第58話

その様子を見て

母が気になったことを

後で俺に指摘してくれた。


外出時のコーデは

母に任せていたので

俺はギャル系の格好で

外出したこともある。


さらには

メイクもバッチリで

派手な女の子に見えたのか


驚いたことに

母が離れていると

男にナンパされたことも

俺は頻繁にあったんだ。


後で知ったが

ナンパされるのは

母の作戦だったようだ。


若い男と接すれば

女性になったことを

俺が自覚するだろうと

母は考えていたという。


俺は実際

自分に向けられる

男の視線のよって


もう自分は

男ではなくて

女性なんだな!

思い知らさせることになった。


自分に対しての

男たちの視線は

男の子時代とは

全く違っていたんだ。


端的に言うと

男どもの視線には

異性としての興味

性的な興味を感じた。


もちろん

そんな視線は

男時代の俺には

感じられなかったものだ。

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