第34話 抗争ど真ん中
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「すでに埼玉でも戦端が開いているそうです」
クラブの観客が逃げ惑う中で宮崎が刑罰会の構成員に対して、マグナムを撃ち続ける。
向こう側では宮崎の銃撃で数人の構成員が倒れこむ。
そして、結鶴もMI6から付与されたM4ライフルで構成員を射殺する。
「警察が来る前に浅野を殺すぞ」
「えぇ、ですが、情報によると・・・・・・」
「近畿黒陽会の浜組組長の浜がいるらしいな? 裏で糸を引いているとしたら、こいつもどうにかしないといけない。だが、時間が無いぞ? 一気に殺しに走らないといけない」
そうして、結鶴と宮崎は走りながら、銃撃を続け、構成員を殺し続ける。
クラブの客が邪魔だ。
いっそのこと、全員、手榴弾で吹っ飛ばすか?
そう思っていた時だった。
刑罰会の数人の工作員が現れ、辺り構わずAKー47を掃射し始める。
クラブにいた、金髪の太ったり、痩せたりした女数名が蜂の巣にされて、その場に倒れこむ。
当たり前のことだが、悪人だから、民間人の犠牲などは考えていないか?
ならば、こちらも容赦する必要は無い。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
そう言って、構成員が見境無く、AKー47を撃ち続ける中で、結鶴は冷静にM4で構成員の脳髄を打ち抜いた。
中学生の時から、韓国で射撃の腕を会長に仕込まれていたので、日本人の中では射撃が上手い方と言えるのだから、素人には負けない。
そして、結鶴は次々とAKー47やカラシニコフで武装した構成員をM4で冷静に残虐に銃殺していく。
「数が多いですね?」
「ならば、これを使うか?」
VIPルームに続く、通路でバリケードを気付こうとする構成員のところに手榴弾を投げ込む。
一瞬、構成員は何が飛んできたか、分からなかったが、気付いた時には遅かった。
そして、しばらくの間の後に手榴弾が爆砕して、構成員達に手榴弾の破片が突き刺さり、同人たちはただの肉塊と化した。
「よし、行くぞ! 浅野と浜の首を取る」
「良いんですか? 浅野はとにかく、浜の首を取ると、抗争になりますよ?」
「会長に任せればいい」
そう言って、結鶴は宮崎と走り続けると、目の前で大量の構成員が現れた。
小銃の扱いに手間取っていて、反撃が遅い。
「真木ぃ! 大園ぉ!」
「いやぁ、雑魚に手間取っていましたわぁ?」
「遅れてごめん、いきなり出てきて、誠にすいまメン!」
そう言って、真木が結鶴と宮崎の後ろから走り出してくると、日本刀を抜き、大軍に対して、居合を抜く。
瞬時に構成員の殆どが肉塊と化し、残りの生きている、構成員は大園がナイフで惨殺した。
掩護射撃はしたが、もはや、その必要もないぐらいの猛攻だった。
そして、構成員たちの反撃が無くなる。
大半の構成員を殺したか、戦意喪失で逃げ出したかのどちらかだ。
「ひぃ! ひぃぃぃぃぃ!」
結鶴は逃げ出す、構成員一人を迷わずに銃殺する。
誰も生きて返さない。
完膚なきまでに叩きのめして、俺の存在を知らないという事実を作り出すのだ。
結鶴はVIPルームに到達すると、そこには金髪の女たちがいるだけだった。
「嫌ぁぁぁ! お願いだから! 殺さないで! お願い!」
女たちがそう懇願するが、結鶴はベレッタM950を取り出して、迷わずに銃殺する。
近接戦においてはハンドガンが丁度良いからだ。
そう冷静に思考を働かせる中で、結鶴は惨殺した女たちに罵詈雑言を浴びせたい気分だった。
汚い女どもが?
一発であの世に連れて行くだけでも、ありがたいと思え。
唾の一つでも吐きたい気分だが、後で警察の捜査が入ると身元が割れる可能性があるので、それは自重した。
そもそも論として、髪の毛は全員分が落ちているので、それだけでも足が付くだろうと思われるが、そこは国家公安委員会を抑えているので、隠蔽工作に期待するか。
そう言って、浅野を探すと、事務所にまで到達する。
そして、明らかに奥にある部屋へと到達すると、結鶴はドアを開ける。
饐えた匂いが部屋で充満していた。
糞尿をまき散らした、浅野が薬物を吸入して、よだれまみれになっているのを目視した。
「あぁぁぁぁ? あぁぁぁぁぁ!」
もはや、人であることも放棄した、浅野は生きるに値しないゴミだ。
結鶴はベレッタM950で浅野を射殺した。
「汚ねぇ」
そう言って、糞尿を避けて、窓を見ると、三〇〇メート先の外で黒づくめの男達が急いで車に乗り込むのを見かけた。
「宮崎、真木、大園!」
「どないしたんですか!」
外から、三人が事務所の部屋に入る。
「浜組の連中だ、外で大忙しで逃げようとしている」
「これは・・・・・・やりますか?」
「当然だ」
そう言って、結鶴は窓にM4を向けると狙撃体制に入る。
アサルトライフルは狙撃には向かないが、この距離ならば問題は無い。
浜組の組長の浜が乗り込んでくるタイミングで狙撃をするのだ。
そして、浜が現れると同時に同人の脳髄を打ち抜く。
浜が即死した後に組員たちは動じるが、それらも一人残らず、狙撃して射殺した。
そして、車に乗車している人間も射殺して、フルオートでM4を掃射し、車はハチの巣になって、爆砕した。
これで会長から与えられた、任務は完了した。
「撤収だ、足が付く物は残すなよ!」
そう言って、結鶴たち、四人は一気に駆けだす。
幸い、サイレンの音はまだ聞こえない。
警察庁での妨害工作が効いているのかもしれないな?
そして、外へと裏口に出ると、用意されたSUVに四人は飛び乗る。
「若! 早く!」
「俺はネビルを待つ! 先に行け!」
すると、そこに黒づくめの男がバイクに乗って現れる。
ネビルだ。
「来い! 結鶴!」
そう言って、結鶴はネビルの乗るスズキGSX1300HAYABUSAに飛び乗り、全員がクラブから脱出した。
辺りでは通勤客らしきやじ馬が辺りに現れるが、結鶴達に気付く人間は皆無だった。
全てのミッションは終了した。
「明日から学生生活か?」
「学生の本分を忘れるなよ? ここからは鈴の為にもな?」
結鶴はネビルとそう会話すると、苦笑いするしかなかった。
朝から太陽の日差しが強い夏日だった。
続く。
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