第3話 OFF THE RECORD, MISS GOLDMAN

 マッキネンを仕留めたマギーは、横倒れになっているベータRRTのコクピットをドゥカティMHRで軽く踏んづけた。

 これで、マッキネンは外には出てこれない。


 敵のCFを見事に討ち取ったとはいえ、マギー自身は十七歳の女子高校生だ。

 コクピットから飛び出してきたマッキネンを相手にMHRでやったように立ち回る自信は無い。


 コード・フレームワークCFのコクピットは胸部から腹部にかけてフレーム内にマウントされた、動力炉とコクピットブロックが一体化しているコード・ユニットにある。


 またコード・ユニットにも実際は細かい部分があるが、大まかには動力炉のコード・コアが収まっているユニット上部のユニット・ヘッドとコクピットブロックが収まるクランクケースで構成される。


 別にクランクシャフトやシリンダーなんてレシプロエンジンのパーツが入っているわけではない。

 本当にただのコクピットブロックなのだが、なぜクランクケースなどと呼ばれているかは定かではない。


 なんでも、形状そのものが現実に存在したオートバイエンジンのそれに酷似しているからだという。

 そのクランクケースのハッチの開閉機構上、横から押さえつけられるとハッチは開かない。


 予防措置の後、マギーはコクピットハッチを開き昇降用ワイヤーを使って降りると、手に持った装置―― エスケープキャンセラーをベータRRTに取り付け、ギルドのバウンティコードを打ちこんだ。

 これでマッキネンは仮想現実からのログアウトがキャンセルされる―― 完全に袋の鼠というやつだ。


 「はい、お仕事完了」


 途端にどっと疲れたがでた。

 正直、手足が重い。


 マギーは「ふぅー」と形の良い唇から、ため息を一つ吐き出すと、腕を組んで仕留めた獲物の機体に寄りかかった。


――


 その後、しばらくすると静かだったベイサイドは警察でごったがえすことになった。


 五分もしないうちにミッドシティ方面から警察の小型車両ライナーポッド、いわゆるポリスポッドがサイレンを鳴らし、赤色灯を輝かせながら列をなして押し寄せてきた。


 ついで、メサイア製CFであるR−1250 RTーP、ポリスハマーと呼ばれるSWAT仕様のハマーが五機急行し、MHRとベータRRTを包囲する。


(どうせ普段は壁の下なんて見向きもしないくせに…… 終わった途端これだよ、ったく――)


