第3話:展開が早すぎるふたり。
「絶対許さないからね」
「いいよ別に・・・おまえに許してもらわなくても・・・俺に近づいたら
またケツ穴に指突っ込んでやるからな・・・またションベンちびるぞ」
「人のお尻の穴に指突っ込んどいて責任取れないの?・・・」
「つうかさ、俺はエイリアンのエロい女なんかと関わりたくないからな」
「ふん、幼稚園の時から関わってるでしょが?」
「だから、なんも覚えてないっつってるだろ、しつこい女だな」
「覚えてなくてもいいから男として責任取れよ」
「責任、責任って・・・俺がお前を妊娠させた訳もないだろうがよ」
「俺がミルクのケツ穴に指突っ込んで、結婚しろって言ったんだろうがよ
そんなガキの頃のことでなんで責任取らなきゃいけねえんだよ」
「だいたい、そんなことで俺を追いかけて来るってほうがどうかしてるよ」
球太はミルクと話しつつ、そのわずか数秒でミルクの存在を打算的に考えた。
ミルクはウザいけど超ど級で可愛い女・・・このさいBFになっといても
いいかなって・・・クラスの野郎どもに自慢できるよな・・・マブい女
連れてたら優越感だろ。
聞くところによるとデリヘル星人って、すぐセックスしたがるエイリアン
らしいから・・・ミルクがもしそうなら早めにエッチできるかもしれねえ
じゃん。
幼稚園の時に俺がミルクに何をして何を言ったかなんて、どうでもいい
こったけど、このさい責任取るふりして下心満載でお近づきになるってのは?
しかも今んところ、俺に彼女はいないし・・・。
「球太、結婚はまだ早いから・・・とりあえず私の彼氏になってよ」
(お〜っと渡りに舟とはこのことだよな)
「それが責任取るってことなのか?」
「私のお尻の穴に指突っ込んだんだからもう他人じゃないでしょ?」
「アホか・・・そんなこと言ってたら俺にケツ穴に指突っ込まれた女は、
みんな他人じゃなくなるじゃねえかよ」
「え?私だけじゃないの?・・・他にもいるんだ」
「ちょっと10本の指じゃ数えられねえな・・・だいいちクラスの女子の
可愛い子だけ、俺に指突っ込まれてるからな・・・」
「そんなに?・・・変態・・・ドメスティック・・・訴えられるよ」
「まあ、そんな男でよかったら彼氏になってやってもいいけどな」
「本当?」
「そりゃまあ、ミルクみたいな可愛い子が俺の彼女ってラッキーってこと
なんだろうけどさ」
「幼稚園の時のお前のケツ穴に指は突っ込んだけど、今のミルクのケツ穴に
はまだ指突っ込んでないからな・・・これから楽しみだな」
「そんなに私のお尻の穴に指突っ込みたいか?球太」
「俺は無類の尻フェチなの・・・幼稚園児の頃からな」
「喜べ・・・俺に見初められたら、そのケツはめっちゃいいケツしてるって
証拠だよ・・・ミルクは一級品のケツしてるから合格の烙印を押してやった
んだよ」
「烙印って何・・・合格って・・・スケベ、ど変態」
「スケベ上等、ど変態上等・・・おまえが俺の彼女ってことなんだから、お前の
パンツもケツの穴も今日から俺のもんだからな」
「・・・・・責任とらなくていい」
「え?いいのか?・・・なら俺、帰るぞ・・・んじゃ〜な」
「とっととデリヘル星に帰れ!!」
「あん・・・待ってよ・・・責任はとらなくていいから、私を球太んちに
連れてって?」
「うぇっ・・・なに言ってんだよ・・押しかけ彼女になるつもりか、おまえ?」
「私、家には帰らないって覚悟決めて来たんだもん」
「逃げてもダメだよ・・・世界の果てまでも追いかけるからね、私」
ちなみにミルクの家ってのはUFOのことで四軒茶屋の売り物件って看板が
立ってる空き地に何食わぬ顔をして止めてあるらしい。
球太はミルクを面倒くさい女だって思いながらでもそこはやっぱり男。
ミルクとのエッチって三文字で彼女を家に連れて帰ることにした。
球太の年頃は性に目覚めていても社会人のように、おいそれと欲求を満たす
チャンスなんかなし、風俗にも行けない立場・・・たとえ相手が異星人でも
エッチできちゃうならチャンスでしかないのだ。
高校生男子なんてのはは常に可愛い女には鼻の下を伸ばす低レベルな生き物
なのだよ。
いや高校生だけじゃなく男は社会人になって心が汚れて切った、おじさんに
なると、さらに超がつく低レベルな生き物になって行くよな・・・
そうならない、おじさんも稀にいるけどな、ってフォローしておこう。
とぅ〜び〜こんて乳。
みすちーふぱらどっくす ! ! 。〜責任取ってよね〜 猫の尻尾 @amanotenshi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。みすちーふぱらどっくす ! ! 。〜責任取ってよね〜の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます