再会

第1話 新居

「やっと、帰ってきた…」


 夏の終わりを感じる風が吹く9月のある日

優は、かつて生まれ育った町に帰ってきた。

 元々は、親の仕事の都合で田舎へ引っ越したのだが、親の仕事がようやく落ち着き、4年の月日を経てこの町に戻ってきた。

久しぶりに見た故郷の景色は、懐かしく感じる建物もある中、思い出が詰まった駄菓子屋が潰れており、新しくなったお店などもあり、嬉しくも悲しくも感じた。


(そういえばあの3人元気かな)

 と考えていると、優たちが住む新居に到着した。

 外には引っ越し業者の人たちが荷物を新居に運んでおり、今ちょうど全ての荷物を運び終わったようだ。

「それでは、私たちはこれで。また機会があったらよろしくお願いします。」

 と業者の人たちが言った。

「はい。ありがとうございました。これ良かったら…」

 と母がスポーツドリンクと軽食を業者の人たちに渡した。

業者の人たちは嬉しそうに受け取り、トラックに乗り帰って行った。


「それにしても、ものすごく豪華な家だね…」

「そうだな〜。うちには勿体無いぐらいだな」

 僕が言った後に、お父さんはそう言った。そう言うのにも訳がある。


 まず、車庫があると言うこと。田舎にも前にこの町で住んでいた家にもそんなのは無かった。

 次に、間取りだ。リビング、ダイニング、キッチンはもちろんのこと、お風呂とトイレは別。

 そして部屋がなんと8部屋もある。ちなみにお風呂は、ホテルとかにある大浴場程ではないけど、それでも驚くほど広さはある。そしてお風呂がなんと中にも外にもある。そしてこちらも広さがある庭もあり、屋上もある。

 最後に、家具やその他諸々の機器などは全て最新式のものばかり。

 そんな家に住むなんて…いいのかな?

「まあまあ、いいじゃない。こんな家に住めるのも、あなたのおかげよ。お父さん♡」

「そりゃあ、君のためならどんな事でもやる男ですから!大好きだ♡」

 うわ…まーた始まったよ…どんだけ仲のいい夫婦なんだか…今年で結婚して25周年らしいからな。というか僕覚えてるのすごいな…

 ちなみに僕のお父さんは、とある有名会社を立ち上げており、社長をしている。

 お母さんは過去に特殊部隊に所属していたけも、なんか飽きたらしいので、今は警察をしている。

 姉もいるが、姉は今一人暮らしで有名大学で研究で何かしらの賞とか取ったらしい。

 そして僕はただの高校生…家族構成だいぶミスってない?


まぁ、そんなことは置いといて。

「明日学校なんだよな。友達できるかな?とりあえずみんなと仲良くなれるように頑張ろう!」



「あなた〜♡」

「大好きだ!♡」


「まだやってるの⁉︎もういいから!」


第2話に続く…


次回の内容をちょこっと!

「今日からこのクラスで一緒に生活することになりました、天宮 優です。よろしくお願いします。」


作者の一言

難しすぎる…けど楽しい!

多分次かその次に王子様たちが登場します!

よければ応援やコメントも宜しくお願いします。

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