第13話、魔法使いは憂鬱
魔法使いと風の聖霊と空飛ぶ乗り物(ウインドシア王国)
魔法使いは憂鬱(13)
ウインドシアと風の聖霊
少しだけ涼しくなって来たこの頃、、
だけど、今日の天気は台風みたい、雨、風
激しく、外には行けない夕方には止むと言っていた、、
拓実は自分の部屋の窓から、激しく降る雨を見ていた
「あ~あ、凄い雨、風、どうせ一日中家にいるつもりだからいいや、、、」
そう話している、拓実は魔法使いだ、
しかしこの世界では魔法は使えない、、
使えたら台風なんか吹き飛ばせるくらいの魔力があるのだが、、、
「風と言えばこの間ウィザード王国から帰る時にウオーカの元に帝国クラウドの三賢者から連絡があり、三賢者の故郷のウインドシア王国で大事件があり三賢者の代わりに風の聖霊の国ウインドシア王国に行って貰えないかと確か言われたな」
拓実はあからさまに嫌な顔をした
「断れるはずがないし、わかりましたと言ったが面倒くさいな~行きたくない」
「ところで、ヒエンは大丈夫なのかな、ウオーカに任せているけど、、、」
「さすがにこの世界につれてくる事は出来ない何をするか解らないからな、魔法の世界でもまだ人間界のこと知らないし、、、」
すると、拓実のリングからウオーカの声が
「拓実、今夜迎えに行くぞみんなに知らせておけ、、、」
「雑音がひどいな、これ、、」
「ヒエン止めろ、」
「ご主人たま~、ご主人たま~会いたいよ~、、」
「ヒエン、大人しくしているんだぞ、」
「わかったよ~、、、」
夕方頃にみんなは拓実の部屋に来た、
「美幸、大丈夫か俺は本当は美幸に危険な目に逢ってほしくないんだ、」
「いいのよ、、大丈夫だから」
「あら、拓実、私は危険な目に逢ってもいいと、思っているの、」
「えっ、思ってない多摩美も大事な人だから、、、」
「えっ拓実私も好きなの、そうね、おつきあいしてもいいわよ、」
「そうじゃない、仲間として思っているんだ、、、」
「あっ、そうなの、、まあいいか、、」
「拓実さん、私は向こうの世界が好きできているから良いのよ、だって危ないとき拓実さんが助けてくれるもの」
「ああ、、それは、そうだけど、、」
「やってられないな~」
「カズト、お前は私の家来、ヒエンと一緒に
私を守るんだぞ」
「えっ俺は可愛いもの写メ撮れるだけでいい、、今度も風の聖霊だって」
「ランさん、みたいな美人一杯いるんだろうなそうだ、ヒエンだって可愛い女の子だし、、ヒエンの写メも撮ろう、俺のコレクション増えるぞ」
「カズト、お前はキモい、、そんなことじゃ
クララに嫌われるよ」
「えっ、何」
「鈍感な奴、、まだわからないか、」
しばらくすると、、、
拓実の部屋が霧の様に白くなって、静電気が弾けるようにパチパチと音がした、拓実は
またウオーカがどんな茶番劇をするかと
身構えた、するとウオーカがいつもの格好で
現れた、、
それに小さくないし、
「待たせてすまん、さて、ウィザード王国に行くぞ」
「えっ、、普通、、」
「拓実、何している、早く行くぞ」
「多摩美もぼけっとしてないで行くぞ」
「いつものウオーカさんじゃない」
多摩美はカズトのほっぺをつねった、
カズトは「痛い」と叫んだ、、
「夢じゃない」
最果ての国、ウィンドウシア
「さて、ウィザード王国に着いたぞ」
門の前には門番達の横でヒエンがうろうろしてたヒエンは拓実に気ずくと走って来た
「ヒエンのやつ、まるでご主人を見つけた犬みたいだ」
「ご主人たま~寂しかった~」
「拓実、後は宜しく、やっと解放された、ミールもくたくただぞ、女の子の作法など教えていたからな、ワシも多摩美に楽しんで貰うための劇も考えられないかったぞ」
