第106話

どうやら

俺の外見は

当時も周囲の人からは

処女には見えなかったようだ。


さて

俺の彼との

ロストバージンだが


その瞬間というか

初めて自分の中に

男のペニスが入ってきた時


ほんの一時

俺は痛さを感じて

声を出してしまった。


イタ~!

俺は確か口に

出てしまったはずだ。


二年ほど前まで

俺はケンカ上等だった

ヤンキー少年だったんだ。


その俺が股間に

男に勃起ペニスを

挿入されてしまい

痛みに声を上げる。


かつての

俺は当然ながら

そんなことになるとは

夢にも思っていなかった。


それゆえか

彼の勃起ペニスが

俺の体を割って

入ってきた瞬間。


その時には

俺の頭の中には

走馬灯のように

昔の出来事が甦った。


具体的に言うと

ケンカ三昧だった

ヤンキー少年時代だ。


今は縁が切れた

かつての悪仲間の顔

鑑別所や少年院入所。

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