第27話、魔法使いは憂鬱

魔法使いと聖女の証と魔力の神殿(エルフ王国)


魔法使いは憂鬱(27)




エルフの国の新たな神殿



寒がりの拓実は自分の部屋で一日中過ごす

美幸のお誘いがなければ休みの日は、ずっと部屋にいる、、、


別に何かしてる訳ではない

「何か、、退屈なんだが、、何もしたくないな、、、」

「しかし、、魔法の世界は色んな事が次々と起きるな、、、この間なんか過去に飛ばされると言う不思議な体験をした」


「魔法秘伝書の原点の事や、新しい魔法秘伝書も発見したし、、また魔法をおぼえないと、、、」


このような独り言を言っている拓実は実は

魔法使いである、、、

でも自分達の世界では魔法は使えない、、

ウオーカに「俺達の世界には魔法はいらない」と言ったからだ、、、


その為魔法秘伝書にそう記載された

「まあ、美幸は使えるから、、美幸の魔法、、異世界転移で魔法の世界には行ける」


魔法の世界では拓実達も魔法が使える


「そう言えば、、この間やれなかった、、西の森の定期討伐をやると、ウオーカが言っていたな、、、」


その時、魔導具のリングから声が、、、


「拓実、、聞こえるか、、この間やれなかった西の森の定期討伐じゃが、また中止じゃ」


「えっ、、どうして、、また帝国クラウドの依頼なのか、、、」

「違うぞ、、、クララの国、エルフ王国だ」

「えっ、、また、魔物でも現れたのか」

「いや、、、新たな神殿が現れたそうだ、、それでワシらに調査を依頼してきた」


「ウオーカ、、もしかしたら聖女と関係があるかも、、、」

「だから、美幸さんに見てもらいたいんだ」

「わかった、、すぐに全員で行くよ」


しばらくして美幸達は、拓実の家に来た


「拓実さん、クララの国の依頼なの」

「そうなんだ、、何でも新たな神殿が見つかったそうだよ、」

「クララ、、大丈夫かな、、心配だよ」

「そうね、、カズト、最近ラブラブだものね」

「えっ、、そんな事ないけど」

「早く、調べてあげないと、、、」


「美幸、、多分、、聖女に関係してると思うよ、、」

「私、、あの聖なる魔法秘伝書の魔法かなり覚えたの、、少しは役にたつと思うわ」


「美幸、、行くぞ、魔法を掛けて」


「異世界転移魔法、、、」


拓実の部屋に白い霧の様なもの広がり、、、静電気の弾ける様なパチパチと音が鳴った

白い霧が渦巻くトンネルの中心を抜けると


ウィザード王国、王宮広間、の空間が歪み異空間から拓実達が現れた


「拓実、、ご苦労様、、」

「美幸さん、、エルフの国にもうアイラさん達はいるそうよ、、、」


「拓実、美幸さん、、魔法秘伝書は、大切にしてるか」

「ええ、、、この間、空間保存の魔法を覚えて大切にしまっているわ」


「えっ、、美幸、、空間保存の魔法を使えるの、、」

「ええ、拓実さんのに比べると、全然小さいわ」

「いいな、、、美幸さん、俺もその内使える様になりたいよ、、変化の魔法みたいに、使えないのは嫌だな」

「カズトは無理だわ、、美幸、後で教えて、、私は出来る自信があるわ」


「ご主人たま、、また、、シンデンだって」

「この間みたいに飛ばされるの、、、」

「ヒエン、、それはないと思うよ」


「ねえ、、ミール、、マリンはいないの」

「ええ、、、またサファイア王国に行っているわよ多摩美さん、、、、」


「そうなんだ、、、少しつまらないわ、、、意外とマリンと本当に気があうのよね、」

「拓実、、、すぐにエルフ王国に行くぞ、、クララ達に何かあったらいけないからな」

「もう飛行船に荷物は積んで置いたぞ」


ウィザード王国王宮広場、、、


拓実達は飛行船に乗り込んだ、、、


「さあ、急ぐから、瞬間移動だ、、、」


飛行船は静かにウィザード王国上空に浮かぶと一瞬で消えた、、、


次の瞬間、エルフ王国、上空に飛行船は現れた、、、


「さて、お城の広場に着陸させてもらおう」





魔力の神殿の調査




エルフ王国、お城の広場に飛行船は静かに降りた、、、

そこにはクララ達と女王様、王宮の人々が、待っていた


「ミユキ、、、待っていたよ、、、」

「遅いぞ、、、ミユキ、、」

「クララ、アイラ、ミユー、急いで来たのよ、、、」

「わかってるって、、、」


「ウオーカさん、、、ウィザード王国の、方々よろしくお願いいたします」

「いえいえ、、メリダ女王様、、こちらこそいつもクララ王女にはお世話になっていますから、、、何でも困った時は言って下さい」


「タクミ様にも、いつもクララがお世話になっています」

「いえ、、、こちらこそ、、」


女王様はカズトを見ると、、話しかけた、、

「あの、、、あなたがカズトさんですか、、、クララがいつも話している方は」

「えっ、、はい、、カズトです」


「、、、お母様、、もういいでしょう」

「優しそうな方ね、、クララを、、、よろしくお願いいたしますね、、、」

「あっ、、はい、、、」


「、、、カズト、、あなた、親公認みたいよ

魔法の世界永住、、決定ね」


「何、、多摩美、怖いこと言うな、、、」

「冗談だと、思うの、、、」

「、、、」


「王宮で少しくつろいで下さい、、クララは全員に説明をしてね」


エルフ王国、お城の広間、、、


「クララ、、、新たな神殿は、、、」

「ええ、、、エルフ王国の北の外れの高い山の麓に地下に続く階段が現れて、、その下の大きな空間に、とても大きな神殿があったのよ、、、」


「ただ、、、エルフ王国の魔法使いの光の魔法じゃ、隅々まで調べる事が出来ないわ、、ミユキの聖なる光の魔法じゃないと、それに魔力が渦巻いていて普通の人じゃ、入る事は出来ないわ、、、神殿がある事だけしか確認出来なかったそうよ」


