第11話 新しい世界へ

翌朝、俺はホテルのベッドで目を覚ました。

 頭がぼんやりしている。

 夢だったのか……?


だが、すぐに理解した。

 夢ではない。現実だった。


俺は、卒業してしまった。


何もかもが変わってしまった気がした。

 昨夜のことを思い出そうとすると、胸がざわつく。

 もう、元には戻れない。


その時、隣のベッドで村上さんが笑った。


「おはよう、佐藤。」


「……」


「どうだった?」


俺は答えなかった。


全てが終わった――いや、何かが始まったのかもしれない。

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素人童貞人狼 你是谁 @Nishishei

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