「えっ、、別にあれは要らないけど」
「ウインドシア王国はエルフの国よりももっと南の外れだ、、ミールがクララさんに案内頼んでいたぞ」
「えっクララも行くの」
美幸はニコニコと嬉しそうに笑った
「さて、王宮でミールが用意して待っているぞ、、、」
「ウオーカ、、前から思っていたけど、直接王宮に移動すれば良いじゃないか」
「あっ、そうか、、王都の中じゃみんな驚くからと思っていたが、王宮だと全員知っているからな、、、」
「それに、ワシはもう、異世界転移魔法は限界じゃ、、次からは美幸さんに任せるぞ」
「わかったよ、、魔力がなくなったら、美幸は魔法が使えないからな、、」
「大丈夫だ、、ワシがたくさん魔石を美幸さんの空間保存庫にいれるから」
王宮に着くともうヘトヘトに疲れたミールがすべて準備したわと言った、
「私はマリンとヒエンの相手で疲れたわ」
「ウインドシア王国は最果ての国、遠いぞ、馬車で何日かかるかそれに険しい山もあるぞ、、、」
「瞬間移動の魔法はこれだけ遠いと使えない、使える魔法使いがいてもどれだけ魔力を使うか想像出来ないぞ」
拓実が美幸に何か話しかけた、、
「えっ」
「俺も魔力を送るから、、いいかな」
「拓実何をするんじゃ、、こそこそと」
王宮の広場で美幸が聖なる造形魔法を念じた、、
拓実は美幸に魔力を送った、、、
ミールとヒエンは不思議そうに見ていた、、
「何が始まるの、、拓実さん、、」
「ご主人たま、、なにするんだ、、」
美幸の周りに光りの渦が、、、
次の瞬間皆の前に見たこともない乗り物が現れた、、
「拓実、これはなんじゃ、、、」
「これは空飛ぶ乗り物、飛行船だ」
「ヒエンは飛ぶことできるよ、、、」
「なんじゃ、、ヒエン、拓実の説明が聞こえんぞ、、、」
「険しい山なども空の上から行けば問題ない
普通の飛行船と違う、魔力で動く全て自動だ、、、」
「拓実、、何を言っているかわからないが、凄いな、カズトこれでワシ達も移動の間お酒が飲めるな、、、」
「ウオーカさん、良いですね」
「お父様、いけませんよ」
「それじゃ、ウインドシア王国に向かうぞ」
飛行船の中はかなり快適だ、
「拓実、、これなら大勢でも大丈夫だな」
「エルフ王国ならすぐに着くと思うよ」
飛行船は数時間でエルフ王国の門の近くに
降りた、、
エルフ国の門番達と魔法使い達は飛行船を
警戒しながら興味深く見ている、
拓実達が降りると歓声が聞こえた、、、
エルフ王国の大臣がタクミ様の乗り物でしたかと声を掛けた、
そこへ、女王様とクララが現れた、
「ようこそタクミ様、、、」
「女王様、ゆっくり出来ないのでここで失礼します」
「そうでしたわね、クラウドの三賢者様の依頼でしたわね、、クララしっかりお役にたつのよ」、
「クララよろしくね」
「ミユキ、会いたかったわ」
「飛行船て言うの、初めて見るわ」
飛行船に乗り込むとクララは驚いた、
「まるで王宮にいるみたい」
拓実はクララにウインドシア王国の場所をきいた、
「よし、これでウインドシア王国までは自動で行く」
「拓実、また変な魔法使っているわ」
クララは時折、カズトをチラチラ見ている
「カズト、、クララが見ているでしょう何か、話しかけたら」
「えっ、、、何で」
「うちの、男どもは、何で気ずかない、女の子の気持ち判らないの、ウオーカさんを見習え、、、」
「本当に鈍感なのね、でもお父様の真似は止めてね、、、」
あっという間に険しい山脈を越えた、
「凄いな、馬車だと、ここを越えるだけで、3~4日はかかるぞ」
「もうすぐ、ウインドシア王国だ」
「本当にここら辺は何もないところだ」
「森に囲まれた最果ての国と言う感じだな」
