第32話、魔法使いは憂鬱

魔法使いとミューと魔界の大魔獣(パーク王国)



魔法使いは憂鬱(32)



ミューと魔界の大魔獣、、、



パーク王国は、綺麗な花が咲き木が生い茂る穏やかな綺麗な国だ、、、


「あっ、、、ミュー王女様、、今日も、、子ども達に魔法を教えるのかい、、いつも、大変だね~」

「ん~、私が、好きでやっているのよ」


「ミュー王女、、おはよう、、いつも元気だね、、、」

「おばさんこそ、、毎日よく働くね、、」

「家は子どもがたくさんいるからね、、」

「今度、おばさんの所の子どもにも魔法を教えるね、、、」

「ああ、たのむよ、、、」


パーク王国、王女のミューは拓実達と依頼で出かける時以外は、この様に忙しく毎日を暮らしている


ミューの元にパーク王国魔法使いが駆け付けて来て、、、


「王女様、、、今しがた、警備の者から、あのドワーフの森の外れの山が崩れて石像が現れましたと連絡が入りました、、、」


「えっ、、大丈夫なの、、、」

「ええ、、今のところは何も起こっていません、、」

「私は、、今日ドワーフの子どもに魔法を教えるから後で見てくるわ、、、」


そんな事とは、、関係ない拓実達の世界、


「ああ、、、眠い、、やっと暖かくなってきた、、、、春はいいな、、、」


、、、、、この様にのんきに話しているこの男、、拓実は魔法使いである、、、


でもこの世界では、魔法を使う事は出来ない


ウオーカに「俺達の世界では魔法はいらない、、、」と拓実は言ってしまった


ウオーカは魔法秘伝書に拓実達の世界では魔法は使えないと記載してしまった

それで拓実は魔法が使えなくなった、、、

ついでに、記載された、カズトと多摩美も使えなくなった


ただ、、彼女の美幸だけは魔法秘伝書に記載されなかったため、魔力があれば魔法が使える、、、

美幸の魔法で、異世界にある魔法の世界に

行くと、拓実達も魔法が使える、、、


「この間、、アイラが魔族に拐われた、、本当に魔法の世界は色んな事が起きるな、、」

「あれから2日しかたっていないけど、、、ウオーカからまた依頼の件で連絡が入るんじゃないか、、、」


その時、、拓実の魔導俱のリングが光った


「おい~、、拓実、、」

「ほら、、やっぱり、、、」

「何が、やっぱりなんだ、、、」

「いや、、何でもないよ、、それより、、

また依頼なのか、、、」


「まあ、、依頼と言うか、、ミューさんの国、パーク王国の事だ、、」

「変な、石像が現れたらしい」

「えっ、、石像が何かしたの、、、」

「いや、、、まだ何も起こらないが、、どうも凄い魔力を出しているみたいだ」


「念のためにワシ達に、調査してくれないかとミューさんに言われた、、断れんだろう」

「わかった、、すぐ行くよ、、、」


拓実は皆に、連絡をした、、、


美幸達は、すぐに拓実の家に来た、、、


「拓実さん、、今度はミューの所なのね、、、石像か、、早く調査して安心させないと」

「拓実、パーク王国、、確か美味しいお酒があったわ、、でも、たぶんもう飲まないと思うわ」

「多摩美、、、お前、、本当か」

「獣人族か、、、また写メのチャンスだ」

「カズト、、お前も、、、」

「もういい、、、美幸、魔法を掛けて」

「ええ、、」


「異世界転移魔法」、、、


拓実の部屋が、霧の様に白くなって、、

静電気の弾ける様なパチパチと音が聞こえ

白い霧の渦巻いているトンネルの中心を進むと、、、


ウィザード王国、王宮広間の空間が歪み異空間から拓実達は現れた


「拓実、、早かったな、、、」

「ご主人たま、、、今回は石像だよ、」

「拓実さん、またよろしくね、、」

「あっ、ミール、、マリンは、、」

「それが、、いま王宮にいるのよ、、また今回も行くって言われたわ」

「マリンいた~良かった、、これでまた、おもしろくなるわ」



いざパーク王国へ、、、



「あっ、、、タクミ達来た、、お~い、、」

「マリン、、大きな声で、うるさいわよ」

「マリン、、パーク王国に行くでしょう」

「タマミ、当たり前よ、、まだ行った事無いもの、、、」

「あっ、拓実さん、そう言事だから、よろしく、、、」


「また、大勢じゃあ、、、ワシも疲れたぞ」

「お父様は、何もしてないでしょう、この間だって多摩美さんとお酒飲んだだけじゃない」

「あら、ミール、私はもう、お酒は飲まないわよ、、マリンと話をしている方がおもしろいもの、、、」

「えっ、、マリンは、そんなおもしろい事を言ってないわよ」

「タマミ、、マリン、、ヒエンもまぜて

おもしろいって美味しいの」

「お前は、、しゃべるな、、」


「シン、、獣人族、、写メ取り放題だよ、楽しみ、、、」

「カズト、、、お前、クララさんも、いるんだぞ、、、大丈夫か、、」

「あっ、、、忘れてた、、、ええ~どうしよう、、クララがいるんだ、、、」


「小学生の、、、遠足か、、、」


「拓実、、パーク王国はどうやって行くんだ、、早い方がいいだろう」


「時間がかかるなら、、飛行船の方が泊まれるからいいだろうが、、どうするか、それとも神聖のゲートで行くか、、贅沢な悩みだな、、、馬車で時間を掛けて行った時に比べると、、、」