「クララ、、それっておお婆様の造った神殿じゃないの、それとも異世界人のおお婆様のお母様が造ったかな、、、、」


「あの湖の神殿はおお婆様が造ったのよね、、だとしたら、、、」

「色々、調べないとわからないわ、、」

「ミユキだけが、頼りなの、、、」

「クララ、、またまた聖女伝説かもね、、」


「ウオーカさん、、明日の朝から調査お願いいたします」

「おう、、クララの為だ、、、ワシに任せろ」


次の日の朝、、、


魔力の神殿の入り口、、、


「クララさん、、、ここか、、凄い魔力だな、、、」

「どう、、ミユキ、、」

「アイラ、、この魔力だと、辛いかもね」


「ミユキもそう感じるの」

「ええ、ミユーは、どうなの、、、」

「うん、、長い時間いられないわ、、」

「調査は無理かしら、、、」


「クララ、、大丈夫よ、、私が聖なる魔法を使えば、、少しは弱まるわ」


「聖なる浄化の魔法、、、」

美幸は魔法を念じた


地下につながる階段から柔らかな空気が感じられた、、、

「ミユキ、、魔力が弱まったわ、、これなら調査できるわ、、」


全員で地下につながる階段を降りて行った


「危ないから、私が光の魔法を使うわ、、」

美幸は魔法を念じた、、、


周りは一瞬で外の様に明るくなった、、

「やっぱり、、ミユキの光の魔法じゃないと、だめね、、、」





聖女の証、、、




拓実達は大きな空間に着いた、、、


「ほう、、凄い、、大きな空間だ、、エルフの王都くらいあるんじゃないか、、」


「クララさん、あれか、魔力の神殿は、、」

「ええ、たぶん、、、私も初めて見るわ」

「すごく大きい、、、ね、タマミ、、」

「ヒエン、、お宝あるかもよ、、」

「ヒエンは、お宝より、食べ物の方がいい」

「、、、あるわけないよ、、、お前は、、」


「うーん、、何か良い魔力だけじゃない、、少しだけど嫌な魔力も感じるぞ」

「そうね、、注意しないと、、、」


拓実達は神殿に向かって歩いた、、


「神殿以外は全て崩れているな、、、」

「拓実、、、何か結界の様なものが張ってあるぞ、、、これ以上は進めない」


「凄い魔力の結界だ、、、俺は魔力をあげれば壊せるけど、、神殿、自体も壊れるぞ」

「困ったな、、どうする、拓実、、、」


「こんなのヒエンが、壊すよ、、、」

「バカか、、、それじゃ、拓実とおなじだよ、、、壊してどうするの」

「じゃあ、、タマミ何か良い方法あるの」

「私が、、わかるわけないわよ、、、」


「ねえ、、、ウオーカさん、、、この台座に何か書いてあるよ、、、」

「アイラ、、何、何、見せて、、、」

「ほう~、、、聖女の証と書かれてあるぞ」

「えっ、、、じゃあ、ミユキ、あなただったらこの結界壊せるんじゃない」


「ここ、台座の中心の石を触って、、、」


美幸は台座の石を触った、、、


台座の石が激しく輝き、、次の瞬間、結界は消えた、、、

「やっぱり、、、聖女じゃないと結界は消えないんだわ、、、ミユキがいて良かったわ」