 いつものこととはいえ、マギーは呆れ返っていた。

 だが、連中が回らないから自分たちに仕事が回ってくるのも事実だ。

 それに、警察の全てが壁の下に無関心なわけではないことも知っている――。


 無駄金使いという言葉は心の奥にしまって、包囲のサーチライトに照らされたマギーは素直に両手をあげ、無抵抗を示しながら警官隊に進み出た。


 マギーがギルドの登録証を見せ、バウンティーコードを伝えると、包囲はあっさりと解かれた。

 すぐに寧々のトレーサーG9が合流し、その後、フリーズのサンダーソニーも上空にその巨体を現した。


 流石にこんな街中の低空で巨大で真っ白なライナーが飛んできたのには警官達も驚き、ざわついた。

 そんな中、武装したSWAT隊員たちの列が割れ、その間をブロンドの髪をオールバックに撫で付けた、スーツにコート姿のいかにも刑事といった風体の男が悠々と歩いてきた。

 男は辺りを見回すと、浮ついた空気を一喝した。


「何をしてる? さっさっと仕事しろ! マルヒのガラは確保したのか!?」


 ざわついていた警官達はすぐに自分たちの持ち場へと集中していく。


 部下を一括した男は、面長で長身だが、スーツの下はそれなりに鍛えられているとわかる。


 それは、マギーのよく知っている顔だ。

 トランシスコ・ベイ市警察局のショーン・グレゴリー・ヒッケンボトム警部だ。


 そのヒッケンボトムは、マギーを一瞥すると右手を目頭に当て、軽く頭を振った。

 そんなヒッケンボトムの様子を見ながら、マギーは頭の後で手を組んで、視線を外してすっとぼけた。


 一人の警官がそんなヒッケンボトムの近くに近づき、耳元で何かを伝える。


「――わかった、俺から言う。 お前たちはマッキネンを抑えたら速やかに撤収しろ」


 警官が敬礼すると足早に去っていった後、ヒッケンボトムはギロっと、鋭い目をマギーに向けた。


「おいっ!」


「うわっ、やっぱきたよ……」とマギーは頭の後で手を組んだまま苦笑いした。


「容疑者が確保できん。 さっさとCFをどけてくれ」


「はーい、はい」


 生返事で返したところに、マギーの後に寧々が走ってきたがヒッケンボトムの姿を見つけると露骨に顔を顰めた。


「げっ! オッサン来てるし……」


「オッサンじゃない! 警部とよべ! それとあのライナーも引っ込めろ。 許可は出したがいつまでもこんな場所で飛ばすんじゃない」


「なんだよ! あたしらが捕まえたのにさぁ。 言い方、理不尽ジャーン!」


 寧々が抗議の声をあげると、ヒッケンボトムがさらに反撃する。


「あのなぁ、どういうわけか監視網がズタズタとかいう報告が上がってるんだがなぁ? なんでだろうなぁ?」


 途端に寧々が固まった。


 小さく「やっべぇ……」と呟くのがマギーには聞こえた。


「――ちょっと、警部さん、やめてくんない」


 部の悪い寧々を助けるためにマギーは今度は腰に手を当て、ヒッケンボトムの前についと出ると、まっすぐにその目をみた。


「もういいでしょ。 MHRをどけたら、あたしらは、このままサンダーソニーで帰るから」


「ダメだ」


 真正面からマギーの視線を受け止め、ヒッケンボトムは返した。


「後で、署に来い。 俺のところだ、わかったな」


「はぁ? 嫌よ。 何しに来いってのよ」


「さっきも言ったが、色々とキナ臭い報告が上がってきていてな。 話を聞かせてもらえないと報酬が渡せんのだよ」


 明らかに意地悪い物言いに、マギーはヒッケンボトムを睨み返した。

 その視線を受け止めたまま、ヒッケンボトムは寧々を指差して続けた。


「いいか、お前ら三人でくるんだ。 わかったか? マッド・カプセルバニー?」


 ヒッケンボトムの剣幕に寧々は「ヒィ……」とマギーの背中に隠れた。


 ヒッケンボトムは言いたいことだけ伝えると、踵を返して去っていった。

 その背中をマギーはブゥと頬を膨らませて、忌々しく見送った。


――


 一時間ほど後、マギー、寧々、フリーズの三人は、ヒッケンボトムの指示に従い、行政区のミッドシティにあるトランシスコ・ベイ市警本部に訪れていた。

 オフィスへと通された三人は廊下にあるベンチに座っていた。


「三人そろって来い、て…… なんでウチまで呼ばれなあかんの? ウチ、ちゃんと許可もろてライナー降ろしただけやろ?」


 ベンチの左端で肘当ての上で頬杖をついて、そうフリーズは不満を漏らした。

 

 薄緑色をしたキルティングデザインのダウンジャケットを着て、体にピッタリと密着したよう、なこれまた艶かしい光沢を放つ、黒いエナメルパンツの足を組み直した。


「オッサンが三人ってご指名だからしゃーねーじゃん。 マッド・カプセルバニーとか、念押しやがってさぁ……」


 そのベンチの反対側で、至るところに缶バッジやピンズをじゃら着けしたド派手な黄色と黒のジャンパーにデニムのホットパンツ姿の寧々が、肘当てにデロンと身を預け、ダレながらごちた。


