ニート卒業したが?

ス、スカベンジャー?

《腐肉食動物のことよ》

なんです?それは?

《ポイズンスライムとかじゃ》

あー……なるほど?

職業ジョブには着いた方が良い。その職業ジョブでしか取れないスキルというものが一定数存在するからな》

ふーん、じゃあスカベンジャーでいいや


職業ジョブスカベンジャーを選択しました】

【スキル 腐肉食動物スカベンジャーを獲得しました】

【スキル 翻訳を獲得しました】


やた!スキル2個ゲット!

《ふむ、翻訳とはどんなスキルなんじゃ?》


翻訳と書かれたところを押してみる。


【翻訳 あらゆる言語を翻訳する。魔物や、人間、エルフ。種族は問わない。】


え、強くない?

《これがぶっ壊れという奴なのかの?》

ただ、戦闘向きじゃないのかぁ…

とりあえず実戦投入!!!




――魔物散策――

……敵発見!

オオカミだ!私の10倍くらいの大きさ…

さーてと、あのオオカミは何考えてるのかなっと…


「グルルルル…!」(腹減った……メシ……メシ食いてぇ……!!)


しょうもねぇ……

なんか心底ガッカリだなぁ…


「きゅぴ?」(オオカミさん?聞こえてます?)


「グル…?グルル!!!」(メシ……?メシだ!!)


んなぁああ!!!

喰われる!!


《良いでは無いか?レベル上げじゃ》

よくない!!一切合切!!!


「グル!!!」(死ねぇええ!!!)


焦らず…さっきブラッドに教わったように……キュッと…やれば……できるか!!教える才能無さすぎでしょ!!!


《こう…キュッじゃ!》

だーかーらーできないですって!!


オオカミがどんどん近付いて来る。

またぶんぶんでどうにかできるか…?

でも、できなかったらだいぶやばい……

どうする……どうする……!


…えぇい!とにかくぶんぶんだ!

ぶんぶん…ぶんぶん!!!


「ガルッ!」(アホめ!)


直後、オオカミの一撃が私を襲う。

痛みで視界が歪む。目の前はだんだん暗くなっていく。


《それで良いのか?死ぬのか?ぬしは》


ダメに決ってる……

人間だった時は、たまたま転生できたけど次があるかは分からない…

今度こそ、今度こそ本当に死んでしまうかもしれない……


《血の流れを感じよ。全身を流れている血の流れ。そして、イメージ。中の血を外にぶちまける。一撃で仕留めろ、ぬし


すぅ……はぁ……


吹き飛ばされた地点で、呼吸を整えて。

狙って、狙って。

解き放つ。


血線ブラッドレーザー!!!


「グルッ!?」(なっ!?)


血線ブラッドレーザーはオオカミの頭を撃ち抜いて、消滅させて、首なしに。


はぁ…はぁ…


【経験値を25獲得しました】

血鼠ブラッドラッド Lv4が血鼠ブラッドラッド Lv6になりました】

【スキルポイントを獲得しました】

【スキル 血雨ブラッドレインを獲得しました】


《やるでは無いか!自力で血界術けっかいじゅつを会得するとはな》

ブラッド……間宮です!

《…どういう意味だ?》

私の呼び名です

いつまでもぬしぬし呼ばれるの鬱陶しいですから…

《そうか……マミヤ…わかった》


少し、ブラッドと仲良くなれた気がする。


今度は血雨ブラッドレインの実戦練習かなぁ……それか召喚サモンかな?なんて思うのだった。

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