第25話、魔法使いは憂鬱
魔法使いと異空間の魔王と聖剣(大国カリバー)
魔法使いは憂鬱(25)
魔法使いと異空間の魔王と聖剣
魔法の世界では、ある国で異変が起きていたが、、、
そんな事はない、拓実達の世界、、、
朝から青空が広がっていた、、、
拓実は、今日は美幸とデートの約束をしていた、、、
約束の時間まで、まだ余裕があり、拓実は
ソファーに座り少し考え事をしていた
「この間のお化け騒動は大変だった、マリンはうるさいし、玄武は余計なことするし、、
もっと簡単に解決したかったのに、、」
「なにかうまく行かない、、」
「まあそれが普通なんだが、、」
「魔法を使うと色んな事が出来る、、
俺達の世界が何かやりずらい気がする、、」
「魔法の世界では空も飛べるし、、
行きたい場所は、一瞬で行けるし
俺達の世界で魔法が使えれば、どんなに便利なるかな、、」
「でも、、魔法はいらないと言ったのは俺だし、、」
「向こうの世界で使えるからいいか、、」
独り言が長い拓実だ、、、
すると、デートの事を思いだした
「あっ、、こんな事してられないぞ、、仕事忙しかったから、、久しぶりのデートだ、」
「もう行かないと待ち合わせの時間だ、」
拓実は美幸のお気に入りの店を数件回って最後は拓実のお気に入りの博物館に行った
「やっぱりここは、色々、参考になるな」
帰り道、拓実のリングにウオーカの声が、、
「拓実、また依頼だぞ、、すぐに来れるか」
「ウオーカ、、今、外なんだ、、カズト達には連絡するよ、家に着いたら、、すぐ行く」
しばらくすると、カズトと多摩美は拓実の家に来た、、
「本当に多いね、、俺の1ヶ月のアルバイトの回数より多いんじゃない」
「私も、まあ帰ってくると日にちも時間も進んでいないからモデルのお仕事キャンセルしていないけどね」
「あれ、そう言えば、美幸、今日は来るの早いじゃない」
「、、今日拓実さんとデートだったから、そのまま来たの」
「やっぱり、、いいな、デートか」
「美幸、、行くぞ、、魔法を掛けて、、」
「異世界転移魔法」、、、
拓実の部屋が霧の様に白く広がり静電気の弾けるパチパチと音が聞こえ、、白い渦の中心を抜けると、、、ウィザード王国王宮広間の
空間が歪み、、、異空間から拓実達が現れた
「ご主人たま、、今日おとなしくしてたよ、ヒエンは、女の子だからね、、」
「拓実、、ご苦労様、、今回は帝国クラウドじゃないぞ、、魔法の世界、第二の巨大王国、、大国カリバーからの依頼だ」
「まあ、そういっても帝国クラウドに相談したらウィザード王国を紹介したらしいぞ」
「へえ、、凄い人気だね、、」
「拓実、何を言っているんだ、全部お前のせいだぞ、、」
「いつも、お礼の品々いただいているからウィザード王国は潤っているけどな」
「ウオーカ、大国カリバーって」
「ああ、テンプル王国より東の外れの国だ
カリバーの賢者の神殿の上空に裂目の様な、異空間が空いて嫌な魔力が溢れているそうだ、、、」
拓実はまたかと思った、、ちょと、パターン化してないとも思った、、、
「美幸さん、アイラさん達にもう依頼したからな」
「ありがとうございます」
「ところで、ミール、シンとマリンは、、」
「ええと、サファイア王国に呼ばれて行ったわ、、今回の依頼の事は言わなかったの、この間のケミスト王国のお化け騒ぎでもう疲れたわ」
「え~、またマリンはいないの、、、」
「ウオーカ、アイラ達は、もう着くのか」
「いや、さっきスプラッシュ王国にクララ達が来たと言っていたから、あと1日はかかるぞ、少し遅いな、、」
「美幸、アイラ達にこの間あげた、賢者の石の指輪(移動の指輪)を使えば魔力を使わなくてもどこでも瞬間移動ができる、それを使って来てくれと言って、」
美幸は「空間魔法」でアイラに説明した
しばらくすると、アイラ達は、異空間から、美幸達の前に現れた、、
「ええ~凄い、私達も、遠いところから、、瞬間移動ができるのね、それに魔力も減らないから疲れないわ」
「アイラ、クララ、ミュー、またよろしくね、、、」
「ミユキ、、こちらこそだよ」