「調査だけで終わるなら、、神聖のゲートでいいだろう、、」


拓実は「神聖のゲートの魔法」を念じた


王宮広間に白いきれいなゲートが現れた


「いや、本当にきれいなゲートだな、、それじゃあ、みんな、パーク王国に行くぞ、、」

拓実達は、ゲートに入って行った


パーク王国、お城の広場、、、、


「おお、、あっという間だな、瞬間移動したみたいだ、、」

「本当に、こんな遠くの国に瞬間移動出来るの、、不思議だわ、、、」


「魔法だと、せいぜい隣の国位よね、、、

拓実、、あんたの魔法、おかしいわよ、、」

「マリン、、私達も、普通の魔法使いに比べるとちょっと異常よ」

「そうね、、最近、使えなかった魔法、使える様になったわ」


その時パーク王国従者が来て、、


「ウィザード王国の方々ですね、、ミュー王女が、お待ちしています」


拓実達は、お城の王宮広間に案内された


広間には、もうミュー達が待っていた


「あっ、来た、来た、、、ミユキ、、待っていたよ、、」

「ミュー、アイラ、クララ、、みんな、、よろしくね、、、」

「なに言っているの、私が、頼んだのよ、、こちらこそ、よろしくね」


「アイラ、、体、大丈夫なの、、」

「ごめんなさい、、みんなに、本当に迷惑を掛けて、、私は、もう元気よ、、」

「良かった、、いつものアイラだ」


「マリンさん、タマミさん、、本当に、、ありがとう、、マリンさんトウマさんに、色々話してくれて、、、」

「マリン、、大した事してないよ、、アイラがいなくなって、トウマ、死にそうな顔していたよ、かわいそうに、それだけアイラの事、思っているんだよ、、、」


「ふ~ん、、アイラ、、いいな、、、ラブラブで、、、」

「えっ、、そんな、事ないよ、、、」


「さてと、、ミューさん、、その石像は今は、どうなんだ、、」

「ええ、、、まだ何も起こらないわ、、、、ただ、日増しに魔力が大きくなっているわ」


「ドワーフ達はパーク王国に避難させているわ、、何が起きるか、わからないから」




謎の石像、、




「これから、その石像を見て、調査をするか、、なあ、拓実、、、」

「ああ、、、出来れば早い方がいいだろう」

「わかりました、、、案内します」


ドワーフの森、、


「この先です、、、あの崩れた山の麓、、、あれです、、ウオーカさん」

そこにはかなり大きな石像が見えた、、、

「これか、、確かに、大きな石像だな、、、この石像は、、魔獣王のつもりか、、それにしてもこの魔力はなんだ、、、」


「昨日より、また強くなっているわ」

「美幸さん、、どうだ、、」

「ウオーカさん、、この魔力、、不思議ね、、わかりずらい魔力だわ、、、ん~今まで感じた事がない、、、」

「よし、、石像を調べてみるよ、、」


拓実は「心眼の聖霊の魔法」を念じた


「さあ、、石像を調べて、、、」

「、、、、あれ、、中は、何もない、、、、おかしなところは、どこにもない、、これはただの石像だ、、美幸がわからないと言ったのも当たり前だ、、、」


「拓実、、本当か、、ただの石像が、何でこんな嫌な魔力を出しているんだ」

「困ったな、、どうするか、」

「様子を見るしかないな、、、」


拓実達は、お城の広間に戻った、、、


「あの石像をどうする、、ミューさん気味が悪いなら破壊しようか、、」

「それなら、ヒエンがやるよ、、」

「いや、、、ちょっと様子を見て、、何かおかしい時は俺が壊す」



「あの~タクミさん、もう1つお願いがあるの、、パーク王国、北の森に地下ダンジョンが、あるわ、、そのダンジョンに冒険者達が依頼で行くの、、この国にも小さいけど、ギルドがあるのよ、、、」


