読ませる描写が見事で見習いたい。

タイトル通り「雨上がりにベランダに出た」だけの詩なのに、しめった風に身体がなぞられる感覚、晴れの日が明るすぎてなんとなく不安な気持ち、猫が陽だまりで心地よさそうに目を細める瞬間、などいろんな情報がつめられている。

世界にはこんなにも五感を震わすものが存在するのか。
それに気づかなかったことに気づかされました。

私もこんな詩を書いてみたい。
そう思わされました。