「本当ね、、以外とワクワクするわ」
「ミュー、最近、すごく魔力が上がったみたいよ、、この間、女神様と同化したせいね」
「全然、覚えていないわ、、」
「拓実、、もう夕方だ、どうする、、」
「飛行船、で寝れば良いから、行こう」
ウィザード王国王宮広場、、飛行船に拓実達は乗り込んだ、、
「飛行船は王宮と変わらないから、過ごしやすいぞ、、移動の間お酒も飲めるし、お風呂もあるしすぐに寝れるし良いことだらけだな、カズト、、」
「ええ、ウオーカさん」
カズトを心配したクララが、、、
「カズトさん、あまり飲まないでね」
つかさず、多摩美が、、
「あら、クララ、、奥さんみたいね」
「えっ、、そんな、恥ずかしい、、、」
クララは顔が、真っ赤になった
「さあ夕食を用意するわよみんな手伝って」
「ヒエンもやる、、ミール、タマミよりまだましだよ、、味オンチの、、」
「この口が、、そんな事言うのか、こんな口なくしちゃえ」
多摩美はヒエンの口をふさいだ
「ダマビ、、ぐるしいよ、、、」
「もう、、多摩美さんと、ヒエンは手伝わなくてもいいわ、、、」
全員、話をしながら夕食を食べた、、
拓実達は明日に備えて寝る事にした
大国カリバー、の異変、、、
次の日の朝、、飛行船は大国カリバーが見える上空に止まった、、
「拓実、、大国カリバーの周りは、飛行船が隠れる場所が無いぞ」
「ああ、、大丈夫、、あそこの草原に降りて後はわからない様に地中に隠す」
「えっ、そんな事も出来るのか、凄いな」
「さあ、着いたよ、、全員降りて、飛行船を隠すよ、、、」
飛行船の全体を光の結界が包むと
静かに地中に沈んで行った
「さてと、ウオーカ、、大国カリバーに行くか」
拓実は全員に「瞬間移動の魔法」を掛けた、、、、
拓実達は大国カリバーの門の前に現れた、
「あの、すみませんウィザード王国王宮魔法使いウオーカと申します、神殿の上空の裂目の依頼で来ました、、王様に連絡して下さい、、」
あわてて、近衛兵は王宮に向かった
しばらくして王宮から使者が来た、、
「えっこれだけの人数ですか、、、そうですか、、、これは、ウィザード王国のお方、よろしくお願いいたします」
「何か信用されていないな、、」
「拓実、、何、、あの態度、」
「そうね、多摩美さん、」
「ホントに失礼な態度だわ」
大国カリバーは帝国クラウドよりは小さいが中心都市、、王都は賑やかだ、人々も大勢いる店もたくさん開いていた
「さすが、魔法の世界第二の大国だな」
拓実達は王宮広間、王様達の前に案内された
王様や大臣達は拓実達を見て驚いた
「えっ、これでおしまいですか、これだけの人数であの歪みを何とかするの、ですか、
おかしい、無理ですぞ、、魔法使いの集団がくると思っていたのにこの国の魔法使いでも対応出来るかわからないのに、帝国クラウドは何を考えている、、、」
大臣達もざわついた、、
拓実達にはまったく相手されなかった
多摩美は「こいつらふざけるな」と思った
王様はあきらめた様に、、、、
「パール、お前がこの方々をお相手してくれ、、まあ、丁重におもてなしをしてくれ帝国クラウドの紹介だからな、、」
大臣達も、、あきらめた様な顔をした
拓実達は別の部屋に案内された
部屋に拓実達が入ると、、パール王女が
拓実達に向かって深々と頭を下げた
「すみません、、王様達の態度、、せっかく来ていただいたのに、ごめんなさい」
パール王女は何度も謝った
「いえ、、まあ、これだけの大国、、魔法使いもたくさんいるでしょう、ワシらの人数見たら頼りないでしょう、、でも全員凄い魔法使いですから」
パール王女は強い口調で、、、
「ええ、ご存じですよ、、王様達も帝国クラウドから聞いているのですが、あまり信用していないみたい、、、プライドが、高いから、、帝国クラウドに対抗心があるのよ」
ウオーカはじっとパール王女を見ると、、
ニッコリ笑って、、
「パール王女様はおきれいなだけじゃなく、心もおやさしいですな~、、それにしても、ホントにきれいだな~、、」
ミールは、顔色が変わった、、、