「最近そのダンジョンが少し変なの、、

今まで見た事もない魔物が現れたってギルドから報告が王宮にあったわ、、」


「ギルドでは、対応出来なかったみたいで、この国の王宮魔法使いに頼ったけど、魔物が強すぎてやっと逃げて来たみたいなの、、」

「ギルドは、被害者が、多数いるわ、、」

「それは、大変じゃな、、」


「王宮魔法使いが、回復魔法を使ったけど、重症な外傷は治せないわ、、」

「ギルドも、困っているわ、生活が関わっているからね、、、」

「どうだ、拓実、、やるか、、」

「そうだな、、あの石像が何かやるのか待っているのも、退屈だし、、やるよ、」

「ありがとう、、拓実さん」


「全員で行くのは多いし、、男達と案内のミューだけでいい」

「えっ、、拓実、ワシはちょっと、、まずいな、、、街の方に用事が、、」

「お父様、、何ですの、用事って、、」

「、、、とにかく、、用事じゃ、、」


「あっ、そう、、じゃあシンとカズトだけでいいよ、、」

「美幸、、ギルドに行って重症な怪我をした、人を助けてやってくれ」

「ミユキ、私が、ギルドに連絡するわ、、、、ミユキの魔法ならみんな、治るわ、」




聖女の回復魔法、、、




拓実達は、ミューの案内で北の森へ向かった


美幸もアイラとクララと一緒に街のギルドに向かった、、



パーク王国ギルド、、


受付にギルド長らしい、大きな男がいた

「あの~、、すみません、、、」

「何だ、、姉ちゃん達、、登録か、、今は怪我人だらけで困っているんだ、、簡単な仕事がいっぱいあるぞ」


「いえ、、登録じゃなくて、、あの~、ミュー王女から連絡がきてると、思いますけど、、、」

「えっ、、あんた達が、、上級魔法使いなのか、、助かるよ、、奥の部屋に怪我人がたくさんいる、、王宮の回復魔法使いの回復魔法なんかじゃ治らない」


ギルド奥の部屋、、、


「さあ、ここだよ、、もう死にそうな奴もいる、、、王宮の魔法使いが回復魔法を使っているけど全然治らない」


2~3人の王宮魔法使いが対応していたが

初級レベルで、、対応出来ない

その部屋には、十数人の大怪我した人達が

苦しそうにしていた

「えっ、ひどい、、凄い怪我じゃない、、それにこれだけ大勢、、ギルドはもっと早く警告しなかったの」


「お姉ちゃん、、注意したさ、でも全員、生活が関わっているからね、、、」


奥の部屋にはもっと重症な人達がいた、、


「ミユキ、、この部屋は、私とクララが上級魔法、無限回復を掛けるわ、もう魔力なんて関係ないわ、、、ミユキは奥の重症者をお願い」


「姉ちゃん、、隣の部屋は無理だ、、もう、助からない、、、」

「退いて、あなたは、見ていなさい、ミユキは、伝説の聖女だから、、不可能は、ないのよ、、、」

「姉ちゃん、、聖女なんて本当に伝説でもうこの世界にはいないぞ」

「うるさい、、そこで見ていなさい」

ギルド長は、黙って見ていた、、


アイラ達が魔法をかけ始めると、王宮魔法使い達は怪我人から離れた、、、

「いくわよ、クララ、いい、無限回復魔法」


アイラとクララの体が光った、、


怪我人を1人ずつ治していった、、

「おお、、あんなに大きな傷が跡形もなく治っている、、体も痛くない、、奇跡だ」

回復した怪我人から感謝の言葉が飛び交っていた、、、

「えっ、、凄い、姉ちゃん達、何者だ、、、王宮の魔法使いでも治せなかったのに」

全員の怪我を治すと、、、


「もう、魔力なんて無いわ、、」

アイラとクララは疲れた顔をした、、、


隣の部屋、、、


そこは、、もっと悲惨だった

生きているのかわからない者達が数名いた


「、、、ひどい、、どうして、、こうなるまで何もしないの、、早く魔法をかけないと」

美幸は「聖なる神の無限回復」を念じた


美幸の後ろに輝く大きな紋章が現れ、、