「聖女の証か、、、美幸さんは本当の聖女と神殿自体も認めたと言うことか、、」


「さあ、、、神殿を調査するぞ、、、」

「本当に大きな神殿だな、、これを調査するのは、結構かかるぞ」





聖女の魔導具の宝物庫



拓実達は神殿の中に入って行った、、、

「本当に広い神殿ね、、いくつも部屋があるわ、、、全部、調査するの大変だわ」

「1つずつ、、調べるしかないな」


「お父様、、ふたてに分かれて調べましょう、、、」

「そうだな、、拓実達は右側を、ワシ達は左側を、、ミール、カズト、多摩美、ヒエン、行くぞ」


「えっ、、俺は女の子四人と、、、」

「えっ、、タクミさん、嫌なの、私達とは、、」

「いや、、、、そういう訳じゃないけど」

「拓実、、何かあったら空間魔法で知らせるぞ、、、」


次々と、部屋を調査した、、、


「おい、拓実、、ちょっと来てくれ」

「どうしたの、、、」

「今、、宝物庫にいる、、、色んな魔導具があるぞ、、聖女の魔導具かもしれない、美幸さんに見てもらいたい」


「わーい、、、かわいいアクセサリーがあるわ、、」

「タマミ、、食べ物は、、ないの、、、」

「お前は、しゃべるな、、、、こんなところあるわけないだろう、、」


「お前達、、うるさい、、拓実と話しているのに聞こえない、、まったく、、」

「、、、」

「ウオーカ、すぐに行くから」


しばらくして拓実達は、ウオーカの元に着いた、、、

「えっ、、凄い、大きな宝物庫ね、、」

「クララ、、おお婆様の魔導具なのかしら」

「ミユキ、、どう、、何か感じる」

「ええ、、、たぶん聖女の魔導具だと思うわ、、私と同じ様な魔力を感じるわ」


「美幸さん、やっぱりそうか、でもこれは聖女にしか使えない、、普通の人にはただの装飾品と言う事か」

「クララ、、あなた、聖女のリング持っているでしょう、この魔導具を触ってみて」


クララはリングをはめた、、、


魔導具に反応するようにクララの体が輝いた

「えっ、、どうして、、」

「クララ、、この魔導具はあなたも使えるのよ、、、クララもリングを着けていると魔導具が聖女と認めたのよ」

「ミユキ、、私も、この魔導具が使えるのね、、うれしいわ」


「クララ、レベルアップしないと使えないよ、、たぶん、、」

「もう、、アイラのいじわる、、、」


「でも、クララがその魔導具使えるなら凄い戦力が上がるわ、アイラ私達もレベルアップしないとみんなのお荷物になるわよ」

「ん~、ミューの言うとうりかも、、、、、私達も少し活躍しないと」


「アイラもミューも拓実さん、といるから、かなりレベルアップしてるわよ」

「そうね、ミユキ、少し魔力が上がった、感じはしていたわ」


ウオーカは全員、レベルアップしていると

「そうじゃ、、経験値は魔力として上乗せされるから拓実と行動すれば経験値は増えるはずだ、、、迷路の遺跡の時にワシ達のほうが帝国クラウドの魔法使いよりも魔力の影響を浮けなかっただろう」