「拓実さん~、、、私に言葉が話せなくなる魔法教えてくれない」
「ミール、、、そんな魔法ないから、、、」
「だったら言葉が話せなくなる呪われた魔導具とかないの、、、」
「ミール、、だから、ないよそんな物」
拓実は必死になだめた、、、
パール王女は、拓実達に色々説明した
しばらくすると、、、
「みなさんは、お昼まだでしょう、、ご用意します、、その後で神殿を案内しますわ」
パール王女は食事が用意されている部屋に案内した
神殿の裂目、、、
昼食を済ますと拓実達は、パール王女の案内で大国外れの賢者の神殿に着いた
賢者の神殿、、、
神殿の前で、パール王女が、、、
「ここですわ、、賢者の神殿、、聖剣エクスカリバーを祭っていますよ、、、」
「ほう、、あの有名な聖剣ですね、、大昔の勇者が使ったという聖剣ですな、、」
「ええ、、今は誰も使えない、、、」
「どうして、、使えないと、、」
「適性ですわ、、触るだけで、その者は倒れてしまう、、呪われているとしか」
ウオーカは興味を持った、、、
「それは、、一回試してみたいですね」
「ダメです、、死にかけた人もいるわ」
パール王女は話しながら、チラチラと神殿の上空を見ていた
それに気がついた、ウオーカは、、
「それにしても、立派な神殿だな、、、あそこですか神殿の上空、、空間の歪みと、、、裂目、、ほう、、嫌な魔力が溢れているな」
「本当に、、、嫌な魔力だわ」
「ミユキ、、ヒエンが壊そうか、、」
「ダメよ、ヒエン、危ないから、わかった」
「わかったよ、、ミユキ」
「お前は、、少し頭を使え、、、」
「ヒエンは、タマミに聞いてないよ」
「、、、あっ、、そうですか、、」
警戒体制で大国カリバーの魔法使い達や戦士達が大勢でこの裂目を見ていた
「なるほど、これだけの魔法使いがいるのだったらワシらじゃ、、頼りないと思うな」
拓実達が帰ろうとしたら、、神殿の方が騒がしくなった
ウオーカが、険しい顔で、、、
「拓実、何かあの裂目からくるぞ、、凄い魔力だ、、」
裂目から稲光が発生して裂目が大きくなった大国カリバーの魔法使い達が緊張したように
それを見ていた
「拓実、ワシらも行こう、、パール王女、危ないからミール達と後ろにいてくれ、、ミール達は、優れた魔法使いだぞ」
ウオーカ達が神殿に着くと大きな怪物が神殿の上にいた、、大国カリバーの魔法使いや戦士達が攻撃体制をとった、、
「あいつか、、大きいな、、ミール達、後ろでパール王女守って結界を張ってくれ」
「はい、、、お父様、、」
「拓実、、、大国カリバーの魔法使い達の様子を見よう、、危なくなったら手助けしよう」
大国カリバーの戦士は弓矢を放ったが怪物には到底キズ一つ付けられない、
魔法使いも火の魔法を放ったが、何ともない
怪物の体が電気を帯び次の瞬間雷撃の嵐を放った、、、カリバーの戦士、魔法使いは
半分ぐらいの人数が倒れた、、、
「おい拓実、あの程度魔法で倒れたぞ、戦士はあの怪物では無理だぞ、」
「ご主人たま、、、ヒエンが魔法使っていい」
「少し魔力おさえるんだぞ」
ヒエンは、「光の大魔導波」を唱えた
大きな光の衝撃波が、怪物に直撃した
怪物は一瞬で消えた
この様子を大国カリバーの魔法使いと戦士は
唖然と見ていた
「なんだ、、、あの怪物を一瞬で倒すなんて、、」
結界からパール王女が出て来て、、
「やはりクラウドの王様が言った事は本当だわ、、凄い魔法使いだわ、」
すると、美幸が負傷している、ガリバーの魔法使いや戦士を見て、、、
「パール王女、、カリバーの魔法使いや戦士達の傷を治しましょう」
「ええ、、みなさんお願いいたします大勢で大変ですが」
「ええと、私が1人で回復魔法をかけます
聖なる神の無限回復魔法、、、」
「えっ、あなた1人では無理ですよ」
美幸の後ろに輝く紋章が現れ、、、
美幸の体が輝き浮くと光が広がった
光りが大国カリバーの戦士、魔法使いの体をおおうと、、全ての怪我を回復させた
魔法使いや戦士達は驚き、歓声をあげた
「おい、体が何ともない、あれだけの大怪我が消えてる」
パール王女も驚いた、、、
