第28話、魔法使いは憂鬱

魔法使いと水の妖精と世界樹の森(サファイア王国)


魔法使いは憂鬱(28)



世界樹の森



青々と木々が広がる、大きな森ここは、、、サファイア王国の領域、、、世界樹の森と言われている、、、


世界樹は魔力を宿った不思議な大樹だ、、、


色んな生き物が恩恵を受けている

聖霊や妖精達もたくさん住んでいる、、、


そんな事とは関係ない拓実達の世界、、、


「ああ、、、疲れた、、もう仕事、大変だ

魔法でどうにかしたい、、、」

「ずっと、、お家にいたい、、一日中、、何もしないで過ごしたい」


この様な独り言を言っている拓実は実は魔法使いである、


でも自分達の世界では魔法は使えない

ウオーカに「俺達の世界では魔法はいらない」と言ったからだ

魔法秘伝書にそう記載された、、、


しかし美幸だけは記載されなかった為魔法が使える、、美幸の魔法で、異世界にある魔法の世界に行ける

魔法の世界では拓実達も魔法が使える


いつもの様に拓実の魔導具のリングから、

ウオーカの声が、、、


「拓実、、聞こえるか、、」

「はいはい、、、聞こえていますよ、、」

「依頼と言う訳ではないが、シンの国、、、サファイア王国の近くの世界樹の森で異変が、起きているらしい、、詳しい事はわからないが、、シンが調べるから手伝ってと言っているぞ、、」


