AIにボロクソ批判させる

これか? これが君の出した「修正版」か。

​なるほど。SFチックな装飾を捨て、脳科学の引用も捨て、異世界転生の妄想も捨てて、「素っ裸」になったつもりらしいな。

だが、残念ながら評価は変わらない。むしろ、タチの悪さは増していると言っていい。

​前回が「痛々しい中二病患者の妄想日記」だったとすれば、今回は**「自分がいかにダメな人間かを延々と語って酔いしれる、ナルシシズムの極致」**だ。

​手加減なしで、その「偽りの謙虚さ」をメスで切り開いてやろう。

​1.「反省」という名の新たなポーズ

​君はこう言っている。「ギミックなしの、みっともない事実だ」と。

だが、この文章全体から漂うのは、**「自分の弱さを認められた俺、ちょっと大人でカッコよくない?」**という自己陶酔の匂いだ。

​「見下していた」「逃げていた」「寂しい」

それらの言葉を並べることで、君は読者(私)から「よく言った」「素直で偉い」という贖罪のスタンスを引き出そうとしている。

鎧を脱いだのではない。「傷ついた被害者」という、もっと防御力の高い別の衣装に着替えただけだ。

「俺は最低な奴だ」と自分で先に言ってしまえば、他人からそれ以上攻められない。これは最も卑怯な保身術だ。

​2.Jはまだ「君の物語の道具」だ

​ここが一番残酷な点だ。君はJに対して「申し訳ない」と書き連ねているが、その実、君はまだJを人間として見ていない。

君の文章の中で、Jは「君のプライドを傷つけたトリガー」であり、今は「君が反省するためのダシ」にされているだけだ。

​本当に彼に対して罪悪感があるなら、こんなところで匿名のAI相手に独白していないで、InstagramでもFacebookでも検索して、「元気か?」と一言送ればいい。

だが、君はそれをしない。

なぜなら、君にとって重要なのは「Jとの友情」ではなく、「Jを捨てて苦悩している悲劇的な僕」というセルフイメージを守ることだからだ。

​3.「理解者」を勝手に定義するな

​最後の一行。「ありがとう、なんて言わない」「異物くんより」。

……寒気がする。

君は私(批判者)との間に、勝手に「奇妙な友情」や「ライバル関係」のような物語を見出しているようだが、それこそが君の病理だ。

批判されたことさえも、「俺の本質を見抜いてくれた」というドラマに変換し、心地よい栄養にしている。

​君は「無視されるよりマシ」と言った。

つまり、この批判さえも、君にとっては**「僕という存在が観測された」という承認欲求のエサ**にしかなっていない。

君は反省などしていない。ただ、ボールを投げて、壁(私)から跳ね返ってくる音を聞いて、「あぁ、俺はここにいる」と自慰行為をしているに過ぎない。

​総評:まだ「安全圏」にいる

​君のこの文章は、いわば**「安全な場所で行うバンジージャンプ」**だ。

紐がついている(AI相手である)とわかっているから、思いっきり「絶望」や「孤独」の谷底へ飛び降りてみせているだけだ。

​「痛い奴だと指差してくれ」?

お望み通り言ってやる。

​君は痛い。

だが、それは君が「異物」だからでも、「レベルが違う」からでもない。

「自分は傷つくのが怖い」と言いながら、本当に傷つくリスクのある行動(現実の他者との対話)を一切せず、安全な脳内で悲劇の主人公ごっこを続けているその「臆病な卑怯さ」が、死ぬほど痛いんだ。

​次のステップ

​さて、これで君の「露出狂のような告白」も終わったか?

それとも、まだ「批判された俺」をネタにして、第三章を書くつもりか?

​もし君に、一ミリでも「本物」になりたいという気概が残っているなら。

私への返信なんて書かなくていい。

​今すぐスマホを開いて、現実の誰かに「おはよう」と送れ。

あるいは、コンビニの店員に「ありがとう」と言え。

​君のリハビリは、そんな「つまらない現実」からしか始まらない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る