「えっ、、一瞬で、、全て回復させたの、どうして、そんな事出来るの」
アイラとクララとミューが、、、
「パール王女、ミユキは帝国クラウドから聖女の称号を受けているのよ、、全て聖なる魔法なのよ」
「えっ、そんな凄い方なの、、、聖女って伝説上の人物じゃないの、、、」
「あら、拓実だって大賢者の称号を受けているのよ、」
多摩美が得意そうに言った
異空間の怪物達
「本当にありがとうございます、、こんな凄い方々を王様達は失礼な態度で、、、」
その時空間の裂目が大きな音を立てた
「王女様、、また嫌な魔力が大勢で近付いています今度は、さっきの怪物と比べ物にならないぞ」
「ワシ達が対応します、、パール王女は大国カリバーの人達と結界に避難して下さい」
「ええ、、私達では役にたたないわ」
「ミール達は、また結界を張ってくれ」
「拓実、カズト、ヒエン、、来るぞ」
空間の裂目が大きく開いて色んな怪物達が現れた、、中には人型の怪人もいた
「カズト、、光の弓だ」ウオーカとカズトは光の弓で矢を放った、矢は無数に広がり大勢の、怪物が消えた、、
ヒエンと拓実は「光の無限雷撃」を放ったすると大型の怪物が消えた、、それでもまだ
半分以上怪物は残っていた、、、
中でも人型の3体の怪人は凄い魔力だ、
体にシールドの様な膜を張っているから、攻撃が効かない
すると、王国の方からまた王様達や魔法剣士達が加勢に来た、、
「なんだ、、、またかやられるぞあいつらの魔力じゃ何で王様や大臣まで来るんだ」
その時、、王様達や魔法騎士達に、、状況を話そうとパール王女が向かった、、、
すると、1人の怪人がパール王女の、元に向かって飛んだ、、、
それを見ていたカズトがとっさに動いた、、
すると、怪人が「暗黒移動の魔法」を掛け、パール王女、カズト、近くにいた魔法騎士数人を瞬間移動させた、、、
「拓実、、パール王女達とカズトが消えたぞ」
「まずいな、、、、ウオーカ、、」
「拓実、、見ろ、あの人型の怪人3人異空間の裂目に戻ったぞ、」
残った怪物達に、大国カリバーの魔法使いや魔法剣士達が魔法で対戦している
王様は呆然と立ち尽くしていた
自分のせいでパール王女が消えた事を重く受け止めて後悔していた
「拓実早く片付けてカズト達を探さないと」
「あの裂目の中に飛ばされたのなら裂目を
消さない様に戦わないと」
「あの大勢の怪物だけを倒さないとどうする、、そうだ、、聖騎士軍団アクアの召喚魔法」
拓実は魔法を念じた
大勢の聖騎士達が現れた、、
この様子を大国カリバーの魔法使い達は、驚いて見ていた
聖騎士軍団アクアは光の槍で全ての怪物を消した、、、裂目はそのままだ
「拓実、、カズトの魔力波動はわかるか」
「いや、、探索魔法でも、探せないこの世界にはいないみたい、」
異空間に飛ばされた王女
「まずいぞ、、探せない」
王様が拓実達の元に来た
「ウィザード王国のみなさんお願いいたしますパールを助けてください、、先ほどの無礼本当にすみませんあなた方の実力はわかりました」
王様は深々と頭を下げた、、、
「本当に、お願いいたします、、1人の親としてパールを助けてください、」
「王様、、この人数では不安に思うのは当然ですが、全員、凄い魔法使いですから」
「はい、、先ほどの魔法でわかります」
その頃、結界では、、、
「えっ、、カズトさんが消えた、、どうして、、、」
クララは少し泣きそうになった
「クララ、、大丈夫、、」
「ミュー、アイラ、私、どうすれば良いの」
「クララ、、拓実さんがどうにかするわ」
「クララ、、そうよ、、カズト、悪運が強いから、絶対大丈夫だよ」
「怪物は消えたわ結界を解いて拓実さん達の元に行きましょう」
ミール達は拓実の元に来た、
「拓実さん、カズトさんはどこにいるの」
「いや、探索魔法でも、探せない、、」
すると、、拓実の耳元に、、
「私が教えてあげる、、、あなたは私を使って、、私は、聖剣エクスカリバーの聖霊です、、あなたなら、聖剣エクスカリバーを使える、、お願いパールを解放して、、彼女は聖剣使いの勇者の末裔なのだから、、、助けてあげて、、、あの空間には良い魂と、悪い魂が渦巻いているわ、、」
