事での鉄道模型の発表である。
発表と言っても作品を作り発表会に出す。というのではなく。誰かが楽しめるように鉄道模型のレイアウトをそのイベントの場所で作り。誰かを楽しませている。
イベントがないときはサークルに割り当てられている部屋がありその場所でジオラマ。レイアウトつくりをしたりしているサークルである。
そのため本物の電車に乗りに行く――などという事はしていない。鉄道研究会の略で彼が考えた。
そしてひらがなにしたのは。ひらがなの方が柔らかい。かわいい雰囲気があり気に留めてくれる人が増えるのではないかと思ったから。
ちなみにこのてつけん。
何をしてるのかというと、主な活動内容はイベント事での鉄道模型の発表である。
発表と言っても作品を作り発表会に出す。というのではなく。誰かが楽しめるように鉄道模型のレイアウトをそのイベントの場所で作り。誰かを楽しませている。
イベントがないときはサークルに割り当てられている部屋がありその場所でジオラマ。レイアウトつくりをしたりしているサークルである。
そのため本物の電車に乗りに行く――などという事はしていない。
鉄道模型を日々作る。イベントがあればそこに出向くのが活動内容である。
主な活動場所の多くは町のイベント。または児童館などが多かったりする。
が。
現在このサークル。彼1人である。
数年前はそれなり人が居て、それこそ彼がサークルに入った時は細々としつつもいつも賑やかだったが。気が付けば彼1人。
そのためサークルとして維持が通常ならできないのだが――。
この大学の「てつけん」ひそかな人気があり。
地域からは大変重宝されていたりするすごいサークル。
それもあり特例で部員数1名でもここ数年維持されている。
さらにさらに1人でありながらちゃんと活動もしていた彼。
活動履歴のないサークルももしかするとある中。
このてつけん。活動履歴はかなりあったりする。
なのに――彼1人。
何故か部員が集まらないサークルだった。
(主に彼のキャラ。本人が気が付いていない『ブヒィ』の癖がちょっとだけ問題だったりする気もするが。近寄ってみたいが近寄れない雰囲気がやはりある。いや、あとそもそも最近ではサークルに入る人が減っているのもあったり。そもそも学生数が少なくなっているのに、サークルの数は変わらず――取り合い?になっているのかはわからないが。他の要因もたくさんあるだろう)
そんな人の集まらないサークルだが。
彼はこの時期必死に仲間集めをしている。
「一緒に。子供たちを楽しましょう――ブヒッ」
「お試しでもどうぞ――ブヒッ」
何かきっかけがあれば人が集まりそうな雰囲気はある。
しかし――今のところどうしても彼に近寄っていく人がいない。
けれど彼は声を出し続ける。
今年もまた0かもしれない。
けれど、自分の代でこのサークルを閉めるつもりは一切なかった。
楽しみにしてくれている人のために――。
何年かかろうと彼は後継者を必ず見つけるつもりだ。
「何も知らなくても大丈夫――ブヒッ」
「少しでも興味があれば――ブヒッ」
今日も彼は頑張る。
そしてもしかすると来年もまた頑張っているだろう。
ちなみに彼。
何度でも言うが。目立つ。
見た目も目立てば、癖も目立っている。
それは通常の活動中もなので――。
もしかすると、彼が行った先で彼を見たお客さんが彼のことを覚えているかもしれない。
そしてそんな彼のしていることに興味を持った人がいるかもしれない。
「――」
離れたところからちらちらと彼を見ている人は――実際にはいる。
いるのだが――つながらない。
きっかけがあと1つあれば。
何かが始まるかもしれない。
それこそこの彼中心に何かが始まりそうなのに――今はまだ彼1人だけ。
周りを巻き込めては――。
「――お願いします――ブヒッ」
「――あ、あの」
「えっ?」
が。
彼が仲間つけん。
それは鉄道研究会の略で彼が考えた。
そしてひらがなにしたのは。ひらがなの方が柔らかい。かわいい雰囲気があり気に留めてくれる人が増えるのではないかと思ったから。
ちなみにこのてつけん。
何をしてるのかというと、主な活動内容はイベント事での鉄道模型の発表である。
発表と言っても作品を作り発表会に出す。というのではなく。誰かが楽しめるように鉄道模型のレイアウトをそのイベントの場所で作り。誰かを楽しませている。