「あっ、、、そう言えば、、本当だわ」

「ええ、凄い、知らない間にレベルアップしていたんだ」

「私は、その迷路の遺跡行ってないよ」

「大丈夫だよ、ミュー、これからいつも一緒だもの、、、」

「ありがとう、、、ミユキ」


「そうよ、私達もこれからは国を守らないといけないから、強くならないと」

「クララ、、張りきりすぎだよ」

「カズト、あんたも何か言ったら」

「何でだよ、、、多摩美 」

「俺もクララと一緒にエルフの国を守るとか言えばいいじゃん、、、あ~、おもしろい」

「、、、」


「拓実、この部屋の魔導具、消えるといけないから空間保存庫にしまってくれ」


「あっ、、待っていくつか装備させて」

「美幸いいのか」

「拓実さん、、全部呪われてはいないわ

クララ大丈夫よ装備しても、、、」


クララは2~3個の魔導具を装備した

「さて、もっと奥を調べるか」





魔力の鏡と魔界の魔女




拓実達は神殿の奥に向かって歩いた


「おお、ここはとても大きな空間だな」

「拓実、、、少しだけど嫌な魔力を感じるぞ、、、どこからか、、、うーんわからないな、、」

「美幸さんは、わかるか、、、」

「ええ、、あそこの奥の大きな鏡、、あそこからよ」


「よくわかるわね、、、私、何も感じないわ、、」

「タマミ、、、無神経だもの、、」

「ヒエン、、お前は、、わかるんでしょうね、、」

「ヒエンにわかるわけないでしょう、、、」

「じゃあ、おんなじねって、言うわけないだろう、、、この口かそんなこと言うのは」

「やべて、、もう、ほっぺた、つねるの、、」


「は~マリンがいないから良かったと思ったのに、多摩美さんとヒエンは、、、」


「そう言えばミール、ウィザードの神殿の時過去に飛ばされたけど、、鏡があったのよねまさか、、またなの、、、」

「えっ、、」


「多摩美、、あの時は賢者の石が近くにあっただろう、、賢者の剣0に飛ばされたんだよ」


すると鏡から何か黒い物が飛び出た、、


大きな黒い鳥にも見えた

「えっ、、鏡から出て来たよね」

「何なの、、この鏡、、どこかと繋がっているの、、」


「おい、拓実あれはただの鳥じゃないぞ、、あの魔力、、抑えているけど、とんでもない魔力だ、、、何者なんだ、、、」


すると神殿の中を飛んでいた黒い鳥が人型に変化した、、、


「あれは魔族なのか、、、、、拓実、、あれは魔女だぞ、、それにしても、凄い魔力だ」

「ミール、、とりあえず結界を、、、」

「はい、お父様、、、みんな、いいわね、、」

ミール達は結界を張った、、、


「拓実、カズト、ヒエン、ワシらは攻撃の用意を、、、相手の出方を見極めるぞ」


すると、魔界の魔女が、、


「おお、、おもしろい、、色々な魔力波動、、わくわくするね、、、こいつらと戦ってごらん、、」


魔界の魔女が杖を振ると、、大きなさそりの様な怪物が2体現れた、、


「あの魔女、、無詠唱で怪物を出したぞ」


怪物は拓実達に毒の様な物を放った


拓実は「神聖のバリア」の魔法を念じた

毒の液は神聖のバリアの前で消えた

「、、、嫌な攻撃してくるな、、」


拓実は念のため、全員に「神聖のシールド魔法」をかけた、、、


「さあ、防御も完璧だ、、反撃じゃ、、カズト、行くぞ」


ウオーカとカズトは雷光の弓で矢を放った

光の矢は怪物の目をいぬいた、、、

怪物は苦しそうに暴れている


続けてカズトが光の大魔導波を放った、、

2体の怪物は消えてしまった、、、

「ほう、、カズトやるじゃないか、、、あれは上級魔法だぞ」


「本当にずいぶんレベルが上がったな、、」

「へえ~カズト、、初めて、カッコいいとこ見た、、、ヒエン驚いたよ」

「カズトさすが、、ワシの弟子だけはあるな、、、」

その頃、、結界では、、

「へえ、、カズト、、やるじゃん、、クララにいいところを見せようとしているのかな」

「えっ、、タマミさん、、何か言った」




洗脳されたカズト



「ほう、、人間にしてはなかなかやるじゃないか、、、面白い、、私の手下にしたいね」


魔界の魔女が杖をふると、魔界の宿りが召喚された、、、


「お前達、あの男を洗脳しておやり、、」


魔界の宿りは、カズトの頭に入った、、

するとカズトは倒れた、、


ウオーカがカズトに駆け寄り、

「おい、カズト、、どうしたんだ」

カズトは起き上がると光りの剣でウオーカに襲いかかった、、、


