概要
文房具とスマホで猫の妖を救う——
高校一年の桐谷秀哉は、霊感持ちで、文房具を武具に変える力をもっている。
妖は危険な存在。見つけたら退治する――それが秀哉の信条だ。
ある春の夜、クラスメイトの早坂明香莉から電話がかかってくる。
「解体中の工事現場に、興奮してる猫の妖がいるの。――その子を助けたいの」
いちごパフェ二杯を条件に、秀哉は現場へ向かうことに。
そこにいたのは、取り壊される家の前で暴れる、象ほどに巨大化した猫の妖。
文房具の剣と盾で応戦する退治師の少年と、スマホ越しに妖の声を聞こうとする対話師の少女。
猫が守ろうとしているものは何か? 取り壊される家に残された「思い出」とは――。
退治か、対話か。
二人と一匹が選ぶ、小さな救いの物語。
妖は危険な存在。見つけたら退治する――それが秀哉の信条だ。
ある春の夜、クラスメイトの早坂明香莉から電話がかかってくる。
「解体中の工事現場に、興奮してる猫の妖がいるの。――その子を助けたいの」
いちごパフェ二杯を条件に、秀哉は現場へ向かうことに。
そこにいたのは、取り壊される家の前で暴れる、象ほどに巨大化した猫の妖。
文房具の剣と盾で応戦する退治師の少年と、スマホ越しに妖の声を聞こうとする対話師の少女。
猫が守ろうとしているものは何か? 取り壊される家に残された「思い出」とは――。
退治か、対話か。
二人と一匹が選ぶ、小さな救いの物語。
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