「つーか、呼んどいて待たせるか無くない? ドックにライナー戻してからきてるのに、何チンタラやってのよ」


 二人の真ん中で腕と足を組んだマギーが文句を言った。

 黒いボディスーツの上に真っ赤なライディングジャケットを羽織り、赤いメッシュの入った長いブロンドを束ねる黒いリボンはまるで兎の耳のようにも見える。

 そんな派手な三人に、行き交う署員たちが通り過ぎるたびに、チラチラと目を向けた。


 トランシスコ・ベイ市警本部は米国の警察を参考に組織され、市警本部を中心に三十二の分署が存在し、24時間体制で運営されている。

 特に市警本部ともなれば昼も夜も関係なく、性別も様々な署員が行き交っている。

 

 それに行き交っているのは、署員だけではない――。

 三人が廊下のベンチで待っているちょっとした間だけでも、中々のラインアップが通り過ぎていった。


 いかにもな、イカつい刺青だらけの男たち――。


 露出の激しいパッツンパッツンの服に身を押し込めた女たち――。


 虚な目をして涎を垂らしながら、ブツブツと何かを呟きながらヨロヨロと歩く、自分たちと歳の変わらないであろう男――。


 皆、手にエスケープキャンセラー付きの手錠をかけられている。


(まったくさぁ、これのどこがインター・ヴァーチュアの最新式都市なわけよ?)


 学校の歴史で学ぶ、かつての現実の大都市にあったという光景とまるで変わらないのではないだろうか――。

 ここに来ると、こうやって、自分の住む街の薄汚れた現実を見ることになる。


 だからマギーは夜の市警本部に来ることをあまり好んではいない。


 そんな中にチラチラと、やけにフリーズの方を見ている男の警官がいた。

 制服も新しく、歳も若い。

 新人だろうか?


 そんな男に気づいたフリーズは狐のお面のような笑顔を作って、小さく手を振って見せた。

 それに気づいた男は一瞬、ビクッと体を震わせたかと思うと、顔を赤らめてそそくさと走り去って行った。


 その様子を見て、察したマギーと寧々は「うわぁー」という表情を貼り付けてフリーズの顔を見た。


「ちょっとぉ――。 ブリーズ、あんたさぁ、まーた、オッパイで問題解決したわけ?」


 マギーは顔に似合わずとんでもなく強引な友人の顔を見ながら呆れた。


「人聞きの悪いこと言わんといて。 緊急事態やったんどすえ。 それに下着までに決まってますやろ? ウチ、ただ無視されとったさかい、ちぃと興味ひいたはっただけどす」


 フリーズはさっきの表情のままだったが声色だけは不機嫌だった。

 顔には出さず毒だけは吐くのがこのフリーズという少女だ。


「それにウチ、子どもには興味あらしまへんし。 五歳の甥っ子と一緒にお風呂入るようなもんどす。 そやのに、なんでそない恥ずかしがる必要あんのえ?」


 しかもこの価値観だ。


「あーあ、あのオマワリさんかわいそぉ」


 これには普段エキセントリックな寧々も辟易した


「あれ、うちらより年上だよぉ。 それが、五歳児扱いされた上に、いざともなれば『うちに、はよして欲しかったら見せぇ、言わはったんどすぅ〜』とか言う気だし―― 罠付きかよ。 エグゥ」


 三人がそんワイワイとやりとりをしていると、オフィスの隅にある取調室のドアが開いた。

 中から、青白いツナギ姿の背の高い、白人の男が警官に背中を押されながら出てきた。


 禿頭で、鍛えられたマッチョな体、なかなかの強面だ。

 年齢は二十代後半といったところだろうか?