美幸が輝き浮くと、、部屋全体に柔らかな光が広がった、、、美幸は輝き続けた


すると死にかけていた重症者のひどい傷は消えて、、、なくなった腕や足が再生した、、


死にかけていた、人達が何もなかった様に

起きた、、、

「えっ、、何ともない、、俺は、、生きているぞ、、、」

「どうしたんだ、、、俺もダンジョンで死んだと思っていたのに、、、体も痛くない」

「俺は、食いちぎられた腕が元に戻っているぞ、、奇跡だ、、」


「あの女性が魔法で治したんだ、、、」


美幸がゆっくり降りると、、、みんなは美幸のもとに駆け寄り、、、


「あなたは、女神様か、、ありがとう」

みんな、涙ながらに感謝した、、、


この光景を見たギルド長は、、、

「これは、、俺は、夢を見ているのか、、死にかけていた奴らがみんな、普通にしているぞ」

「本当に、この姉ちゃんは、聖女なのか、、いや、、聖女様か、、、」


「ねえ、、ギルド長、、私達が言ったとうりでしょう」

「えっ、ああ、、、凄い、、」


北の森、、、


「タクミさん、ここよ、、ダンジョンの入口」

「ミュー、、確かに強い魔力を感じるよ」


「そうだな、拓実さん、、ギルドの奴らこんなに嫌な魔力、、わからないのか、、ダンジョンに入ってはいけないって、、」

「シン、、俺でもわかるぜ、、、」

「今は、立ち入り禁止になっているわ」




ダンジョンの謎、、、




「さてと、、、ダンジョンを調査するか」

「あっ、、、真っ暗だ、、タクミさん、私の光りの魔法じゃ、そんなに明るくならない、ミユキを連れて来た方がよかったんじゃないの、、、」


「大丈夫、、俺も使える、、」


拓実は「神聖の光の魔法」を念じた

ダンジョンは外の様に明るくなった


「なんじゃ、拓実、お前も使えるじゃないか、、、」

「本当に明るい、、拓実さんも、使えるんだ、、、それにしてもでかいな、、このダンジョン、、魔石も一杯ある、、ギルドの奴らが入るのもわかるな」

「シン、、魔石を感じるの」

「カズト、、そのぐらいはわかるぞ」


ウオーカは嫌な魔力に気がついた、、、

「でも、この魔力、、普通の奴らじゃ、長い時間は耐えられないぞ」

「ミュー、、魔法でこのダンジョンがおかしくなった原因を探すよ」


「えっ、、タクミさん、、こんな広いダンジョンよ、、大丈夫なの」

「動き回るよりはいいだろう、、、」

「そうだな、、魔物との戦闘があるなら、体力温存した方がいい、拓実よろしく、」


拓実は「神聖の探索の魔法」を念じた


拓実の目にダンジョンの全てが見えた

「あっ、、一番奥の階層に、魔物がたくさんいる、、ゲートだ、、、、これが強い魔力の原因だ」


「そうか、やっぱりゲートから魔物が現れたんだ、、拓実さんゲートを壊そう」

「ミューは、どうする、」

「えっ、、私もいくわよ、、、自分たちの国の事だもの」

「よし、、瞬間移動したら、すぐに戦闘だ」


拓実達は、魔物の前に瞬間移動した


「ミュー、、結界を、、」

「ええ、ウオーカさん、、結界の魔法をかけるわ、、」

「あっ、ミューいいよ、、俺がシールド魔法使うから、、、神聖のシールド魔法」

全員の体を光りの膜がおおった、、、

「凄い、、体が光っているわ」


「いくぞ、、シン、カズト、、」

カズトは大魔導波を放った、、、

シンは無限雷撃で攻撃した、、、全ての魔物は倒れた


「凄いな、、2人とも、俺の相手がいないよ、、」

「本当、、ギルドの人達がみんなやられた魔物を簡単に倒すなんて、みんな、凄いわ」

「拓実さん、、後はあのゲートだ、、凄い魔力だよ、、、」

「よし、、、壊そう、」


次の瞬間、、ゲートが勝手に消えた、、、


「えっ、、ゲートが勝手に消えたよ、、どうして、、、」

「壊されない様に、、移動したんじゃないか、、、まずいなそれだと」