「何をする、カズト、、、」

「ウオーカ、、カズトの目を見ろ、、洗脳されているぞ、、」

「おい、そこの男、、私の元へおいで、、」

カズトは、魔界の魔女の元に飛んで行った


「拓実、、どうなっているんじゃ」

「今、調べてみるよ、、、心眼の聖霊の魔法」拓実は魔法を念じた


心眼の聖霊は姿を消すと、カズトの頭を、調べた、、、そして拓実に結果を教えた

「ウオーカ、、大変だ、、カズトの頭に魔界の宿りが、、そいつらがカズトを洗脳したんだ」


「でも、拓実、、お前以前巨人が洗脳されたとき魔界の宿りを封印したじゃないか」

「あれは、一体しかいなかったから出来たんだ、、カズトの頭には、数体いる、そいつらを全部封印したら、カズトにどんな影響があるかわからないぞ」


その時、、結界から美幸とクララが来た


「拓実さん、、カズトさんはどうしたの」

「魔界の宿りに洗脳された、、、」

「タクミさん、、タクミさんなら、、カズトさんを助けられるのよね、、」

「ごめん、、クララ、、どうすればいいかわからないんだ、下手なことするとカズトの体がもたない、、」

「えっ、、、カズトさん、どうなるの、

ミユキ、、、」


「おい、、お前、何してる、攻撃をやれ、」


するとカズトが拓実達に「魔界の大魔導波」を放った、、

拓実のかけた「神聖のシールド」の魔法がそれを防いだ、、、

「洗脳されているとはいえ、、無理して最上級の魔法を使っているぞ、、早く助けないと体がもたないぞ、、、」


「そんな事言われても、、どうすれば、カズトに被害がない状態で助けられるのか何も思いつかない、、すまないクララ」


クララの目に涙が、、、


「クララ、、今のあなたは聖女よ、、、聖女の魔法は愛の魔法なのよ、みんなを守る魔法なのよあなたがカズトを助けるのよ、、私が呪文を教えるわ」


クララは魔法を唱えた、


「聖なる愛の魔法」、、、


クララの後ろに輝く小さな紋章が現れた

クララの体が輝き、、、辺りが柔らかな光りに包まれた

魔界の魔女の時間が少し止まり、、

カズトが光りに包まれると、魔界の宿りは消えた

カズトは我にかえると、、魔法で、、

クララの前に、瞬間移動した、、


「クララ、、、俺、、どうしたの、、」

「カズトさん、、、よかった、、」

「お前、今、あの魔女に、洗脳されていたんだぞ、、、本当に、良かったな、、カズト、クララさんのお陰だぞ、、」




クララと聖女の魔法




「何だ、、お前の魔法、、見たこともないよあの男の洗脳が解けるなんて、、」

「これなら、、どうだ、、」

魔界の魔女が杖をふると、


砂の巨人が現れ、、砂の巨人は砂の刃の嵐を起こした

「全員、、ミール達のいる結界に避難するぞ、、、」

「いや、、この砂嵐はひどいな、、結界から出ることは、、出来ない」

「拓実、、何か方法がないのか、、」

「最近、、ちょうどいい魔法の加減がわからないんだ」

「贅沢な悩みだな、、、」


「あの~私が持っている、おお婆様の文献の聖女の魔法、、今なら使える気がするわ」


「えっ、、クララさん、魔力は、大丈夫か」

「クララ、、そうだよ、、俺のために、かなり魔力を使っただろう、、魔力をわけてあげたいけど俺もないみたいだ、ごめん、、無理しないで、、」


「だから、、、後は、お願いいたします」

すると、クララは魔法を唱えた


「聖なる次元封印」、、、

クララの体が輝き、、後ろに紋章が現れた

すると結界の前に小さな輝くゲートが現れ

砂嵐と砂の巨人を飲み込むと、、、ゲートは消えた、、、


「いや、、クララさん、凄いぞ、、聖女様じゃな、、」


「クララ、凄いじゃない、、ミュー、私達も負けられないわ」

「私は、ミユキの足元にも及ばないわ、、もう、魔力が無いもの」


「クララ、、頑張ったな、、、俺も、もっと力つけてクララを守れる様にするよ」

「えっ、、、嬉しい、、」


「クララ、、、この結界、少し暑いんじゃない、、気のせいかしら、、」

「えっ、、タマミさん、、何の事、、」

「拓実、、よし、あの魔女と、決着を付けよう、、、カズト、お前は休んでいろ、、クララさん、カズトをよろしくな、、」

「あっ、、はい、、、」


拓実達は、結界の外に出た、、、


「本当に、面白いね、、色んな、魔法使いがいる、、わくわくするよ、、もっと、楽しくさせておくれ、、、」

「この、召喚魔法、耐えられるか、、石化の怪物メドゥーサ召喚、、、」