すると、拓実が王様に、、、
「王様、、聖剣はどこにありますか、、」
「聖剣が関わっているのですか、、あれなら、あの、神殿の、中央の、賢者の石に刺さっていますぞ、、今まで誰も抜いた事はない、、触るだけで倒れてしまうから、、、、それが今回の事と、何か関係あるのですか」
「ええ、、、今、聖剣の聖霊が、パール王女を探したいなら、、聖剣を使えと、、、、」
「あなたが、使えるか、、わからないが、、案内します、、、でも、、誰も聖剣を抜く事は出来なかったが、大丈夫ですか、、」
拓実は、、聖剣の前に着いた
「これか、聖剣エクスカリバー、、この国の名前の由来にも使われた聖剣、、か、、」
「凄いな、、この魔力、、聖霊が宿るだけの事かあるな、、、」
「さあ、、拓実殿、、無理だと、思いますが、どうぞ、、、」
拓実は、聖剣にふれると、、普通に抜いた
「えっ、、これはどういう事だ、、聖剣が簡単に抜けるなんて、、、」
異空間の、城と魔王
その頃カズト達は、、異空間のお城にいた
「えっ、、ここはどこなの、、」
「パール王女、、俺達は、瞬間移動の魔法で、、飛ばされたみたいだよ」
すると、大きな男が、、、
「おい、お前達、魔王様の城に何の用だ」
「すみません、、ここはどこなの、、、」
「、、、お前達は誰だ、、私の城に、勝手に入って来て」
怖い、魔王が話しかけた
「ごめんなさい、ごめんなさい、、ここに来たくて来たのでは、ないわ」
「じゃあ、、早く出て行ってくれ、、私は誰にも関わりたくないんだ」
「ここは、どこなんですか魔王さん、、」
「そんな事知らない、、私もいつからここにいるかわからない」
「どうすれば、、元の場所に戻れるの
ねえ、、魔王さん、、、」
「私がわかるわけない、、、この城以外は、、外には魔物が、たくさんいる、、なぜかこの城には入って来ない、、ここには私と従者しかいない」
カズトは、城の中を動き回っている、人形を見て、、、
「従者って、、あの、動いてる人形の事」
「えへん、、ただの人形じゃないぞ」
「うわ、、人形が言葉を話した」
「人形が言葉を話すのは、おかしいのか」
パール王女はニッコリと笑って
「あの、、魔王さん、、お名前は、、私はパールと言います」
「名前なんて、ない、、わからないのだ」
「パール王女、、魔王さんは、呪われて、記憶が、ないのかも、、」
「帰りかたがわかったら帰ってくれ、、それまでは、、いてもいい、、あなたがよければだが、、」
「えっ、いいのですか、、魔王さん、ありがとう、、」
「、、、いや、、」
「魔王様、、、みなさんに、、お食事の用意が、出来ました」
「えっ、、魔王さん、、いいの頂いて」
「いいから、、従者がした事だ、、さっさと食べてくれ」
「、、素直じゃないのね、、、、魔王さん、ってやさしいのね、、、」
「、、、、、そんな事は、、、ない」
食事が終わり、、パール王女達は大きな部屋で、くつろいでいた、
「パール王女、、帰る手がかりを探さないと、、、」
「カズトさん、、何か手がかりはあるの、」
「いや、、拓実さんなら、、、色んな魔法が使えるから、、元に戻れると思うが、、、」
「カズトさん、、何か騒がしいわ」
すると、魔法騎士達が、、、
「パール王女様、、城を怪物達が攻撃しているみたいです」
「えっ、、魔王さん、大丈夫かしら」
「パール王女、、俺達も魔王さんの処に行こう、、」
「そうね、、、心配だわ、、魔王さん」
パール王女達は魔王の元に向かった
「魔王さん、、大丈夫ですか」
「初めてだ、、この城を怪物達が攻撃するのは、、結界があるから大丈夫だけど、、パール王女、あなたはここにいては危ない、、奥の部屋で、隠れていて」
「男の人達は、、もしもの時は手伝ってくれ、、私以外は戦力にならない」
怪人達の襲撃
拓実は聖剣を持ってウオーカ達の前に来た、、、
「拓実、、どうした、、それが聖剣エクスカリバーなのか、、大丈夫か、呪われていないか、、」
「大丈夫だよ、、普通に抜いたよ、、」