「さっきの魔物程度なら簡単に倒す事ができるけど、、、もっと強い魔物が出て来たら、大変だよ、、、」

「とりあえず、、このゲートの周りはもう、今のところ魔物はいない、、他のところも大きな魔力は感じないよ、、」


「王宮に、戻りますか、、、」

「タクミさん、シンさん、カズトさん、ありがとうございます、、」




消えたゲート



パーク王国王宮、、、


「あっ、拓実さん、お帰りなさい、、」

「美幸達は、先に帰って来てたのか」

「あっ、、、ミユキ、アイラ、クララ、、、ギルドはどうだった、、、」


「ミュー、、もう大丈夫よ、、ミユキが死にかけた、冒険者達も全て回復させたわ」

「ミユキ、、アイラ、クララ、みんな、、ありがとうね、、」

「ミュー達は、、どうだったの、、、」

「ん~、大きな魔力の魔物はほとんど倒したけど、、魔物が現れた原因のゲートが勝手に消えたのよ」


「あれ、、ミール、、ウオーカは、、、」

「もう、あきれたわ、、用事って、、以前、飲んだお酒の事だったのよ」

「本当よ、叔父様、、昼から飲むなんて、、マリン、信じられないわ、、、」

「私は、、、もうしないわよ、、、」


「お父様は、もう、お部屋で、寝てるわ、、、」

「まあ、いいよ、、今日は、、たぶん何も起こらないよ、、、」


拓実の言うとうり、その日は何も起こらなかった、、、


朝のパーク王国、、、


「あっ、おはよう、、ミュー、、早いのね 、」

「ん~、今日も、ドワーフの子達に魔法を教えるの、、すぐに戻って来るわ、、、」

「朝から、大変ね」


しばらくしてミューは帰って来た、、、

「ねえ、、、タクミさん、、もうギルドの冒険者達が、あのダンジョンに、向かっているらしいわ、、立ち入り禁止なのに、、大丈夫なの、、、」

「えっ、、もう、、ん~、、たぶん同じ所にゲートは現れないと思うけど、、まだ魔物はいるはずだよ、、、ゲート周りの魔物を倒しただけだから」

「えっ、、また怪我人が出るかもしれないわ、、」

「しょうがない、、俺が行って、魔物を全部片付けるよ」

「待って、、拓実さん、私も行くわ、、せっかく回復させたのに、、もう、だめね、、」

「タクミさん、、ミユキが行くなら、私も行くわ、、、」

「じゃあ、、瞬間移動するから、、、いいかな、、、」



北の森、、ダンジョンの前、、、


「着いたよ、、もう、冒険者達はダンジョンに入って行ったみたいだ」

「とにかく中に入るよ、、、」


「聖なる光の魔法、、、これで、魔物に気ずきやすいわ、、、」

「もう、近くにはいないな、奥の方に向かったみたいだ、、、やはり魔物の魔力波動は感じるぞ、、大した事はないが、、」

「もう間に合わないわ、、、拓実さん、、私が、魔法を使うわ」

「えっ、美幸、、大丈夫か、、」


「ええ、、ここは、戦いの専門家、、ヴァルキリーに任せるわ」


美幸は、「聖なる戦いの女神ヴァルキリー」

を召喚した

美幸の体の後ろに輝く大きな紋章が現れ

美幸が輝き浮くと目の前にヴァルキリーが、現れた、、、

「あっ、、ミユキ、、何をすればいいの、」

「ええ、、ヴァルキリ、このダンジョンの全ての魔物を全部、倒して、、お願いね」

「ええ、、わかったわ、、、」


ヴァルキリーは一瞬で見えなくなった

ダンジョンの奥の方から戦闘の音が聞こえた

しばらくしてヴァルキリーが、美幸の元に戻って来た


「ミユキ、、、終わったわよ、、」

ヴァルキリーは消えた


「えっ、もう、魔物を全部倒したの、、まだそんなに時間はたってないわ」


ずると、ダンジョンの奥の方から、、冒険者達が拓実達に近付いて来た


「あっ、、、女神様、、またあなたの魔法ですか、、あの凄い女の戦士は、、、俺達が魔物から逃げようとしたら、、その魔物を簡単に倒した、、そこらの魔物を一撃で倒したんだ、、、強い何てもんじゃない」