魔界の魔女は杖を振った、、


メドゥーサは、拓実達の前に現れた

「拓実、、何だ、あれは、、気持ち悪い、、ワシは、、ヘビは嫌いだ、、、」


「ウオーカ、、目を見るな、、」

「何だ、、、拓実、、あっ、そうだ、、あいつはメドゥーサだ、、」

メドゥーサの目が光ると、、、

ウオーカが石化して固まった、、、

「あ~あ、、言ったのに、今無効になる魔法を掛けようと思ったのに、、、神聖のシールド、、これであいつの魔法は無効になる

でも、本当にメドゥーサかな、もっと凄いやつのはずだが」


「ご主人たま、、あいつの魔法は、ヒエンには効かないよ、、ご主人たまは、おじちゃんの石化を解いて、あいつはヒエンが倒すよ」


ヒエンは、神聖のガードの前に出た、、

メドゥーサはまたヒエンを見つめ目が光ったしかし、ヒエンはなんともない、、

「あなたの魔法はヒエンには効かないよ」

ヒエンは「神聖の魔導波」を放った

メドゥーサは一瞬で消えた、、、


「えっ、、お前達、、本当に人間か、、普通の人間の魔力じゃない、、、」


「ご主人たま、、おじちゃんの石化を解いて、、」

拓実は「妖精女王ランの召喚魔法」を念じた

拓実達の上の空間に妖精女王ランが輝き現れた、、、


「拓実さん、、どうしました」

「ラン様、、ウオーカさんの、石化を、解いてもらえますか、、」

「あら、、かわいそうに、、早く元に戻しましょう」

光りの欠片が、ウオーカを包むと、、

ウオーカの石化が解けた、、


「あ~あ、、元に戻った、、気持ち悪い意識あるのに体が動かない、、、あっ、ラン様ありがとうございます、、」

「じゃあ、お大事に、、、ウオーカさん」

妖精女王ランは消えた、、、




聖女の新しい召喚魔法




その時、結界から美幸が来た、、、


「ウオーカさん、、私が聖なる浄化の魔法を一応かけます」


美幸は、「聖なる浄化の魔法」を念じた


美幸の体が、輝き柔らかな光りが広がり、、

すると、ウオーカの体から何かが抜ける感じがした、、、

「おお、、、体がずいぶん楽になったぞ」

「ウオーカさんは少し結界の方で休んで下さい、、、」


「美幸、、何をするの、、」

「ええと、、、拓実さん試したい聖なる魔法秘伝書の魔法があるのよ、、、」

「えっ、、いいけど、、、危ないときは俺が、魔法使うから、、、」


「拓実さん、、、魔力だけは考えて上げないと、この神殿が、全部壊れますよ、、、」

「ああ、それはわかっている、、、」


「お前達、、何をこそこそ話してるんだ、、今度は誰が私の、相手をするんだい」

「ええと、、あの、、私です、、よろしくお願いいたします、、」


「えっ、、何か、調子が悪くなる娘だね、」

「お前の相手だよ、、魔界最高の暗黒魔剣士だよ、、」

数体の暗黒魔剣士が現れた、、、


「美幸、、、大丈夫か、、かなりの魔力だぞ、、、」

「ええ、、問題ないわ、、召喚魔法対決ね、それにひとつ、気になる、召喚魔法があるのよ、、何か懐かしい魔力波動の、、、」


美幸は「召喚魔法戦いの女神ヴァルキリー」

を念じた、、、

美幸の体が、輝き浮くと後ろに大きな輝く、紋章が現れた、、


ヴァルキリーは大きな剣を振りかざし、、次々と暗黒魔剣士を倒した


結界では、、

「あれ、、美幸さんの召喚魔法か、、凄い、強くてきれいな、女神様じゃな、、」

「お父様、、女神様まで女性として見ているのですか、、」

「、、、」

「それにしても、、私はやっぱりミユキの足元にも及ばないわ、、」

「クララはまだましよ、私達は聖なる魔法

何て使えないもの、、でも、負けないわよ」


女神ヴァルキリーは全ての暗黒魔剣士を消してしまった、、、

「ご主人様、私は、これで失礼します」

「ヴァルキリ、、ありがとう、、」


「えっ、、どうして、、人間がなぜだ、こんな魔法をつかえるんだい、、、」



「ええと、、魔界の魔女さん、、この、魔法で、、終わりにしましょう、、」

「あなたを元の世界に戻す魔法です、、、召喚魔法、女神エリス」


美幸は「召喚魔法」を念じた、、、


美幸の体が輝き、、浮くと、後ろに大きな輝く紋章が現れた、、、

異空間から、、、片翼の生えた、女神様が

現れた、、、


「あの、、、ご主人様、、なぜ、私を、召喚したの、、もっといい、女神様がいるじゃない、、、私は異端の女神なのよ、何かの分身じゃないって言われているわ、、、制御が効かないのよ、、、」