 やはり、その手には手錠がかけられていた。


 とんでもなく不貞腐れたその顔をマギーたちは、手配写真で嫌というほど確認していた。

 今回の騒動の元、マッキネン・ジモネだ。


 警官に連れられ、トボトボと歩くマッキネンが、マギーたちに気づいた。


 市警本部のオフィスには場違いな三人の若い少女たちの姿を見て、マッキネンは訝しむように立ち止まった。

 補導された子供と見えなくもないが、それにしては態度が太々しくて、自由すぎる姿に違和感を感じたのだ。

 

 そして、真ん中に座る真っ赤なレーシングジャケットを着るマギーを見ると、しばらくして肩を震わせ、怒りに顔を歪ませた。

 どうやら気づいたらしい。


「まさか、俺様がこんな小娘に……」


 そんな小さい声がマギーの耳にも聞こえた。

 マギーはわざと、マッキネンにニタリとした顔を向けてやった。


「このぉ!」


 ただならぬ雰囲気のマッキネンに気づいた警官が、慌てて、背後からハガイジメにする。

 怒声をあげて暴れ始めたマッキネンにさらに二人の警官が組みついて静止した。


 慌ただしくなった廊下へと、取調室の中からヒッケンボトムが姿を現し、その光景を目にした途端だった。

 

 スーツ姿とは思えない素早さで、ヒッケンボトムは一瞬で間合いを詰めたかと思うと、まっすぐと高級なブラウンのダブルモンクストラップシューズの左のかかとをマッキネンの顎めがけて叩き込んだ。


 綺麗に伸びた足が顔面を串刺しにしたかのようだった。

 次の瞬間にはマッキネンはグニャリと膝から床に崩れ落ちた。


 相手が意識を失ったことを確認すると、ヒッケンボトムはゆっくりと、綺麗に高く振り上げた足を床に降ろし、また部下たちを一喝した。


「このクソ野郎をいつまでも俺の前に晒すな! さっさと連れていけ!」


 警官たちはヒッケンボトムに敬礼をするとぐったりとして白目を剥いた大男のマッキネンの体を三人がかりで引きずっていく。


「おーっ…… おっかねぇー。 フリーズさぁ、あんたの好みってオッサンみたいのじゃなかったっけ?」


 寧々のそんなフリをフリーズは自分の爪を見ながら受け流す。


「ウチ、妻子持ちはんはお断りどすえ」


 ヒッケンボトムは取調室の先にある自身の執務室のドアを開くと、マッド・カプセルバニーの三人に目を向け、無言で入れと促す。


 マギーは、ため息を一つつくとベンチから立ち上がった。


「ほら、二人とも。 行くよ――」


 寧々とフリーズも嫌々という態度を隠しもせずベンチから立ち上がり、三人はヒッケンボトムのオフィスへと向かった。


――


 さらに三十分後―― 再び、ヒッケンボトムの執務室の扉が開くと、寧々とフリーズは、げっそりしたうんざり顔で出てきた。


 ネチネチとした説教は完璧なまでに裏を取られ、それがいかに危うい行為で…… いや、むしろ完全に真っ黒な手段を使ったことを知っていると仄めかされた。

 

 さらには年頃の娘の貞操観念に関して、親のことまで持ち出した上に、ド直球で、ド正論の倫理観でガミガミ言われたのだからたまったもんじゃない。

 