「いや、強いね、、ギルドに欲しいよ」

「ねえ、、あなた達、せっかくミユキが助けた命、、大事にしないと」


「すまない、、勇者様が、ダンジョンの魔物全部倒したって聞いたから、、今のうちに魔石を、取りに来たんだ」


「もう、、魔物はいないかもしれないけどゲートがあったのよ、、いつまたもっと強い魔物が現れるかも知れないのよ」

「このダンジョンはしばらく封印するからね、、、」

「しょうがない、、あきらめるよ、」




再度現れたゲート、、、



「あっ、、おはよう、ミュー、、今日も、、魔法を教えに行くの、、」

「ええ、、もう上の子達は一般的な魔法は覚えたから、卒業だけど、また新しい子達がいるから、ずっとよ」


「ミューは、王女様なのに、、、王宮の魔法使いにさせたら、、、」

「クララ、、好きで、やっているのよ」

「本当、、ミューは優しいわ、、」

「ミユキだって、優しいじゃない、、、」

「本当、ミューや美幸はよくやるよ、、、、私は、出来ないわ、、子どもは無理、、」


「そうね。、タマミは、ムシンケイで怒りっぽいから、無理ね、、」

「ヒエン、、お前は出来るのか、、」

「ヒエンに出来るわけないでしょう、バカね、、ムシンケイなタマミ、おばさん」

「おばさん、、絶世の美女の私を、、、この口か、、そんな事言うのわ、、」

「ごべんなざい、、ダバビ、やべで、、」


「もうあなた達は、朝から騒がしい、、」

「ミール、、マリンは、何も言っていないわよ、、、」

「ミューさん、、この人達と関わっていると遅くなるわよ」

「じゃあ、みんな、、早く帰って来るからよろしくね」


お昼頃ミューはあわてて、帰って来た、、、


「あっ、ミューお帰りなさい、、」

「ミユキ、、タクミさんは、、、」

「今、、シンさん達とあの北の森の様子を見に行っているわ、、結界が、大丈夫なのかと、、例のゲートがまた現れないか、確認するために、、、」


「それよ、、、例のゲート、、それがあの、石像の前に現れたのよ、、王宮の魔法使いが石像を見張っていたら、、突然ゲートが現れたって、、、」

「えっ、大丈夫なの、、、」


「だから、タクミさん達に見てもらいたいのよ、、、」

「どうしたの、、ミューさん、」

「あっ、ミールさん、ゲートが現れたのよ」

全員、、ミューの周りに集まった、、、


「美幸さん、、空間魔法で、拓実さんに連絡してちょうだい」

美幸は、「空間魔法」で拓実と話した


「あっ、拓実さん、あのゲートが現れたって、、、王宮にすぐに戻ってこれる、、」

「ああ、わかった、戻るよ、、、」


次の瞬間、、拓実達は王宮に現れた、、


「拓実さん、、あの石像の前にゲートが現れたって」

「何か、起こるといけないから、、すぐに行こう」

「拓実、全員で、行くのか、、12人もいるぞ、、攻撃が出来る男達はいくとして」


「パーク王国を守る人もいるわね、、、」

「王国に魔物が攻撃するかもしれないぞ」

「私とミューさんと美幸さんは石像の場所に行くわ、、アイラさん達は結界を張って、パーク王国を守って、、」

「ヒエン、、攻撃が、出来るのあなたしかいないからよろしくね」


「えっ、ヒエン、ご主人たまと一緒のほうがいい、、何で、タマミと一緒なの、、」

「それは、こっちのセリフだよ」

「えっ~、マリンもそっちの方がいい~」

「命令です、、、わかった」

「はーい、、、」



多摩美達はパーク王国全体に結界を張って

ドワーフの森の方を見ていた


「本当に魔物が現れるのかな、、」

「ねえ、タマミ、、私達も少し攻撃魔法、、試してみようよ、、魔力も上がったし、、もしかしたら使えるかもよ」


「クララは、聖女のリングがあれば、多少攻撃出来るでしょう」

「アイラ、本当に、いつまでも、守っているだけじゃ、、だめよ」

「ミユキだって、、召喚魔法、使えるんだから、、」

「ミユキは、別格よ、、真似出来ないわ」