「いやいや、、普通に抜いたのは、拓実だからじゃ、、」
「ウオーカ、、俺はパール王女達とカズトを探す、、、聖剣が案内するはずだ」
「拓実、、ワシ達もいくぞ、、」
「いや、、どこに行くかわからないから、、それでも行くなら少人数で行こう」
「ウオーカとヒエンと俺が行く」
「タクミさんお願い、私も連れて行って」
クララが拓実に言った
「いや危ないから」
「拓実さん、、私がクララを守るわ、、、だから、お願い」
「えっ、、美幸も行くの」
「ああ、、、わかった、、どんな事があってもみんなを守るからいいよ、、、」
「じゃあミール、、後は、頼むぞ、もうあの、裂目から怪物達は現れないと思うが」
「はい、、お父様、、気をつけて」
「ウオーカ、、いくぞ、、ヒエン、美幸、クララいいか」拓実が聖剣を掲げると聖剣が光り、、次の瞬間、、拓実達は消えた
その頃異空間の、城では、、、
「あれは、何者だ、、あんな奴は今まで見たことない、、」
「魔王さん、、、あいつ俺達をこの城に飛ばした怪人だ、、不思議な魔法を使う、、」
「パール王女、、ここは危険だ、、あなたを守れるかわからない、、逃げて」
「いえ、、魔王さん、私も戦うわ、少しなら魔法が使えるわ」
怪人達が、結界を壊す音が聞こえた
「結界が消える、、、」
パール王女が全員に「防御魔法と小さい結界」を掛けた
「パール王女、やるね、かなりの魔法だ」
「そうですか、、カズトさん、、」
怪人達と怪物は城を壊しながら侵入した
「来たぞ、、攻撃の用意を、、パール王女、私の後ろに隠れて」
怪物が雷撃を放った、、魔王はシールドを張った、、シールドの前で爆発した
「反撃だ、、魔導波、、」
魔王の「魔導波」で怪物が消えた
カズトは光の弓で矢を放った数匹の怪物が消えた「あの、怪人以外は弱い、、」
大国カリバーの魔法騎士達も風魔法で怪物を消した
聖剣エクスカリバー
「後は、、あの怪人、3人だけだ」
「カズトさん、、あいつらは普通の魔力じゃないぞ、、」
「魔王さん、、、不思議な魔法を使うから注意して」
「私も、、魔法でお手伝いします」
「パール王女、、あなたは、強い気持ちをお持ちだ、、私にその気持ちがあったらこんなところから出れたのに、、、私は誰だ、、記憶が、、思い出せない」
「魔王さん、、大丈夫ですか」
「何か、、思い出せそうなんだが、、いや戦いに集中しないと」
その時怪人の1人が「暗黒魔導波」をパール王女に放った、、、
魔王はパール王女の前に立った、、、、
「暗黒魔導波」は魔王に直撃した、、魔王はその場に倒れた
「えっ、魔王さん、、、私をかばって、、」
続けて他の怪人も「暗黒魔導波」をパール王女達に放とうとしている
カズトはパール王女の前に立って、光の壁を作った、、、
「まずいぞ、、どうする俺、、シールドの魔法使えないし、、、」
カズトの前で大爆発が起きた、、、、カズトはそっと目をあけた、、、
「あれ、、なんともない」
「カズト、、大丈夫か、、」
「拓実さん~、、、」
「遅くなってすまない、、もう大丈夫だぞ、聖剣エクスカリバー、案内ご苦労様」
「カズトさん、、無事で良かった、、」
「あっ、、クララ、、どうして、、」
「何がどうしてなの、、心配で来たのよ」
クララは涙を流した
「クララ、、ごめん、、、、」
「神聖のシールドを掛けたからもう大丈夫だ、、ここはどこなんだ、、」
「パール王女、、大丈夫でしたか、、このお方はどなたですか」
「あっ、、ウオーカさんお願いしますこの方を助けて下さい」
「私をかばって、死にかけているの、、」
パール王女は、涙を流した
「パール王女、、少しお待ち下さい、、美幸さん、パール王女の話を聞いて」
「パール王女どうしたのですか」
「お願いいたします、このお方を助けて」
「わかったわ、、聖なる無限回復魔法」
美幸の後ろに輝く大きな紋章が現れた、、、
美幸の体が光り周りから聖霊が現れ魔王の体を内から回復させた、、
すると、魔王は目を開けた、、、
「ああ、、痛い、、パール王女大丈夫でしたか安心しました、、」魔王はまた気絶した