魔法の世界の楽園
ウインドシア王国の近くの森に飛行船は降りた、、
「さて、ここからは歩いて行こう」
「この飛行船は目立ちすぎる、拓実、飛行船
ここに置いて大丈夫か」
「ああ、幻影の魔法で隠すから」、そう言うと森と同化させた
拓実達はウインドシア王国に入った、色とりどりの花が咲き本当に綺麗な国だ
大事件が起きている様には見えない
「確か三賢者がユズ王女を訪ねてくれと言っていたな」
拓実達は小さなお城に着いた
入口にいた従者に、、、
「三賢者の依頼で来たウィザード王国の魔法使いウオーカだが、ユズ王女にお会いしたい、、、」
あわてて従者は城の中に案内した
広い部屋に通されるとそこには可愛い女の子がいた、
「あなたがユズ王女ですかな、、、」
「そうよ、ユズですよろしく」
見た目、ヒエンと変わらないくらいだなと拓実は思った、、
「三賢者が来ると思ったのにあなた達で大丈夫なの、、、」
多摩美はくそ生意気なガキだと思った
「そう言わないで、私達もこれでけっこう強いんですよ、お役にたつと思いますよ」
「そうなの、、、そうかしら、、」
「少し、どの様な状況なのか教えてもらえますか、、、」
「ええ、この国は風の聖霊のご加護を受けて、ほとんどの人が、聖霊使いになって物を運んだりしてるわ」
「それで、収入を得てるの」
「最果ての国、あまり旅人も来ない、しかし、食べ物は豊富よ、それを色んな国々に届けているの」
「風の聖霊のおかげで凄い速さで飛べるわ」
「ところが最近、風の聖霊が、次々にいなくなったの、、、」
「風の聖霊のご加護がなければ、空を速く飛ぶ事は出来ない、凄く困っているわ」
「原因を突き止めて解決してください」
「それは、お困りでしょうな」
「お部屋を用意しました、今日はもう遅いのでゆっくりくつろいで下さい」、、、
いなくなった聖霊達
拓実達はユズ王女が用意してくれた王宮の部屋でゆっくりしてた、、、
「生意気なガキだけじゃないのねけっこう気を使っているみたい」
大きな部屋に夕食の用意がされていた
みんなで話しながら、食べていた、、、
「ユズ王女、聖霊達がいなくなった、原因はわかっているのか」
「それは、、、でも、、聖霊達の長で、大聖霊フーア様なら知っているかも」
「じゃあその、フーア様に尋ねたら良いじゃないか、、、」
「バカね、フーア様がどこにいるかわかっていたら、もう聞いているわ」
「とにかく、聖霊達が次々にいなくなるのよ
もう半分もいない、これでは、仕事ができないわ」
「とにかく三賢者が依頼したなら、少し信頼するわ」
「少しですか、、もうちょい信頼して貰えないか」
多摩美は、ホントに生意気なガキと思った
「ずいぶん女性が多いけどこの人達、頼りになるの」
「それに、幼い女の子もいるじゃない」
拓実は、いつもヒエンの魔力を感じ取れないように、魔法を掛けているので普通の人にはヒエンの魔力は感じない、、
「ユズ王女、、全員魔法使いですよ」
「それも、王宮魔法使いですよ、、必ずお役に立ちますから」
多摩美は、顔がひきつっていた、、
見かねた、ミールがユズ王女に苦言した
「ユズ王女様、、あまり人を見下してはいけません、、上に立つものはどんな時も、心を広く持っていなければ、誰も付いてきませんよ、、、」
「えっ、、ごめんなさい、、私、、、言い過ぎました」
ミールのあまりの迫力に、ユズ王女は大人しくなった、、
「さすがだわ、ミールは凄いわ、、、」
幻影の森
ユズ王女は風の聖霊達が消えて行く森を
案内した、、
ユズ王女は魔法で聖霊を呼んだ、、、
「ライム、、、モモ」
「なあに、ユズ、、何か用なの」
「私達をあの、風の森へ、連れて行って」