イベントがないときはサークルに割り当てられている部屋がありその場所でジオラマ。レイアウトつくりをしたりしているサークルである。
そのため本物の電車に乗りに行く――などという事はしていない。鉄道研究会の略で彼が考えた。
そしてひらがなにしたのは。ひらがなの方が柔らかい。かわいい雰囲気があり気に留めてくれる人が増えるのではないかと思ったから。
ちなみにこのてつけん。
何をしてるのかというと、主な活動内容はイベント事での鉄道模型の発表である。
発表と言っても作品を作り発表会に出す。というのではなく。誰かが楽しめるように鉄道模型のレイアウトをそのイベントの場所で作り。誰かを楽しませている。
イベントがないときはサークルに割り当てられている部屋がありその場所でジオラマ。レイアウトつくりをしたりしているサークルである。
そのため本物の電車に乗りに行く――などという事はしていない。
鉄道模型を日々作る。イベントがあればそこに出向くのが活動内容である。
主な活動場所の多くは町のイベント。または児童館などが多かったりする。
が。
現在このサークル。彼1人である。
数年前はそれなり人が居て、それこそ彼がサークルに入った時は細々としつつもいつも賑やかだったが。気が付けば彼1人。
そのためサークルとして維持が通常ならできないのだが――。
この大学の「てつけん」ひそかな人気があり。
地域からは大変重宝されていたりするすごいサークル。
それもあり特例で部員数1名でもここ数年維持されている。
さらにさらに1人でありながらちゃんと活動もしていた彼。
活動履歴のないサークルももしかするとある中。
このてつけん。活動履歴はかなりあったりする。
なのに――彼1人。
何故か部員が集まらないサークルだった。
(主に彼のキャラ。本人が気が付いていない『ブヒィ』の癖がちょっとだけ問題だったりする気もするが。近寄ってみたいが近寄れない雰囲気がやはりある。いや、あとそもそも最近ではサークルに入る人が減っているのもあったり。そもそも学生数が少なくなっているのに、サークルの数は変わらず――取り合い?になっているのかはわからないが。他の要因もたくさんあるだろう)
そんな人の集まらないサークルだが。
彼はこの時期必死に仲間集めをしている。
「一緒に。子供たちを楽しましょう――ブヒッ」
「お試しでもどうぞ――ブヒッ」
何かきっかけがあれば人が集まりそうな雰囲気はある。
しかし――今のところどうしても彼に近寄っていく人がいない。
けれど彼は声を出し続ける。
今年もまた0かもしれない。
けれど、自分の代でこのサークルを閉めるつもりは一切なかった。
楽しみにしてくれている人のために――。
何年かかろうと彼は後継者を必ず見つけるつもりだ。
「何も知らなくても大丈夫――ブヒッ」
「少しでも興味があれば――ブヒッ」
今日も彼は頑張る。
そしてもしかすると来年もまた頑張っているだろう。
ちなみに彼。
何度でも言うが。目立つ。
見た目も目立てば、癖も目立っている。
それは通常の活動中もなので――。
もしかすると、彼が行った先で彼を見たお客さんが彼のことを覚えているかもしれない。
そしてそんな彼のしていることに興味を持った人がいるかもしれない。
「――」
離れたところからちらちらと彼を見ている人は――実際にはいる。
いるのだが――つながらない。
きっかけがあと1つあれば。
何かが始まるかもしれない。
それこそこの彼中心に何かが始まりそうなのに――今はまだ彼1人だけ。
周りを巻き込めては居ない――が。
彼が仲間。金の卵――いや、彼にとっては普通の卵でも全く問題ないが。
彼が卵を見つけるのは――すぐそこかもしれない。
「――お願いします――ブヒッ」
「――――あ、あの」
「えっ?」
チラシを配る彼に後ろからかかる声。
彼が振り向くと――。
長年彼が活動していればいつかは実を結ぶ。
それはどこかで彼が活動した時にいた子供かもしれない――。
ところで彼は何年生なのだろうか?
そういえばだが。見た目はかわいらしいが――よくよく考えると。何やら長い間この大学に居るような……?
――まあ彼にとってはそんなこと大したことではないのだが。
これはまだ彼が1人だった時の。何かが始まる前の物語。
了
今はまだ主人公になれそうにはない彼は今日も目立つ くすのきさくら @yu24meteora
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