「昨日、魔法の世界から帰って来たばかりなのに、、、、シンの頼みだったらしょうがない、、、すぐに行くよ、」

「よろしくな、、待っているぞ」


拓実が連絡をすると、すぐに美幸達は拓実の家に来た、、


「拓実、、、今回はシンの国のサファイア王国に行くの、、じゃあマリンも一緒ね」

「多摩美、最近マリンと仲良いじゃないか、何で、、、」

「そうよカズト、、なんかマリンと気があうのよね、、、」

「シンやマリンの依頼なら、、早く解決しないとね、、拓実さん、、、」

「そうだな、、、美幸、魔法をよろしく」


「異世界転移魔法」を美幸は念じた


拓実の部屋が霧の様に白くなって、、、

静電気の弾けるパチパチと音が鳴った

白い霧の渦巻くトンネルを抜けると、、、

ウィザード王国、王宮広間の空間が歪み

異空間から拓実達は現れた、、、


「拓実、、よろしくな、、」

「拓実さん、ご苦労様です、、、」

「ご主人たま、、、シンの国だって、、ヒエンは初めてだよ、、マリンから聞いた事は、あるけど、、」


「そうか、ヒエンは初めてなんだ、、、」

「ねえ、、ミール、マリンは、、、」

「、、、マリンならもうサファイア王国に行っているわ、、、」


「遅かったか、、飛行船の方が早いのに」

「拓実、、荷物は飛行船に積んで置いたぞ」

「えっ飛行船で、行くの、、瞬間移動かと思ったけど、、、」

「世界樹の森は飛行船じゃないと、魔力をかなり使うし、、行った事ないだろう」


「そうだな、飛行魔法は全員無理があるか」

「拓実、、私、飛行魔法は嫌だからね、、」

「わかったよ、、多摩美、、」

「じゃあ、飛行船で行くよ、、、」


「飛べないタマミ、、よかったね」

「、、、ヒエン、、この口か嫌味言うのは」

多摩美はヒエンのほっぺをつまんだ

「やべて~、、ダマミ~、、」


拓実達はウィザード王国、王宮広場、飛行船の前にいた、、


「さあ、拓実、、行くぞ、、もう夜だけど」

「ああ、、普通の速度でサファイア王国に向かうよ、、明日の朝には、着くはずだ、、」

「さあ、カズト、、寝る為に、、少しお酒を飲むぞ、、、」

「いいですね」

「、、、、」





世界樹の森の異変




次の日、、拓実達はサファイア王国に着いた、、、


飛行船を王宮広場に着陸させると、、

そこにはシンとマリンが待っていた


「あっ、、、タクミ達来たわ、、シン、、」

「拓実さん、よろしく、、、」

「あっ、、、マリン、、会いたかったわ」

「えっ、タマミ、、、いつも会っているじゃない、、、」


「だって、この間、エルフの国の時はマリンがいなかったじゃない、私、つまらなかったわ、、、」

「えっ、、、どういう意味、、、」

「バカね、、それだけの意味よ」

「あっ、、そう、、私も、タマミとなんか波長が合うのよね、、、」

「私もよ、、、」


「ところで、、シン、世界樹の森の異変とはどういう事なんじゃ」

「あまり、人が立ち入らない場所なんだが、近くに大きな遺跡があって、お宝を求めたり魔力の経験をあげるために行く魔法使い達がいるらしい」


「えっ、、どうして、、わざわざそんな危険な事するの、、、」


「いずれは、、どこかの国につかえるためにレベルアップするか、ギルドの依頼を受ける者達は仲間とパーティーを組んで地下ダンジョンや遺跡後で魔物退治をして生活しているんだ、、、魔石なんか目的の奴らもいる」


「その魔法使いが、遺跡の近くの森の木々が広い範囲なぎ倒されていたと、、、その側に見たこともないかなり大きな怪物が現れたと言っていた」


「世界樹は貴重な大樹だ、倒されてはこまる、、、」


拓実達は王宮で王様達に挨拶を済ますと、、


王宮広間にいた、、、

「ウオーカさん、、、もうサファイア王国の魔法使いや魔法騎士、数十人が世界樹の森に向かっている、、出来れば俺達も早く対応したいのだが、、、」


「いつでも、、いいぞ、、なあ拓実、、」

「そうだな、、、被害が出ない内に対応しないと、、、」


王宮広場の飛行船の前、、、


「さあ、、全員、乗り込んで、、、」

「わーい、、、飛行船、、大好き、、なんでもあるし、、、ねえ、、ヒエン、タマミ、

楽しいね、、」


「マリン、、何か食べる物ないの、、お腹すいた、、、」

「ヒエン、そう言うと思って、お菓子持ってきたのよ、、、」、、

「えっ、、ずいぶん用意がいいのね、、、、マリン、私にもちょうだい」

「はーい、、タマミの分、、、」


「はあ~、、あなた達は、、、緊張感が何でないの、、大丈夫かしら、、、」


「シン、、世界樹の森の地図はある、、」

「ああ、拓実、これだよ、、、」

「よし、、これでいい多分1時間もかからないよ、、、」


飛行船はサファイア王国上空に静かに浮かび上がると凄い速度で飛びはじめた


「もう少しで着く、、、あれだ」

森の中に飛び抜けて大きな木がそびえ立っていた、その近くには大きな遺跡も見えた


「あれだ、、サファイア王国の魔法使い達がテントを張っている、、、あの横の広い処に飛行船を着陸させるぞ、、、」




不気味な遺跡と地下ダンジョン



飛行船はサファイア王国の、魔法使い達の、テントの横に着陸した


飛行船からシンが降りると、魔法使い達が、駆け寄って来た


「シン王子様、、ご苦労様です、、それにしても凄い乗り物ですな」

みんなは、珍しそうに飛行船を見ていた、、


拓実達、全員が外に出ると飛行船は、結界の魔法が掛かり、地面に沈んで消えた


サファイア王国、の魔法使い達は、また驚いた、、、

「拓実さん、地中になぜ沈めたの、、」

「壊されない様に沈めたんだ、、」

「拓実、今回の敵はそんなに手強いのか、、、」

「まあ、念のためだよ、、、」


「シン、、とりあえず遺跡の方を、見てみるか、、」

「じゃあ、案内するよ」


拓実達は、シンの案内で遺跡の方に向かった


「これか、、、かなり大きな国だったんだな、、王宮や、神殿みたいなものもある

地下ダンジョンもある、これだとお宝やレベルアップするために魔法使い達や冒険者達が集まるわけだ」


「拓実、、国につかえない、魔法使い達や、戦士はギルドに冒険者登録して魔物を退治してレベルアップしたりお金を稼いでいるんだ」


「へえ、、、さっき聞いたけど本当にそんな危険な事するんだ大変だね」


「何、言っている、、拓実、お前がやっている事はその魔法使い達よりももっと危険な事をやっているんだぞ、、、まあ普通の魔法使いではけして倒せない敵を簡単に倒すんだからお前は危険と思っていないだろうが」


「この遺跡、あんまり良い魔力ではないな、怪物が出たのはこの遺跡からじゃないのか」


「さて、遺跡の中は明日の朝からにしよう

ちょと、世界樹の木も見てもらいたいからな、、、特に拓実さんは妖精女王ラン様の恩恵を受けているから見てもらいたい、、世界樹にはたくさんの生き物が恩恵を受けている、、妖精達もそうだよ、、、」