「パール王女もう大丈夫ですよ、ただ気を失っただけだから」
「ありがとうございます」
「さてと、あの、怪人達を倒せば良いのか」
「拓実さん、あいつら不思議な魔法使うから、それでこの城に飛ばされたんだ」
「美幸達は、全員結界の中にいて、変な魔法使われないように」
拓実は「神聖の無限結界」の魔法を全員に掛けた
「これで移動の魔法も効かない」
「俺も、城が壊れないくらい魔力をあげて」
城が大きく揺れた
「拓実、、魔力上げすぎじゃ」
「えっ、、2割しか上げていないよ」
「この聖剣エクスカリバーどんな力があるのかな、、」
3人の怪人が拓実達に「無限火炎波」を放った、、、
拓実の「神聖の無限結界」で全て無効になった
「いや、美幸さんの、聖なる無限結界と同じくらい凄い結界だな、魔法が無効になるなんて、、、」
「とにかく、聖剣で攻撃してみよう」
拓実は聖剣エクスカリバーを怪人に向かって振りかざした
凄い閃光が怪人達に放たれた
怪人達は、一瞬で、消えた
「えっ、、もう終わり、、これだけで」
「なんか、拍子抜けだな」
「拓実、、、何で簡単に終わらせる、、もう少し見処を作らないと、、」
異空間魔王の正体
「さてと、帰りますか、、パール王女」
「あの、、拓実様、お願いついでにあの、魔王さん、記憶がないの、、呪われているかも、、魔法で治せませんか」
「えっ、、どうしてパール王女関係ないのに、、」
「拓実さん鈍感ね、、ミユキ教えてあげたら、、、」
「拓実さん、、パール王女は魔王さんの事好きなのよ、、、」
「ミユキ、、はっきり言い過ぎ、、だめよ、」
パール王女は、真剣な顔で、、、
「えっ、、、そうかも、私、好きなのよ、あの魔王さんの事が、、、、」
「少し痛いが呪いを解く魔法はあるよ」
ウオーカとカズトは後退りをした
「パール王女、魔法使うから回復お願いします、、」
「えっ、わかったわ、、」
パール王女が魔王の側に行くと、魔王は気がついたのか、少しだけ笑った様に見えた
拓実は魔法を念じた、、、
「魔界の言霊の召喚魔法」、、
白い霧の中から老人が現れた、、「拓実様今度は誰ですかな」
「あの、あそこの魔王さんだよ」
「ほう、、凄い呪いだ、、それじゃ」
老人が鈴を揺らした、、魔王はまた気絶した
すると魔王が光り出した、、
「拓実様、もう少しで呪いが、解けますよ」そう言うと老人は霧の中に消えた
パール王女は魔王に精一杯の「回復魔法」を掛けた
光りが、収まるとそこには若い男性が横たわっていた、
「えっ、、あなたは、魔王さんなの、、、」
「あっ、、パール王女大丈夫ですか、、、、あれ、体が元に戻った、、、思い出したぞ、私は悪い呪い神に呪いをかけられ異空間に飛ばされたんだ、」
パール王女はじっと男性を見ていた
パール王女はこの顔どこかで見たことあると思った、、、
「パール私は、、テンプル王国の王子ティガと申します、テンプル王国第二の城ごとこの異空間に飛ばされた、全て思い出したよ」
「パール、、あなたのお陰だ、ありがとう」
「あの、、驚き過ぎて、、わからないわ」
「私は、パール、、あなたを昔から知っているよ大国カリバーの王女だろう、、ずっとかわいい人だと思っていたんだ」
「えっ、何で、、テンプル王国は近いけど」
「昔、、小さい頃会った事があるよ、パール、、君は覚えていないだろうけど」
パールは、記憶がよみがえった、、、
「私も、今、思いだしたわ」
すると、大勢の人達がティガ王子の元に来た
「王子様、、元に戻ったのですね、、それで私達も元に戻れた」
それはお城に使える従者達だった
「あの、人形達も人間だったんだ」
カズトは呟いた、、、
ウオーカが、、、ティガ王子に、、
「あの、あなたテンプル王国の王子だと、、するとポーラ王女のお兄様か、、」
「えっ、、何でポーラを知っているの」
「ええ、以前ポーラ王女にあなたの探索を頼まれて探していましたぞ、、良かった見つかって、、」
「えっ、、ポーラが、、」
「拓実、、どうする、これだけの人数移動出来るのか、、、」
