『俺達のグレートなキャンプ218 徹夜で電気椅子麻雀しようぜ』
海山純平
第218話 徹夜で電気椅子麻雀しようぜ
俺達のグレートなキャンプ218 徹夜で電気椅子麻雀しようぜ
「いやいやいや、ちょっと待て石川!それはさすがに危なすぎるだろ!?」
富山は両手を振りながら、軽トラの荷台から降ろされた謎の機材を前に絶叫した。夕暮れ時のキャンプサイトに、彼女の悲鳴が響き渡る。周囲のファミリーキャンパーたちが、一斉にこちらを振り返った。
「大丈夫大丈夫!低周波治療器の原理を応用しただけだから!医療機器メーカーに勤めてる大学の後輩に特注で作ってもらったんだ!」
石川は得意げに胸を張りながら、四脚の折りたたみ椅子を次々と組み立てていく。一見普通のアウトドアチェアだが、座面と背もたれに無数の電極パッドが貼り付けられており、そこから伸びる配線が一つのコントロールボックスに集約されている。まるで拷問器具のような威圧感だ。
「医療機器メーカーの後輩って...お前、何て説明してこれ作らせたんだよ...」
富山は頭を抱えた。彼女の長い黒髪が、秋風に揺れている。いつもの心配性モード全開だ。
「『新感覚アウトドアエンターテイメント用』って言ったら二つ返事でOKしてくれたぞ!むしろノリノリで設計してくれた!『面白そうっすね!』って!」
「その後輩も大概だな...」
千葉は軽トラの荷台から、全自動麻雀卓を慎重に降ろしながら呟いた。新品のような光沢を放つ麻雀卓。レンタル業者から借りてきたものだ。
「千葉!そっちの麻雀卓、テントの前に設置な!で、その周りに電気椅子を配置!完璧な『エレクトリック・マージャン・サークル』の完成だ!」
石川は両手を広げて、まるで壮大な芸術作品でも完成させるかのような仕草で指示を出す。彼の瞳はキラキラと輝いており、完全にハイテンションモードだ。Tシャツには「GREAT CAMP 218」の文字が手書きで書かれている。毎回キャンプのたびに新しく書き足しているらしい。
「石川さん、これ結構重いんすけど...!」
千葉が麻雀卓を抱えながらヨロヨロと歩く。彼の額には汗が滲んでいる。
「おお、悪い悪い!今手伝う!」
石川が駆け寄り、二人で麻雀卓を運ぶ。隣のサイトの中年夫婦が、コーヒーカップを持ったまま完全に固まっている。
「あの...あれは...何ですか...?」
隣のサイトの奥さんらしき女性が、恐る恐る声をかけてきた。
「ああ、これですか!電気椅子麻雀セットです!今夜徹夜で麻雀大会やるんですよ!負けたら電気が流れるっていう!」
石川がニコニコしながら答える。あまりにも自然な笑顔。まるで「今夜はカレーを作ります」とでも言うような気軽さだ。
「で、電気椅子...?」
「はい!まあ正確には低周波治療器なんですけど、ビリビリ痺れます!痛くはないです!多分!」
「多分って何だよ!!」
富山のツッコミが炸裂する。
中年夫婦は顔を見合わせ、無言でテントの中に引っ込んでいった。明らかに関わり合いになりたくないという態度だ。
「よっし、麻雀卓設置完了!」
千葉が満足そうに麻雀卓を撫でる。彼は新しいことに挑戦するのが大好きで、石川の突飛なアイデアに毎回ワクワクしているタイプだ。今回も例外ではない。目が輝いている。
「じゃあ次は椅子の配置な!東西南北、完璧に!」
石川が電気椅子を一脚ずつ、麻雀卓の四方に設置していく。各椅子からの配線が、中央のコントロールボックスに蜘蛛の巣のように集まる様は、どこか禍々しい。
「これさ、本当に安全なの?心臓とかヤバくない?」
富山が不安そうに配線を見つめる。彼女は石川と長い付き合いで、今まで数々の奇抜キャンプに付き合ってきたが、今回はさすがに度を越している気がしてならない。
「大丈夫!出力は完全にコントロールできる!レベル1から10まであって、レベル3くらいまでなら全然余裕!肩こりに効く程度!」
「じゃあレベル10は?」
「うーん、多分...立てなくなるくらい?」