水の妖精女王の教え




拓実達は、世界樹の方に向かって歩いた


「さっきとは、全然ちがうぞ、、柔らかな魔力が広がっているぞ」

「本当に、、暖かい感じがするわ、、、」


「魔力が感じるって、、私はまた全然わからないわ、、、」

「ねえ、、マリン、、何か魔力なんて感じるの、、、」

「ん~暖かい感じがするわ、、タマミ」

「それ、今、美幸が言ったじゃない」

「エヘヘ、、、私がわかるわけないでしょう、、、知ってるくせに、、」

「私達、、似た者同士なのね、、、」

「ね~、、、」

「ヒエンも、、ヒエンも、一緒だよ」


拓実達は、世界樹の木の前に来た、、、


「ほう、、近くで見ると、とてつもなくでかいな、、やはり、色んな魔力を感じるぞ」

「ほう、、、1つだけ他の魔力と、桁外れの魔力があるぞ、、、」

「ええ、、、何か知ってる様な魔力よね」


その時拓実達の方に白い小さな光が集まってきた、、


「拓実、、これって妖精よね、、、ラン様の森で見た事あるもの、、砂漠の妖精達とも、同じだわ、、みんなかわいいわ、、、」

すると妖精が拓実に話しかけた、、、


「ねえ、、あなた、、、どうしてあなたから妖精族の、魔力を感じるの、、、」

「不思議、、、本当ね、、、」

妖精達は騒ぎ出した、、、


すると、、世界樹の木のほうから、さっき感じた大きな魔力が近付いた、、、


他の妖精より大きな妖精が現れた、、、

拓実は、、見たような顔だと思った

「あなた達、、、何事ですか、、騒がしい」

「スイ様、、、ごめんなさい、、」

「そこの人間達、、ここはあなた達の立ち寄って良い場所ではないわ、、、えっ、、、そこのあなた、、、どうして、、、お姉様の魔力を感じるのは、、、」


「えっ、、お姉様ってもしかして、、、」

「あの~拓実さんは、光りの妖精女王ラン様の恩恵を受けているからだと思うわ」


「えっ、、あなた、人間よね、、、ランお姉様があなたに、、、」

「あの~、じゃあ、風の妖精女王セイ様もご存知ですよね」


「えっ、、セイお姉様もご存知なの、、」

「ええ、、天空の国でお会いしました」

「あなた達、、何者なの、、、」

「拓実、、、見せた方が早いぞ、、」

「そうだな、、、召喚魔法で、、」


拓実は、「光りの妖精女王ラン」の魔法を

念じた、、


辺りは眩しいくらいの光が注いで妖精女王ラン様が現れた、、、


「えっ、、、お姉様なの、、、」

「あら、、、スイじゃない、、ずいぶん久しぶりね、、、どうしたの、、わすれたの」

「お姉様、、、お逢いしたかった」


水の妖精女王スイは妖精女王ランに抱きついた、、、

「いつまでたっても、、あなたは変わらないわね、、ちゃんと水の妖精女王としてやっているの、、、」

「お姉様の教えを守っているわ」

「頑張っているのね、、私も、安心したわ、私はあの森を離れられないわ、、、、だから拓実さん、の魔法で分身としてセイに会えたわ、スイ、あなたともね、、、」


「そろそろ私は、消えるわ、、空間魔法でお話はできる、、私も、拓実さんの魔法であなた達を、守るから、拓実さんに協力して」


光りの妖精女王ラン様は消えた、、、


「拓実様、、ありがとうございます、、何十年ぶりかしら、お姉様のお顔が見れたわ」


ウオーカがスイ様の前に出て、、


「スイ様、、ワシ達はこの世界樹の木を守るために来たのだが、少し教えていただけませんか、、」

「それは、あの巨大な怪物の事、、それともその怪物を操っている者の事、、」

「えっ、、怪物を操っている者がいるのですか、、、」

「たぶん、、召喚魔法よ、、、」





遺跡探索と魔界のゲート




「あの遺跡の地下ダンジョンから男と怪物が出てきた、、、」

「怪物は、その男の命令で動いていたわ」

「ありがとうございます、、スイ様達はどうか危ないことはしないで下さい、ワシ達がその召喚魔法使いを退治しますから」

「ええ、、わかりました、、、」


拓実達は妖精女王スイと別れてサファイア王国魔法使いのテントの場所に戻った


