第3話 突如、緊急手術が決定

検査が終わって、待合に戻り、数十分経った頃に診察室に呼ばれた。


目にライトを当てられ、目を診てもらった。何枚か写真も撮った。見え方に違和感がないか聞かれたので、地元の病院で伝えたように、光が眩しく見えること、白っぽく見えることを伝えた。


先生が眼底検査の白黒写真をモニターに映して、「ここが網膜で…」と写真の説明をしてくれた。確かその流れで、 「ここの部分、網膜剥離といわれる状態になってます」と伝えられたと思う。


網膜剥離は、視界が欠けたり、黒い点が見えたりという自覚症状が出ることもあるらしいが、私は、全く自覚症状がなかった。


網膜剥離も、外部からの衝撃でなることがあるらしい。

ボクサーがよくなる病気らしく、網膜剥離になっとことがあると話すと色々な人から「殴られたの?」と冗談で言われる。


網膜剥離は、失明する恐れがあると先生に告げられた。早めに手術をした方がよいとのこと。

私の場合は、初期段階での発見で剥離が小さかったこともあり、「修学旅行があるんです。」と話すと、修学旅行が終わった後、2学期の終業式のあたりに手術の予約を入れてくれた。

全身麻酔での手術のため、術後1週間ほど入院することになるとのこと。確か入院期間は12月21日から12月29日までの予定だった。


網膜剥離の手術には2種類の方法があるらしい。簡単に説明すると、眼球の中にガスを入れて剥離している網膜を戻す方法と、眼球の外側にバンドを縫い付け、そのバンドで網膜を押し上げる方法だ。

それぞれの手術方法について詳しい説明を受けて、どちらがいいか聞かれた。一般的には1つ目の方法らしいが、年齢的と症状的に2つ目の方がおすすめと言われた。

1つめの方法は、ガスを目に入れるので手術後しばらく体位を固定しなければならないと聞き、迷いなく「2つ目の方法で」と伝えた。


帰りに軽く食事をして、家に帰ると17時頃になっていた。病院にしか行っていないのに、とても疲れた1日だった。

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JKが網膜剥離の手術でクリスマスを病院で過ごした話 空井 ひと @hito_no_hibi

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