「多分って言うな!!しかも立てなくなるって何だよ!!」
富山の声が一オクターブ上がる。近くで焚き火をしていた学生グループが、明らかにこちらを気にしながらチラチラと視線を送ってくる。
「いやいや、富山さん、面白そうじゃないですか!電気が流れる緊張感の中での麻雀!これまでにない体験ですよ!」
千葉が目をキラキラさせながら言う。彼は完全に石川ワールドに染まっている。
「千葉、お前も大概おかしいぞ...」
富山は深いため息をついた。
「そうだ!ルール説明するな!」
石川がポケットから折りたたまれた紙を取り出す。手書きで「電気椅子麻雀ルール」と書かれている。明らかに事前に考えてきたものだ。
「まず基本は普通の麻雀!でも、振り込んだ人は即座に電気椅子発動!レベル3で10秒間!」
「うわあ...」
富山が顔を歪める。
「そして!ツモられた人全員にもレベル1で5秒!」
「容赦ないな!」
「さらに!ドラを切って振り込んだら、レベル5で15秒!」
「やめろォ!!」
富山の絶叫。隣のサイトのテントがわずかに揺れた気がした。
「いやあ、でもこれ盛り上がりますよね!負けられない緊張感がハンパない!」
千葉が興奮気味に言う。彼の頬は紅潮している。
「あ、あとチョンボした人はレベル10で30秒な!」
「それはもう拷問だろ!!」
「大丈夫大丈夫!あくまで『ビリビリ痺れて笑っちゃう』レベルだから!」
石川は親指を立ててウィンクする。全く説得力がない。
「石川、私、帰るわ...」
富山が本気で軽トラの方に歩き出す。
「待って待って!富山!お願い!これやらないと今回のキャンプの意味がない!俺、この企画のために3週間かけて準備したんだ!後輩に何度も設計変更お願いして、レンタル業者も必死に探して、このキャンプ場も『夜通し騒いでもいいサイト』を予約して...!」
石川の必死の訴え。彼の目には涙すら浮かんでいる。本気だ。本気で電気椅子麻雀がやりたいのだ。
「...はあ、分かったわよ...でも!私が危ないと思ったら即中止!いい!?」
「オッケー!富山は本当にいい奴だな!」
石川が富山の肩を叩く。富山は諦めたような表情で、電気椅子の一つに座ってみた。
「...意外と座り心地いいわね」
「だろ!?ちゃんとクッション性も考えて設計してもらったんだ!長時間座っても疲れない!」
「その配慮はいらないから...」
日が完全に落ち、キャンプ場には夜の闇が訪れた。石川たちのサイトには、LEDランタンの明かりが灯り、麻雀卓を照らしている。周囲のサイトからは、時折こちらを気にする視線が飛んでくる。
「よっし!じゃあテストしてみるか!富山、ちょっと座ってて!」
「え!?私!?」
「大丈夫大丈夫、レベル1だから!」
石川がコントロールボックスのダイヤルを操作する。ピッという電子音。
「いくぞー!3、2、1...」
ボタンを押す。
「ッッ!!!」
富山の体がビクンと跳ねた。
「うわああああ!何これ!変な感じ!!」
「どう!?痛い!?」
「痛くはない!けど!すっごいビリビリする!!お尻とか背中が!!」
富山が椅子から飛び上がる。彼女の髪が逆立っている。文字通りだ。
「おお、静電気で髪が立ってる!いいね!いい感じ!」
「いい感じじゃないわよ!!」
「俺もやってみたいっす!」
千葉が目を輝かせながら、別の電気椅子に座る。
「お、千葉もやるか!じゃあレベル2でいってみよう!」
「おう、来い!」
千葉が気合を入れる。
ピッ、ボタン。
「おおおおおお!!!これはァァァ!!!」
千葉の体がガクガクと震える。しかし彼は笑っている。完全に楽しんでいる。
「ハハハ!すげえ!筋肉が勝手に動く!!」
「だろ!?面白いだろ!?」
石川もテンションが上がる。
「...あんたたち、本当にバカね...」
富山が呆れながらも、少し笑っている。完全に諦めモードだ。
「よっし!じゃあ本番いくぞ!電気椅子麻雀、スタート!!」
石川の掛け声と共に、四人は電気椅子に着席する。あ、四人?