「シン今日は、、もう遅いから、明日は朝から遺跡の調査をしよう」

拓実は飛行船を地上に出すと皆、、飛行船に入って行った、


「いや、、飛行船はいいな、、王宮にいるみたいだよ」

「そうでしょう、、シン、、飛行船は快適でしょう」


ミールが女の子達に声をかけた


「ねえ、、みんな、夕食の用意するわよ、、」

「はーい、、」

「返事だけはいいけど」

「今日は美幸さんだけしか戦力にならないわ、、、もう、マリンと多摩美とヒエンは手伝わなくてもいいわ、、、」


それでも結構美味しそうな料理が並んだ

料理をつまみながら、相変わらずウオーカとカズトお酒を飲んでいた、、、そしてしばらくしてシンも飲み始めた


次の日、、


全員は、遺跡の入口にいた、、、


「さてと、、昨日、スイ様が言っていた、地下のダンジョンから調べようか」

「そうだな、地上の遺跡はあまり変な魔力は感じられないぞ」

「ダンジョンは嫌な魔力で溢れているぞ、、みんな、嫌な魔力に耐えられそうか」

「全然、、大丈夫だよ、、」


「本当に、拓実といると、どれだけ魔力の耐久が出来るんだ、、みんな、、優秀だな、、」


拓実達は地下のダンジョンに入って行った


「待って、、何も見えないから、私が魔法を掛けるね、、、」

美幸は「聖なる光の魔法」を念じた


ダンジョンの中は外の様に明るくなった

「おお、、かなり大きなダンジョンだな、魔物の魔力も複数感じるぞ、、、これは色々な経験値を稼げるわけだ」


「でも、ウオーカさん、結構、初心者のパーティーは犠牲者が出て、サファイア王国のギルドは大変みたいだよ」

「そうか、、今感じる魔物はたいした事がないが、、スイ様が言っていた怪物の魔力は感じられない、、」


「ウオーカさん、このダンジョンは魔石がたくさんあるらしい、、それを目当ての冒険者もいる」

「色んな魔石に吸い寄せられる様に集まるのか、、、」


「えっ、、そんなに種類があるの、、魔石って、、、、マリン、どうなの」

「タマミ、、そうよ、、魔力を宿している石全般を魔石と言うのよ、賢者の石もそうね、、石の種類で効果も違うわ」

「なんだ、、、神聖石だけじゃないのか」

「ヒエンは、食べ物以外、何もいらないよ」


「どんな弱い魔物でも、注意しよう」

拓実達は地下へと進んだ、、、


「おい、あれは何だ、小さな魔力が消えたと思ったが、あの魔力のゲートのせいか」

「おい、誰か、出てくるぞ、、、魔族か」


ゲートから出てきた魔族が拓実達を見て

「ほう、、人間がこのゲートを見て平気でいられとは、、、」

「お前達、、好きに暴れろ」

すると異空間から、大きな怪物が数体現れた




破壊された世界樹の木




「ミール、みんな、結界を張って、、」

「はい、、お父様」

「おい、1~2体遺跡の方に行ったぞ」

「サファイア王国の魔法使い達で相手になるかな」


「シン、ここの怪物を先に片付けないと、、、あれ、、あの召喚魔法使う魔族もいないぞ、、」

「シン、、まずはあの怪物だ、、」

シンは「大魔導波の魔法」を放った

怪物は硬い甲羅で跳ね返した、、


「カズト、、光の矢だ」ウオーカとカズトは

光の弓で光の矢を放った、、

これも、怪物には通用しなかった


拓実とヒエンが「神聖の灼熱の炎」を放った

怪物は全滅した、、、

消滅した怪物の後に水聖石が転がっていた

「奴は水聖石で怪物を造っていたのか、、、強いわけだ」


「ウオーカ、、さっき外に出て行った怪物達が気になる、、急ごう」


拓実は「瞬間移動の魔法」を掛けた


全員、地上に現れた、、

「おい、サファイア王国の魔法使い達のテントの場所に煙が上がっているぞ」


拓実はまた全員を「瞬間移動の魔法」で

煙が出ている場所に移動させた


そこではサファイア王国の魔法使い達が怪物と戦っていた、、

シンがすぐにゴールドゴーレムを召喚した

ゴーレムは魔界波を放った、、、

怪物は一瞬で消えた、、