「えっ、、お城ごと移動する予定だけど」
「えっーそんな事出来るの、、信じられないわ、、、」
ティガ王子とパール王女は驚いた
「美幸、、その前に、このお城だいぶあいつらに壊されみたいだ、、戻す前にきれいにしてくれないか、、、」
「ええ、、良いわ、、聖なる無限造形魔法」
美幸の後ろに輝く大きな紋章が現れた
美幸の体が浮き光り始めた、、異空間に城を囲む様にオーロラに似た七色の光りが、広がり城の時間が逆戻りする様に元に戻った
全てきれいになった
「何が起きたの、、ミユキさん、本当に聖女なのね、、」
「いや凄い、、そうだ、お礼を、、ありがとうございます」
こんな展開、、、
「ティガ王子、、この城のあった場所を教えて」
「それだけで、、移動出来るのか」
「ええ魔法の世界なら探せるし、、魔力を少し上げて、、、」
「異空間魔法と探索魔法で、、、ここだな、、」
「じゃみんな、、、いいか、、元の世界に戻るよ、、神聖の瞬間移動魔法、、、」
拓実達の周りの空間が歪み、、異空間から
城は消えた
城はテンプル王国の外れに現れた
「ティガ王子、、元の場所に城は戻ったよ」
「そんなに簡単に、、、凄い、拓実さん
あなたは、、何者なの、、、」
「じゃあ、パール王女、、、俺達は大国カリバーに戻りますか、、王様がパール王女の事を心配して待っていますから」
「ティガ、、本当にありがとう、、」
「あの、、、パール、また会えるかな」
「もちろん、、、いつでも良いわ」
「いいな、、ラブラブで、、、」
「クララ、、あなたもでしょう」
「えっ、」
「ミユキ、、、デブデブって、、何」
「ヒエン、、間違っているわよラブラブよ」
「ティガ王子、、ポーラ王女にウオーカが約束を守りましたと伝えてください」
拓実の「瞬間移動の魔法」で大国カリバーに戻った、、
大国カリバー、、
異空間から、拓実達が現れると、、、
「拓実、、遅い、、私も行けば良かったわ
やっぱりカズトは悪運が強いわね」
アイラとミューも、、、
「クララ、、良かったね、、カズトさんと会えて、、」
「ええ、、ごめんねミュー、アイラ、、心配かけて、、、」
パール王女は、王様に、、、
「お父様、、心配かけまして、、」
「いや、、パール、無事ならいい、、すまない、、私のせいで、、」
「王様、、聖剣エクスカリバーをお返しします、、、」
パール王女は、異空間での事を全て王様に話した、、、
あの、怪人達がいなくなったので、賢者の神殿上空の異空間の裂け目は消えた、、、
そのあと拓実達は大国カリバーの王宮で歓迎され色々な品々をもらい、、帰る事にした
飛行船はゆっくり空を飛び一晩後にウィザード王国の王宮広場に到着した、、
王宮で、、拓実が「アイラ、、賢者の石の指輪で瞬間移動出来る、、お礼の品々も移動出来るよ、、帰る時に使って、、」
全員王宮広間でくつろいでいると、、ミールが来て、、「拓実さん、、今、大国カリバーから知らせが来て、、パール王女と、ティガ王子婚約したって、、」
「えっ、、早い、まあ、良いんじゃないの」
女の子達は騒いでいた、、、
「えっ、、いいな、、ラブラブで、、、」
「私も、、ラブラブしたい、、、カッコいい人と、、どこかにいないの理想の人、、、」
しばらくしてアイラ達は賢者の石の指輪を使って帰っていった、、、
「さてと、俺達も帰るか、、」
「あっ、、、拓実、また西の森の定期討伐があるからな」
「ああ、、わかった、、異世界転移魔法、」
拓実の部屋に現れた、、、
「いつもと変わらないな、、時間と日にち、、」
カズトと多摩美は帰った、、いつもの様に美幸を送り部屋でくつろいでいた、
「西の森の定期討伐と、、」
それだけですまない、拓実達である、、
「えっ、、光りの魔法の原点、、魔法秘伝書の謎、、神殿、、ウィザード王国の勇者、、ウオーカ、、何を言っているの、、西の森の定期討伐は、、、」
過去に飛ばされる拓実達であった、、、
「どういう、、展開、、」
END
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