「ん?俺たち三人だけど、四人目は?」
千葉が気づく。
「ああ、それなんだけど...」
石川がニヤリと笑う。不吉な笑みだ。
「隣のサイトの人に声かけてみようと思って!」
「やめろォォォ!!!」
富山の制止も虚しく、石川は隣のサイトに向かって歩いていく。
「すいませーん!麻雀できる方いませんかー!?」
先ほどの中年夫婦のサイトに声をかける。テントのファスナーがゆっくりと開く。
「...あの、何でしょうか」
旦那さんらしき男性が顔を出す。明らかに警戒している。
「いやー、実は麻雀やるんですけど、一人足りなくて!よかったら参加しませんか!?」
「...麻雀なら多少は...でも、さっき電気椅子って...」
「ああ、あれ!全然痛くないですよ!むしろ肩こりに効きます!」
石川の営業スマイル。
男性は困惑した表情で妻と相談している。ヒソヒソと何か話している。
「...あ、あの、実は私、麻雀好きなんです」
なんと、声をかけてきたのは別のサイトの若い男性だった。大学生くらいだろうか。一人でソロキャンプをしているらしい。
「おお!マジで!?助かる!」
「でも、その、電気椅子って...」
「大丈夫大丈夫!低周波治療器だから!スポーツ選手とかが使うやつの仲間!」
石川の説明。完全に誤魔化している。
「...面白そうなんで、参加させてください!田中って言います!」
「よっし!ようこそ!俺は石川!こっちが千葉と富山!」
握手を交わす四人。富山は頭を抱えている。
「よっし、メンバー揃った!電気椅子麻雀、改めてスタート!!」
四人が電気椅子に座る。麻雀卓のスイッチが入り、牌が自動的に並んでいく。カラカラという心地よい音。
「じゃあまず、レベル1でウォーミングアップしよう!全員同時にビリビリ体験!」
「ちょっと待って石川!」
富山の制止を無視して、石川がボタンを押す。
「ッッッ!!!」
四人同時に体が跳ねる。
「うわああああ!!!」
「ハハハ!!これは!!」
「おおおお!!面白い!!」
田中は完全に笑っている。新しい体験に興奮しているようだ。
「よっし、感覚掴めたな!じゃあ東一局、スタート!」
親は石川。牌を切っていく。カチャカチャという音が夜のキャンプ場に響く。
「リーチ!」
千葉が素早くリーチをかける。
「おっ、早いな!」
石川も牌を切る。数巡後。
「ロン!タンヤオのみ!」
田中が手を倒す。
「うわ、俺振り込んだ!」
石川が苦笑い。
「じゃあ石川、レベル3で10秒な!」
富山がコントロールボックスに手を伸ばす。少し楽しそうだ。
「待って待って!心の準備を!」
「はい、スタート」
ピッ、ボタン。
「ぐああああああ!!!」
石川の体がビクビクと震える。十秒間、ずっと。
「ハハハ!これは!結構くる!!」
「自業自得だわ」
富山が冷たく言い放つ。
「いやー、でもこれ、めちゃくちゃ集中しますね!絶対振り込みたくない!」
田中がワクワクした表情で言う。完全にこの場を楽しんでいる。
東一局が終わり、東二局、東三局と続く。そのたびに誰かが振り込み、誰かが電気を浴びる。ビリビリという音と悲鳴が、夜のキャンプ場に響き渡る。
周囲のサイトからは、完全に奇異の目で見られている。何人かは管理棟に通報しようか迷っているような顔をしている。
「南一局!」
石川の掛け声。時刻は午後十時を回っている。
「あの、もしかして本当に徹夜でやるんですか?」
田中が尋ねる。
「そうだよ!徹夜で電気椅子麻雀!これが俺たちの『グレートなキャンプ』さ!」
石川が胸を張る。
「...すげえ...」
田中は感心したような、呆れたような表情だ。
南場に入る頃、富山が大きなミスをした。
「あ...」
間違えて、本来切ってはいけない牌を切ってしまった。チョンボだ。
「あー!富山さん、それチョンボっす!」
千葉が指摘する。
「え...うそ...」
富山の顔が青ざめる。
「富山...レベル10、30秒な...」
石川が申し訳なさそうに言う。
「やめて...お願い...」
「ルールだから...ごめん...」
石川がダイヤルを最大にする。
「準備はいいか!?」
「いやあああ!!待って!!やっぱり嫌!!」
富山が椅子から立ち上がろうとする。
「もう遅い!いくぞ!3、2、1...」
ボタン。
「ぎゃああああああああああああ!!!!!」
富山の絶叫が闇夜に響く。彼女の体は激しく震え、髪は完全に逆立ち、まるで漫画の世界から飛び出してきたような状態だ。
「うわあああ!富山さん大丈夫っすか!?」
「これは...ヤバいですね...」
田中も心配そうな顔。
三十秒が経過。電気が止まる。
「...」
富山はぐったりと椅子に座ったまま、白目を剥いている。
「と、富山!?大丈夫か!?」
石川が慌てて駆け寄る。
「...もう...無理...」
か細い声。
「ご、ごめん!やっぱりレベル10は強すぎた!」
「当たり前よ...」
富山はゆっくりと立ち上がる。足がガクガク震えている。