「シン様、、、怪物が1体世界樹の方に、、向かいました、」

すると世界樹の方から大きな音が、、、


「シン、、世界樹が見えないぞ、、今の音は世界樹が破壊された音か」

「拓実さん、、スイ様達は、、」

「シン、、また怪物やさっきの召喚術師が、ここに来ると困る、、後、サファイア王国の魔法使い達の怪我の対応もしないと」


「ワシと拓実と美幸さんとヒエンでスイ様達を助けに行く」

「ああ、、、わかった、、俺達はここで、、待機するよ」


拓実の魔法で世界樹の木の元に移動した


そこはひどいありさまだった、、、

「えっ、、ひどい、、世界樹がめちゃくちゃだわ、、、スイ様達は、、」

拓実は倒れている世界樹の木を見ていた、、

木の影から怪物が現れた、、、

「お前にかまっていられない、、」


拓実の顔色が変わり、一気に魔力を3割に上げた、、

大地がゆれ、、雲が渦巻いた、、空には稲妻が光っている


ウオーカ達は立っていられない、、、

「拓実、、、少し魔力を抑えろ」

拓実が怪物の横を歩いただけで怪物は消えた

大地はもっと激しく揺れた、、、


「美幸さん、、拓実の怒りを止めてくれ」

「拓実さん、、だめですよ、やめて、」

「美幸さん、、それだけ、、」

拓実は我にかえって、魔力を1割程度に抑えた、、、


「えっ、、今の美幸さんの声で通じたのか」

「なんだ、、拓実のばかもの、もっと早く気がつけ、、、」




魔界の召喚術師の召喚魔法



「拓実、、冷静に、、スイ様の魔力は、、、破壊された世界樹の中に感じるぞ」

「そうか、良かった、、どこにいるか心眼の聖霊の魔法で探すか」


拓実は魔法を念じた、、、


心眼の聖霊は世界樹の中に入って行った


「あっ、世界樹の木の根元の大きな空間に、スイ様や水の妖精達、色んな種族が避難している、、スイ様が結界を張ったんだ」


拓実はスイ様達の元に瞬間移動した

「あっ、、拓実様、、」

「スイ様、、すみません、、世界樹を守れなくて、、外は危ない、、俺が強い結界を掛けます、、召喚術師を倒すまで少しここで隠れていただけますか」


「ええ、、拓実様に、おまかせします」

拓実は、「神聖の結界の魔法」を念じた

「本当に、、拓実様の魔法は凄いわ、、」


拓実はウオーカ達の元に移動した

「スイ様達は、もう大丈夫だ、」

その時サファイア王国の魔法使い達のテントの場所から大きな音がした

「拓実、、ミール達が心配だ、、行くぞ」


拓実は「瞬間移動の魔法」を念じた

「シン、、、どうした、、」

「あっ、ウオーカさん、、あいつだ、、あの魔界の召喚術師だ」


上空には不思議な格好の男が浮かんでいた

「ほう、あの怪物を、、全滅させるとは、、人間のくせに、、凄いな」

「私を、楽しませろよ、、これならどうだった、、」


「ミール、、急いで結界を、、」

「ミールさん、、新しい結界があるから、私が掛けるわ、、、聖なる全能の神の結界」

美幸は魔法を念じた、、、


美幸は魔力が減り過ぎてその場に座り込んだ


「美幸、、大丈夫、、、」

「ありがとう、多摩美さん、、、、こんなに魔力を使うとは思わなかったわ」

「美幸さん、、この結界、、何、、とんでもない魔法よ神レベルよ」


魔界の召喚術師が魔法で、数体の使い魔をだした、、

使い魔は拓実達に襲いかかった、、

「みんな、気をつけろ、、凄い魔力だ、、」

ウオーカとカズトは光の魔法剣で使い魔に、

立ち向かった、、、


「拓実、、こいつら実体がないぞ、、」

シンも、雷神の剣で戦っている

「何回、、攻撃しても、倒れないぞ、、拓実、どうにかしてくれ」


拓実は「妖精女王ランの召喚魔法」を念じた

妖精女王ランが森の上空に現れた


妖精女王ランが魔法を唱えると、、柔らかな光の欠片が降り注いだ、、、


実体のない使い魔は全て消えてしまった




召喚魔法対召喚魔法



「本当に、お前、、何者だ、、先ほどの、、大きな魔力、あれはお前か、、」

「こんな魔力が大きな奴が、人間界にいるなんて聞いてない」