 そして結論は学校で真面目に勉強しろと言われた挙句に、報酬を半分に減らされる結果になった。


 同じく、『もうやってらんね』と部屋から退散しようとしていたマギーをヒッケンボトムが呼び止めた。


「ちょっと、待て。 お前にはまだ話がある――」


 ヒッケンボトムの顔を一度睨むと、マギーは先に部屋を出た二人に「ゴメンッ」とジェスチャーをすると部屋に戻りドアを閉めた。


 目が合うとヒッケンボトムは広いデスクの立派な椅子の上から切り出してきた。


犯人ホシを煽るのは、ホントに勘弁してもらえませんか、


「その呼び方はやめてって言ってるでしょ、


「ああ―― スマン、スマン。 流石に嫌味だったな。 悪かったよ、マーガレット、やめよう」


 マギーの切り返しに、ヒッケンボトムは参りましたとばかりに手を挙げた。


「でもなぁ、君に何かあれば、俺はおまえの、お爺さんに怒られちまうってのはわかるだろ?」


 そのセリフを聞いて、こりゃ徹底抗戦だと、マギーはデスクの前の椅子に腰を下ろした。

 これなら、二人には先に帰ってくれと言えばよかった……。


「それもやめてよね。 ギルド始めてからどれだけ立ってると思ってるの? いまさらお爺ちゃんグランパのこと持ち出さないでくれる」


 そう言い放ち椅子に座った、十七歳の少女。

 ピタッと体のラインの出るボディスーツに、真っ赤なド派手なライディングウェアとブーツ――。


 数年前まではおとなしくてしおらしい、お嬢ちゃんだったのにどうしてこうなったと――。

 

 あのころと同じなのは、長い髪を束ねたリボンだけだなと、ヒッケンボトムは広い背もたれに体を預けて思った。


 まあ、健康的な小麦色の肌の色と、この猛々しい雰囲気は彼女の母親そっくりではある。

 それに、独善的ではあるが、真っ直ぐな正義感と、それに負けず嫌いなのは父親の気質だ――。


「あのなぁ、それだけじゃないぞ。 俺はなぁ、一応これでも君の両親の遺言で指定された後見人だ、わかるよな?」


 痛いところ突かれてマギーは言葉を詰まらせた。


 ヒッケンボトムの言う通りだ。

 今は亡きマギーの両親の遺言状で、成人前に自分たちに何かあった場合には彼女を託すと彼は指定されていたのだ。

 

 さらに唯一の親族であり、多忙である彼女の祖父からも信任されている。


 ようするに、ヒッケンボトムは現在、事実上のマギーの保護者ということになる。


「だから、怪我されたら困るんだよ。 今日のグラウンド・ラインでのチェイスはかなりやばかったろ?」


「そんなことないもん!」


「嘘つけ。 オマエ、最後は山勘でパワースライドしてただろうが」


 こっちもお見通しだ。


 ヒッケンボトムはトランシスコ・ベイ警察局の警部になる以前はメサイアのセキュリティ部門・戦略室――。

 すなわちメサイアのセキュリティアーミーの中枢で仕事をしていた軍人であり、プロのコード・ライダーだった。


 マギーにとってヒッケンボトムは仕事上の取引先上司であり、保護者であり、コード・フレームワークCFの師匠―― そういう複雑な関係だ。


「マーガレット・マジーン・ゴールドマン……」


 ヒッケンボトムは口答えできず、完全に膨れっ面になった友人の娘をわざと、フルネームで呼んだ。

 その彼女の姓であるゴールドマンはメサイアのCEO、ラリー・ゴールドマンものだ。


 メサイアが運営するテリトリーの市警本部に勤めるヒッケンボトムにとっては彼女は雇い主の孫娘であり、今亡き友人達の忘れ形見なのだ。

 彼にはマギーから毛嫌いされても、鬱陶しがられても関わる義務がある。


「細かい話はまた今度だ。 最後にこれだけは言っておくぞ……」


 有無を言わさぬ口調で、マギーを指さして、ヒッケンボトムは宣言した。


「今後、俺のデスクのファイルから仕事のネタを漁るな―― いいな?」


「うっ……」


 マギーはギクリとして体を震わせた。

 今回のマッド・カプセルバニーが得たマッキネンの情報の出所もバレていたようだ。


 ここまでバレてて、報酬半額で済ませて貰っているとなれば流石に文句は言えない。


「もう遅い。 明日は学校だろ? 早く帰りなさい――」


 もはや口答えする気力を無くしたであろうマギーを見て、ヒッケンボトムは満足そうに、そして友人の娘に対する優しい口調でそう言った。

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