「ちょっと...トイレ行ってくる...足に力入らない...」
フラフラと歩いていく富山。心配そうに見送る三人。
「...これ、マジで大丈夫なんですか?」
田中が不安そうに聞く。
「うん...多分...」
石川も自信がなさそうだ。
十五分後、富山が戻ってきた。まだ少しフラフラしているが、何とか歩けるようだ。
「もう...レベル10は禁止ね...」
「ああ、分かった...ごめん...」
石川が素直に謝る。
「でも、続けるのね...」
「うん...」
「...はあ、分かったわよ...」
富山は諦めて再び電気椅子に座る。もはや何も言う気力がないようだ。
西場に入る頃、周囲のキャンパーたちの様子が変わってきた。最初は怪訝そうに見ていた人々が、いつの間にか興味津々で見物している。
「あの、すいません...」
声をかけてきたのは、先ほどの学生グループの一人だ。
「ちょっと見せてもらっていいですか?その、電気椅子麻雀...」
「おお、全然いいよ!」
石川が快く承諾する。
学生グループが五人、ゾロゾロと近づいてくる。麻雀卓を囲んで観戦し始めた。
「うわ、マジで電気流れるんだ...」
「こわ...でも面白そう...」
学生たちがヒソヒソと話している。
そしてそのまま時間は流れ、午前二時。
「北三局!」
もはや声も掠れてきた石川。周囲には十人以上のギャラリーが集まっている。いつの間にか、この電気椅子麻雀は、キャンプ場の夜のエンターテイメントと化していた。
「リーチ!」
富山が勝負に出る。疲労で思考力が低下しているのか、少し雑な打ち方だ。
「ロン!」
千葉があがる。
「うそ...また...」
富山は完全に心が折れている表情。
「富山さん、レベル3っす...」
「...もう慣れたわ...」
ピッ、ビリビリ。
「んんんっ...!」
富山が歯を食いしばる。もはや反応が薄い。完全に慣れてしまった。
「すげえ、慣れるもんなんだ...」
ギャラリーの一人が呟く。
「次、俺たちもやってみたい!」
学生の一人が言う。
「マジで!?よっし、じゃあ次の試合、交代戦にしようぜ!」
石川が目を輝かせる。疲労など感じさせない、異常な体力だ。
こうして、電気椅子麻雀は深夜から早朝にかけて、次々と参加者を変えながら続いていった。最初は白い目で見ていたキャンパーたちも、いつの間にか順番待ちの列を作っている。中には「次俺ね!」と予約を入れる人まで現れた。
午前五時、東の空が白み始める頃。
「オーラス!」
もはや何局やったのか分からない。石川、千葉、富山、そして田中は、ボロボロになりながらも麻雀卓に向かっている。
「これで最後だ...!」
石川が気合を入れる。
数巡後。
「...ツモ!三倍満!!」
千葉が手を倒す。見事な手だ。
「うわああああ!」
三人が叫ぶ。ツモられた全員にレベル1で五秒。
最後のビリビリ。
「ああああああ!!」
「うおおおお!!」
「きゃああああ!!」
三人の悲鳴が、朝焼けのキャンプ場に響く。
ギャラリーからは拍手と歓声。
「お疲れ様でしたー!!」
「いやー、面白かった!!」
「また来年もやってくださいよ!!」
周囲のキャンパーたちが口々に言う。いつの間にか、この電気椅子麻雀は、キャンプ場の伝説となっていた。
「はあ...はあ...終わった...」
富山がぐったりと電気椅子にもたれかかる。
「いやー!最高のキャンプだったな!!」
石川が満足そうに伸びをする。
「そうっすね!めちゃくちゃ楽しかった!!」
千葉も笑顔だ。
「俺、今日のこと一生忘れないと思います...」
田中が感慨深げに言う。
「また来てくれよ!次は『俺達のグレートなキャンプ219』だ!」
「次は何やるんすか?」
「んー、まだ決めてないけど...『滝行しながらカラオケ大会』とか?」
「やめろォォォォ!!!」
富山の叫びが、朝のキャンプ場に響き渡った。
こうして、『俺達のグレートなキャンプ218 徹夜で電気椅子麻雀しようぜ』は幕を閉じた。
電気椅子は後輩に返却し(「めちゃくちゃ喜んでもらえて良かったです!」との報告を受けた)、麻雀卓もレンタル業者に無事返却された。
そして数日後、石川のもとに一通のメールが届いた。
「件名:次回も参加希望」
差出人は、あの田中だった。
「石川さん、次の『グレートなキャンプ』、絶対参加させてください。あんなに刺激的な夜は初めてでした。ちなみに僕の友達も十人くらい誘えます」
石川は満面の笑みでスマホを掲げた。
「よっし!次はもっとグレートなキャンプにするぞ!!」
「もうやめてくれ...」
遠くから富山の呟きが聞こえた気がした。
――俺達のグレートなキャンプ、まだまだ続く。
(完)
『俺達のグレートなキャンプ218 徹夜で電気椅子麻雀しようぜ』 海山純平 @umiyama117
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