「これならどうだ、、、魔界の巨人、、」

「魔界の巨人、先にあの結界を壊して中の弱い奴らを倒せ」


魔界の巨人は結界の上を激しく叩いた

「キャー、、、タマミ、、結界は大丈夫なの、、」

「大丈夫だよ、、美幸の魔力を失くす位の、結界だもの」

「そうね、、、美幸さんが使った魔法は

神レベルの魔法だもの、、外の音すら聞こえないわ」


サファイア王国の魔法使い達も驚いた

さらに激しく魔界の巨人は攻撃した、、

しかし結界はなんともない、、


「何だ、、なぜ壊れない、、、魔界の巨人は相当な力を持っているのに」

「お前の魔法はそんな物か大きければいいのか、、暗黒の巨人の魔法」拓実は念じた


辺りが暗くなり上が見えない位の巨人が現れた、、暗黒の巨人が魔界の巨人を一掴みにすると、、魔界の巨人は消えた、、、


拓実は暗黒の巨人を消した、、、


「もういい、、終わりにしよう」


「召喚魔法、、、朱雀、」魔法を念じた


空が曇り、、雷が鳴り響き、、その空間から朱雀が現れた、、、

朱雀は拓実の元に来て、人型に変化した


「ご主人様、、今度はどんなご用ですか」

「ああ、、朱雀、、あの魔界の召喚術師を、封印してほしい」

「やはり、ご主人様は、お優しい、、倒さないで、封印ですか」

「俺の魔法じゃ消してしまう、、、」


「お前達、、何をこそこそ話している、、

そんな鳥野郎に私が封印されるわけない」


「、、、鳥野郎、、ですか、、」

「えっ、、朱雀、、怒っているの、、いつも冷静な朱雀が、、、」

「あいつ、、封印だけで、、よろしいのですか、、少し反省させて封印しましょう」


そう言って朱雀は魔法を唱えた

「神聖の神の雷撃」、、魔界の召喚術師は

金縛りで動けない、、そこに次々に雷撃が

当たった、、

魔界の召喚術師は地上に落ちた


「えっ、、朱雀、やり過ぎじゃないの」

「大丈夫ですよ、、生きていますから」


朱雀はまた魔法を唱えた

「神聖魔法、、神隠し」


空に異空間が広がり、その異空間に大きな目が、現れ、倒れている魔界の召喚術師を異空間へと吸い込んだ、、異空間は消えた


「ご主人様、、終わりましたよ、、あいつが封印されたので、ダンジョンの魔力のゲートは消えました、、、」

そう言って朱雀は消えた、、




妖精女王ラン様の願い



拓実が地上に降りると、結界を解いて美幸達が駆け寄って来た

「拓実さん、、終わったのね、、、」

「ああ、、やつは、封印した、、、全て終わったよ」


「拓実、、世界樹じゃ、、スイ様達どうするんじゃ」

「拓実さん、、世界樹が倒されたって本当に、、」

「もう、、ダメじゃない、、タクミ」

「マリン、、俺が倒したわけじゃない」

「拓実、、魔法でどうにかしろ、、」

「、、、多摩美、、お前が言うな」


「拓実さん、、とにかく世界樹からスイ様達を出さないと」

「そうね、美幸さん、の言うとおり、、世界樹の事はその後ね、、、」


その時、拓実に「空間魔法」で妖精女王ラン様が話し掛けた

「拓実さん、、私に考えがあります、、私を召喚して、、、」

「ええ、、はい」


「召喚魔法、、妖精女王ラン様」

拓実は魔法を念じた、、、


上空が光り輝き、、、妖精女王ラン様が、

現れた、、


ラン様は、、拓実の元に降りて来た

「拓実さん、、世界樹が倒されそうね、」

「ええ、、魔界の怪物が、、、すみません

俺が守れなくて、、」


「でも、世界樹に住んでいた者達は全員、

無事なのよね」

「ええ」

「じゃあ、、世界樹を元に戻せばいいのよね、、、」


すると、ラン様は美幸の前に来て、、、

「美幸さん、、、あなたの聖なる造形魔法、あれで直せないの」

「ラン様、、すみませんあの魔法は魔力がある物は直せないの、、あの世界樹は相当な魔力だから、、、」


「そうでしたか、、、美幸さん、、あなた

聖なる大地の女神レアの召喚魔法は使えないの、、、」

「えっ、、それ、、この間の聖なる魔法秘伝書に載っていた魔法だわ、」