「ええと、、エリスさん、、あなたと私、似てるのよ、、、あなたの、、魔力波動、、が、私の、魔力波動と似ているの、だから、召喚したの、、、私の、願いを聞いて、、、」


「あっ、、、そう言えば、どことなく容姿が似ているわ、、、」

「でも、、私、自分を抑える自信ありませんよ、、」

「大丈夫よ、、エリス、、、」

「私は、、そんなに強い女神じゃない、、、ご主人様が満足出来る活躍は出来ないわ、、私は、異端の存在なのよ、」


「頑張って、、エリス、、お願いいたします」

「わかったわ、ご主人様、、私は、何をすればいいの、、、」

「あの、、魔界の魔女を、封印して、、、、二度と、この世界にこれない様に、魔力も奪って、、、」


「えっ、、そんな、制御が難しい事、、私に出来るかしら、、、」

「大丈夫、、エリス、、あなたなら出来るわ」


エリスは「聖なる、、断絶の封印の魔法」を念じた


エリスの後ろに輝く紋章が現れ、、、

エリスの体が浮くと輝き、、、上に七色のオーロラに似た淡い光が渦巻いた、、、


「エリス、、あなたも無詠唱じゃない、、私と同じよ、、、それに、、魔力波動も、、、」

「えっ、、本当に、ご主人様、、嬉しいです、、、」


魔界の魔女は、、、、「えっ、、私の、、魔力が、、なくなっていく、、、えっ、、どうして、、体が消える、、もう魔力が、、、ない、、」

魔界の魔女は消えた、、、、


「エリス、、、凄いわ、あなたは、やれば出来るのよ、、」

「ありがとう、、ご主人様、、、私初めて、、セーブ出来たわわ、、ありがとう」

「エリス、、、お友だちよ、、私達は似た者同士なのよ、、」

「ご主人様、、、私でよければ、、、よろしくお願いいたします」

「エリス、、ご主人様じゃない、美幸よ」

「ミユキ、、、美幸よろしく」


拓実はそれをじっと聞いていた、

「美幸、、、女神様がお友だちか、、、、凄いな、、」

「拓実さん、、お友だちが、増えるのは、、とっても嬉しいわ、、、」


結界からみんなが来た、、、


「美幸、、凄いじゃない、、あの魔女を封印するなんて、、、」

「ミユキ、、エルフ王国を代表して、御礼を言うわ、、、ありがとう、、、」


「ねえ、、、この女神様は、エリスと言うのよ、、エリスのお陰なのよ、、、あの魔女封印できたの、、、」


「えっ、、エリスさん、、お話出きるの」

「だって、女神様よね、、、かわいいし、、、あれ、本当にミユキとそっくりね」


「ほんとうだ、、タマミよりキレイだし、

ミユキと似ているよ」

「ヒエン、、美幸と似てるはいいけど私よりきれいって、、、同じくらいだし」

「まあ、女神様だから、きれいなのは当たり前だし、、私と、くらべるな、、バカ、、、ヒエン」


「エリス、、私達は、お友だちよ、、ずっとよ、、、、」

「ありがとう、、、美幸、、、私、知り合いが少ないから、友達は、うれしいわ、、、」

すると、多摩美が、、エリスに

「えっ、いいの、エリス、、お友だちとして接して、、、あなたは女神なのよね」