「ほ~これが、風の聖霊ですか」
「妖精と似てるが、少しぼやけているな、
ワシにははっきりと見えないぞ」
「あなた、、心がきれいじゃないと聖霊は見えないのよ」
ミールは、お腹を抱えて笑った、、、
しばらく歩くと、大きな森の前に着いた
「ここは風の森と言われているわ」
「この風の森のどこかにフーア様がいるわ」
森の中を歩くと、、、
「拓実、聖霊以外の魔力波動を感じるちょっと、嫌な魔力波動だぞ」
「誰かがこの森に、いて、聖霊達を拘束しているのか」
それからまた、しばらく森を進むと、
「この森は所々に幻影の魔法が、掛けられているが、何のためなんだろう」
「聖霊達を捕まえて、利用したり、中には
売り飛ばしたりする、悪い人がいるから
フーア様が魔法を掛けて、いるのよ」
「聖霊達が逃げれる様に」
「それにしても、この嫌な魔力波動なんだろう、、、」
「聖霊の森に、何者かがいるのか」
「小さな魔力波動も感じとれるが」
ウオーカは嫌な魔力波動を辿った、、
「段々、魔力が強まってきたぞ、みんな、大丈夫か、、、」
「おい、あそこに洞窟が、見えるぞ、、どうもあそこから、嫌な魔力が流れて来ているみたいだ」
「ウオーカさん、あそこに行くの、」
「クララさんは、怖いのか」
「いえ、ちっとも」
美幸はクララは好奇心旺盛だもの、怖がらないと思った
「ここにマリンがいなくて良かったわ」
「マリンは、あの性格のクセに怖がりなの、、うるさく騒いで、大変なのよ」
「へえー、マリン怖がりなの、、私は平気だわ、、、」多摩美が得意そうに言った
「ヒエンも、ハイキだよ、えっ、ハイキって、タマミ、何、ハイキ、何」
「うるさい、、お前は、しゃべるな」
呪われた大聖霊
「ずいぶん大きな洞窟だな」
「私もこんな、洞窟が、有るなんて知らないわ、、ライムとモモも震えているわ、、、ライム、モモ、あなた達はここにいて」
中は真っ暗で何も見えない、、
「私が魔法を掛けます」
「聖なる光りの魔法」
一瞬で洞窟が、明るくなった
「何、あなたの魔法、おかしくない、光りの魔法は周りが少し明るくなるだけの魔法なのよ、これじゃあ、外と同じくらい明るいじゃない、変だわ」
「ユズ王女、、美幸さんは聖女なのよ、普通の魔法とは違うわ」
「あなたこそ、聖女は、伝説の話でもう、今はいないのよ、、常識よ」
クララは、その内わかるわと思った、、
「ずいぶん大きな洞窟だな、、、先が見えないぞ」
ウオーカは大きな魔力を辿った
しばらく行くと、大きな空間に出た
端の方に、魔力を放っている光りの塊が見えた聖霊を大きくした感じだ、、
「あれよ、フーア様は」
「ユズ王女、しかし、あまり良い魔力波動ではないぞ」
「そう言えば変ね、いつも周りには他の聖霊達もいるのに、、今はいないわ」
「見た目はフーア様に間違いないけど」
「呪われてるのかしら、、すこしおかしいわ、、嫌な魔力波動」
するとフーア様らしき聖霊が、こちらに向かって「風の刃の魔法」を放った、、
慌てて、拓実は「光りの結界」を張った、、
結界の外で魔法は爆発した、
「どうして、フーア様私達を攻撃するの」
「あれ、本当にフーア様なのかワシには、悪霊に見えるが」
「わからないわ、見た目はフーア様だもの」
「何か奴の後ろが結界のように黒く渦巻いて
いるぞ」
拓実は「心眼の聖霊の魔法」を念じた
「あいつは、フーア様じゃない」
「あいつの、後ろの黒い結界に聖霊達と本物のフーア様が、閉じ込められてる」
「それじゃ、うかつに、攻撃出来ないじゃないか」、、
光りの妖精の恵み
「とにかくあの風の聖霊達と本物のフーア様を助ける事が優先だな」
「ご主人たま、ヒエンがあいつぶっ飛ばすよ」、、
