第4話 決戦
矛が大気圏突入数分前となった。
矛落下予定地点には約10万体の巨大ロボットが集結している。各ロボットのパイロット、メカニック、食料係、宣伝広報も来ている。他には報道機関、マスコミ居るので、総数は100万人を超えている。
矛落下予定地点以外の場所では、殆どに人類が普段と同じ生活をしている。学生は学校へ行き、社会人は勤務先で仕事をしている。暴動や略奪行為は起きていない。人々はもしロボット軍団が失敗して、惑星全滅で死んだとしても、普通の日常で人生を終えたいと思ったのだ。
その様子を観察していた管理者は目を細めて呟いた。
「そう、捨てたものでもないか」
宇宙空間飛来時は半光速(マッハ40万)で飛行していた矛だが、大気圏突入後は速度を大きく落としマッハ50で惑星へと向かっている。
コレは管理者が意図的に速度を落としたのである。
地表の約10万体のロボット軍団は、上空の矛に向かって総攻撃を開始した。ビーム、レーザー、ミサイル、衝撃波、音波砲等、様々な強力な兵器が使用されている。
矛は殆どが鉄なので、兵器が当たれば損傷し四散する。だが、矛は小国に匹敵するサイズなので10万体の攻撃でも損傷率は00.1%未満である。計算上は今の総攻撃を一万回繰り返せば矛は完全に破壊されるが、そんなエネルギーも残弾も時間的猶予も無い。
総攻撃が続き、全ロボットが残弾ゼロとなったが、矛は元の大きさはの80%を保っている。
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