「ええ、、、私は、、恥ずかしいけど、お友だち何てあまりいないもの、私はもともと違う世界の神で名前は、、、、、思い出せないわ、、、、、ミユキだって聖女よね、、その方が珍しいわ」

「じゃあ、ミユキの友達と言う事は、、みんなの友達ね、、、」



「ありがとう、、、うれしいわ、」

「ミユキ、、また、呼んでね、、、すぐに行くから、、、」

エリスは、、、消えた、、、


美幸は、、少し、涙が出た、、、、

「えっ、、、どうしてなの、、、エリスあなたは、、、誰なの、、、魔力波動が、シンクロするのは、、どうしてなの、、」





浄化された魔力の神殿



「エリスのお陰で、、この神殿の遺跡も、嫌な魔力波動は、消えたわ、、、」

「クララ、、いいかしら、、、私が、最後に浄化の魔法を掛けるわ、、、せっかくエリスがあの魔女を封印したのだから、、負の魔力を全て消すわ、、、」


美幸は、「聖なる、無限浄化の魔法」を念じた、、、


美幸の体が、輝き柔らかな光りが広がり、、

神殿と地下遺跡から、嫌な魔力波動は全て消えた、、、


「拓実、、終わったな、、、それにしても美幸さんの召喚魔法は、凄いな、、もう聖なる魔法秘伝書の魔法かなり使えているぞ」

「ああ、、、俺も、美幸に負けない様にしないと、、、」


「さてと、、調査終了じゃな、、女王様に報告して安心させないと」



拓実達は、女王様に、報告をすると、、

飛行船でウィザード王国に帰った


ウィザード王国王宮広間、、、


「美幸、、どうした、、考え事か、、」

「ええ、、エリスの事、、彼女が言った思い出せない名前って、、イザナミじゃないかしら、、、」


「イザナミって、、イザナギの奥さんじゃないか、、神話の神様、、、この世界じゃあ神話が現実になっている、、ロキ様に、魔法を教えたのもイザナギ様って言ったし、、まあ、どこまで本当なのか、、この魔法の世界だって、夢かも知れない、色んな神話が混ざった、、、」


「みんなで、同じ夢を、見てるの、、それも、面白いわね、、」

「美幸、、じゃあ現実の世界に帰りますか」


「ウオーカ、、帰るよ、、」

「ああ、、、また、連絡するから、、」


「異世界転移魔法」、、、


拓実の部屋、、、


「ああ、、、帰って来た~、、また、明日から仕事だ、、」

「私は、、今週はずっとお休みよ、、何もする事ないわ、、だって、魔法の世界で色んな体験出来るんだから、、」


「ああ、多摩美はいいな、、俺なんか、また、毎日バイトだよ」

「だから、、クララと結婚したら、、働かなくても良いのよ、、カ、ズ、ト、、」

「、、、、」

「はい、はい、解散だ、、、」

カズトと多摩美は帰って行った、、、

拓実は、美幸を家まで送った


拓実は、少し体を休めようと思ったが、それは打ち砕かれた、次の日の夕方、、またウオーカから連絡が入った、、


「えっ、、昨日、帰って来たばかりなのに、、、、早いよ、、」


END

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