「マリン、今度、、拓実の奴に、攻撃魔法教えてもらおうかな、、、」

「えっ、タマミ、あんた、、タクミの魔法は無理よ、、、あんな魔法、、異常だもの、カズトに教えてもらったら」

「拓実に頭を下げるのも嫌だけど、カズト、あいつに頭下げるのはもっと嫌だわ、」


ドワーフ森の外れ、、、


「本当だ、、あのダンジョンにあったゲートだ、、、」

「まだ、魔物はいないが、、、本当に凄い魔力じゃな、、拓実どうする」


「今度は、壊されないように結界がかかっているぞ、、まるで生きているようだ」

「ミール、、後方で結界を張って中に待機していてくれ、ミューさんパーク王国の魔法使い達も結界の中で待機させてくれ」

「わかりました、、ねえ、あなた達、結界を造るからはいって」

「はい、、ミュー王女様、、、」


「、、美幸さんは魔力を使わないで、ミューさん2人で結界を造るわよ」

「わかったわ、、、」

結界が出来ると、、ミール達は結界で待機をした、、、


すると、ゲートの周りの景色が歪みゲートから魔物がぞろぞろ出てきた、、


「おい、拓実、カズト、シン、ダンジョンの時の魔物とは比べ様もない強い魔物だぞ、それも、大勢」

すると、数匹の魔物がパーク王国の方に飛んで行った


「おい、拓実、パーク王国は大丈夫なの、か、、」

「マリン大丈夫かな、、」

「ああ、、心配だクララ大丈夫かな」

「ああ、、ヒエンがいるから大丈夫だろう」





魔界の魔獣王、、、



拓実達は、魔物に魔法攻撃を始めた


魔物が魔界波で、結界を攻撃してきた


「きゃーっ、、、、、凄く揺れているわ、、大丈夫かしら、」

「魔物は拓実さん達に任すわ、、」

美幸は、「聖なる無限結界の魔法」を念じた

結界は更に頑丈になった、、、


ゲートからの、魔力がどんどん上がり

その魔力が石像を包むと、、石像が巨大な本物の、魔獣王に変わった、、


「おいおい、、、何だ、あれはとてつもない魔力だぞ、化け物か、、」

魔獣王は雄叫びをあげた、、

「拓実、以前パーク王国で暴れた魔獣王よりも大きく魔力は比べ様もないぞ」


「拓実、あの魔獣王は任せる、ワシらは魔物を倒すぞ、、シン、カズト、最初から強い魔法で攻撃だ」


拓実は「神聖の拘束魔法」で魔獣王の動きをしばらく止めた


シンはゴールドゴーレムで攻撃、、

カズトは光の大魔導波で攻撃、、

ウオーカは光の無限雷撃を放った


しばらくウオーカ達の攻撃は続いた、、、

「全然、減らないぞ、、、シン、カズト、、もっと強い魔法じゃ、拓実があの魔獣王を止めてる間に怪物達を倒すぞ」

「師匠、、目一杯やっているよ」

「ウオーカさん、、俺もかなり魔力を使ったぞ、、、」

ウオーカたちは必死で魔法攻撃をしていた

ミール達もウオーカ達に防御魔法や回復魔法をかけていた、、、

しばらくすると、魔物達は、全滅した

魔力がなくなったウオーカ達は結界で休む事にした

「拓実、、後は任せたぞ」


「さてと、後はお前だけだ、、もう、拘束は解けているだろう」


魔獣王は、口から魔界光線を放った、、

拓実の後ろの山の一部が消えた、、


「へえ、、凄い攻撃だ、、」

「よし、、これはどうだ、光の無限魔導波」

「あれ、、全然効いていない、、」

「拓実、、何を遊んでいる、、早くしないとパーク王国の方が気になるぞ」


「ああ、、、じゃあ、試したい魔法と」


拓実は、「神聖の召喚魔法神降臨」を念じた、、


雷鳴が鳴り響き、、雲が渦を巻いて、

異空間から、大きな男が現れた


スサノオ、、、見参、、、


「私を呼んだのは、お前か、、、いい度胸だな、、、、、えっ、、お前は誰だ、、その魔力波動、魔力いや神力、、どうして、、あなたが、、人間界にいるんですか、、」


「あの、たぶん間違いですよ、、、」

「いや、、、私が、、わからないはずはない、、、、でも、なぜここにいるのか」


「あの~、そろそろいいですか、、あの魔獣王を封印してもらえますか」