「ラン様、、使えるか、わからないけど

やってみます」




聖女の召喚魔法



拓実達は世界樹の元に来た


「スイ、、聞こえる、、」

「あっ、、お姉様、、聞こえるわ」

「そこにいる全員、、今から瞬間移動の魔法で世界樹から外に出すわよ」

「わかったわ、、お姉様、、、」


妖精女王ランは「瞬間移動の魔法」

を唱えた、、、


世界樹の中の者達は全員、、外に現れた


「お姉様、、ありがとう、、」

「スイ、、これから世界樹の木を元に戻せるかやってみるわ」

「えっ、、、お姉様、そんな魔法があるのですか、、」


「私じゃないわ、、、美幸さん、お願いいたします」

「ええ、、ラン様、、」


美幸は「聖なる大地の女神レアの召喚魔法」

を念じた、、、


美幸の体が輝き、後ろに大きな魔法の紋章が現れた、、、すると、美幸の体が浮くと、更にかがやきだして、、、、

次の瞬間、、美幸の前に大地の女神レアが現れた、、、


「ご主人様、、私にご命令を、、、」

「すみません、、あの~、、倒れている、、世界樹の木を元に戻せますか」

「ええ、、簡単ですよ、、、」


大地の女神レアは世界樹の木に近づき、木を触ると、、、世界樹の木が輝き始めた

世界樹の木は大きな音をたてながら元の状態に戻った、、

「えっ、、凄いわ、、元の世界樹だわ」


大地の女神レアは美幸の前に立つと、、、

「ご主人様、、元に戻りましたよ、、魔力も元に戻っていますよ、」

そう言って大地の女神レアは消えた


「美幸さん、、ありがとうございます」

「いえ、、ラン様、、お礼なんて、、いつも助けてもらっているのに」


「スイ、、これからも世界樹の木でみんなを守ってくださいね」

「はい、、ランお姉様、、ありがとう」

「今度は空間魔法でお話し、しましょう」

「お姉様、、本当はこうして顔を見たいわ」

「スイ、、拓実様がいれば、またこうして会えるわ、、、頑張りなさい、、」

「お姉様、、、、」

妖精女王ランは消えた、、、


「美幸様、、ありがとうございます、、、

拓実様、また、会えますよね、、、」

「ええ、、、いつでも、、」

水の妖精女王スイ達は世界樹の木に戻った


「さて、ワシらも帰るか、、シンとマリンはどうする」

「一応、、王様に報告します、、その後でウィザード王国に戻ります」


飛行船はサファイア王国にシン達を下ろすと

ウィザード王国に向かった、、


ウィザード王国、、、

拓実達は王宮広間でくつろいでいた


「今回はシンの国サファイア王国だから、、お礼なんてもらえないな、、」


「あっ、、ウオーカ、、これ、」

拓実は空間保存庫から、いろんな魔石、魔聖石、聖神石や、色んな魔石をたくさん出した

「拓実、、これ、どうしたんだ、、」

「あの、ダンジョンで見つけた石と、、、あの怪物に使われていた魔石だよ」

「お前、、いつの間に、、」


「ウオーカ、、帰るよ、、また、」

「あっ、、拓実、、、今度は本当に西の森の定期討伐をやるよ」


「ああ、、連絡よろしく、、、」


「異世界転移魔法」


拓実の部屋に現れた、、


「明日は、久しぶりのコスプレイベントの

アルバイトだ、、、」

「私も、、モデルの仕事が入っているわ」

「みんな、お仕事大変ね、、、」


「美幸だって保育園の先生でしょう、、、

私は、小さい子ども見れないわ、、ヒエン、1人でも大変なのに」

「そうだな、みんな、、、ダブルワークみたいなもんだから、、大変だな」


「じゃあ体、休めて、、解散」


カズトと多摩美は帰って行った、、

拓実はいつもの様に美幸を送って行った

部屋に戻ると、、拓実はゆっくりしていた

「本当に、疲れた、、」

拓実はそのまま眠ってしまった


夜中、、夢でマリンの叫び声を聞いて起きた

「もう、、変な夢、、、」

その夢が、、、現実になるとは知らない拓実であった、、、




END

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