「えっ、、あんな奴、あなたなら簡単に倒せるでしょう」


「いや、、、間違うとこの世界が壊れる、力加減が難しいんだ」

「そうですね、、あなたなら、、この世界ごと消してしまいかねない、わかりました封印しましょう」


魔獣王は拓実達に向かって魔界光線を放った


スサノオは「神聖のシールド」で跳ね返した


「おい、あの方の命令だ、、封印させてもらうぞ、、、」


「神聖の封印、黄泉」生きてあの世にいくがいい、、、


魔獣王の周りの景色が歪み、、大きな渦が現れ魔獣王を飲み込むと、、魔獣王はもがいた、、しかし逃げられない、、しばらくして

魔獣王と共に大きな渦は消えた、、辺りには悲鳴だけが聞こえた、、、


それと共にゲートも崩れた、、、

「先ほどのご無礼、お許しください、、まさか、あなたと、思わなかったので、、」


「えっ、、ちがうって、、、本当に、、魔力波動、似てるのかな、、あの人に」


美幸達も拓実の近くに来た、、、


「えっ、、やっぱり、、イザナミ様もいるじゃないか、、、、この魔力波動、、間違いない、、生まれ変わったんだ、、、それに、夫婦また、、一緒になったんだ、、」


「いや、、、勘違いだって、、、もういいや、、勘違いで」


スサノオは喜んで消えた


「拓実さん、、あの神様何を話していたの」

「大したことじゃない、、美幸は、俺の奥さんなのかって」

「えっ、、、拓実さん何て言ったの、、」

「知らない」

「教えてよ、、、」


「、、、ん~、美幸さん、もういいかしら」

「あっ、、ごめんなさい」

「拓実、、パーク王国が、気になるすぐに戻るぞ」


「ああ、、瞬間移動魔法」


パーク王国、



「ずいぶん、静かね、、、、」

「あっ、拓実達、帰って来た、、おーい」

「大丈夫かしら、、、マリンどうしたの」

「エヘヘ、、私達が、ヒエンに教わった攻撃魔法で魔物、全部倒したわ」


「えっ、、攻撃魔法が使えたの」

「そう、、アイラもクララも、、タマミだって、使えたのよ、、やっぱりかなりレベルアップしたのよ、、でも、適正無視してるみたい、、タクミと行動しているから、マリン達も異常みたいよ、、まさかタクミみたいに化け物にはならないわよね、、」

「マリン、、化け物扱いするな、、」

「エヘヘ、、タクミ、聞こえた、、」

「拓実、、ゲートは、、どうしたの」

「全部済んだ、、ゲートは壊れた、、もう魔物は現れないよ、、」


拓実達は、パーク王国の女王様に報告をしてウィザード王国に神聖のゲートで帰った、、


ウィザード王国王宮広間、、、


「さてと、、もう帰りますか」

「拓実、、帰るのか、、また何かあったら連絡するぞ、、」

「ああ、、、わかったよ、、」


「異世界転移魔法」、、


拓実達は、、、拓実の部屋に現れた、、、

「よし、、日にちも、時間も、進んでいないな、、大丈夫だ、、」

「ねえ、、拓実さん、、あの神様に何て言ったのよ」

「えっ、、拓実、何の事なの、、、」

「多摩美まで、、、普通の会話だよ、、」

「それより早く帰って、体を休めないと、、またウオーカから連絡が来るぞ」

「そうすね、、、また明日はバイトだから、、、あ~あ、、せっかく獣人国に行ったのに、、写メ、一枚も撮れなかった、、

クララ、ずっと側にいるんだもの」

「バカね、、クララの写メ撮ればいいじゃん、、、」

「もう一杯、撮ったよ」

「さあ、、もう解散ですよ、、、」


カズトと多摩美は帰って行った

拓実はいつもの様に美幸を送った


帰りながら、、美幸が、また「神様に何て言ったのよ、」と聞くから、、俺は「奥さんだ」と言ったと答えた、、、


美幸はニコニコと笑っていた

こんな平和な、拓実達の世界とは違い魔法の世界ではまた何かが起こる、、、



END

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