「ヒエン、聖霊達がいるから、だめだぞ」
「わかったよ、ご主人たま」
すると偽物のフーア様が呪い魔法で黒い霧の様な物を拓実達に向かって放った
「まずい、あれを、吸い込んだら
呪われるぞ、それに結界は効かないぞ」
「どうする、拓実」
「拓実さん、私が魔法を使うわ」
美幸は「聖なる魔法」を念じた、、
美幸の体が光り体の後ろに大きな紋章が現れ、更に浮き上がると、淡い光りを放った
すると、黒い霧は完全に消えた、、
「本当に聖なる魔法なの、、、信じられない、、でもこんな、魔法見たことがないわ、浄化の魔法ではこんなに広く強いわけないわ」
「あんな広範囲の霧を一瞬で消すなんて、、本当に聖女なの」
「美幸のお陰で、あいつの後ろの結界が少し弱くなった」
「今なら、結界を壊すことが出来るぞ」
拓実は、妖精女王ランの召喚魔法を念じた、、、、
広い空間の上に目映い光りと供に、
妖精女王ランが現れ、、呪文を唱えると
光りの欠片が降り注いだ、、
黒い結界は弾け消えた、、、
拓実はすぐに聖霊達を、、瞬間移動魔法で、ユズ王女の前に移動させた、
「ユズ王女、ありがとうございます」
「えっ、私じゃない、私は何もしていない」
「先ほど妖精女王ラン様がいらしたと思いますが、、妖精女王ラン様は自分の森を離れないと思うのだが」
「フーア様、拓実は妖精女王ラン様の恩恵を受けているから、妖精女王ラン様の化身を召喚することが出来るんじゃ」
「全ての妖精族の神様だぞ、、、ラン様は、
そんな方が人間と契約なんて」
「フーア様、あやつは、何者ですか」
「見たことがない、急に現れ、私に化けて聖霊達を捕まえた、誰かが聖霊達を売りとばすために、作ったのか」
悪霊の正体
拓実は心眼の聖霊の魔法を念じた、、
あの偽フーア様を覗いた、、、
「あっ、奴の体に大きな魔聖石があるぞ」
「奴は作り物だ、、待てよ、魔聖石のほかに
何か爆発物も大量に体に仕込んであるぞ」
「もしもの時は証拠隠滅のため爆発するようになっているみたいだ」
「拓実、それだとせっかく人質はいなくなったのに、攻撃が出来ないじゃないか」
「おい、、また奴の魔力が上がったぞ」
「ミール、またみんなで結界を造ってくれ」
偽フーア様がいくつもの火の玉を造り結界に向かって放った、
「確か風の聖霊は、風魔法しか使えない、もう、何でもありだな」
拓実は、光りの拘束魔法を念じた、、
「しばらくはこれで動けないだろう」
「誰かが、空間魔法で、奴を操っているな」
「そいつを、魔法で探すことが出来たら、、
探して、そいつさえ倒せば、、奴は動かなくなるだろう」、、
「拓実、何かないか」
「心眼の聖霊の魔法はそこまで広範囲じゃないからな」
「魔聖石があるから、魔力が高く、簡単には
封印出来ないし、下手に爆発したら、皆、
無事じゃいられない、、もしかしたらウインドウシア王国も壊滅するかもしれない」
「あっ、、奴を操っている者を探せるかも
炎の魔犬の魔法だ、操っている者の魔力波動を追いかけるはずだ、俺に居場所を教えてくれる」
拓実は炎の魔犬の魔法を念じた
魔犬は、魔力波動を辿って異空間に消えた、
「ずいぶん遠くまで行ったな、、えっ
操っていた者は、帝国クラウドにいる」
「えっ、そんなに遠くから、かなり魔力が高くないと無理だぞ」
「帝国クラウドじゃ、どうすることも出来ない場所がわかるなら、三賢者に頼んで倒してもらおう」
「いや、それじゃ遅すぎる、、ちょと行ってくる」
「何するんじゃ」
「光りの瞬間移動魔法、、、」
拓実の周りが歪み異空間が現れ拓実は消えた
「本当に帝国クラウドに行ったの、信じられない、ここから、とんでもない距離なのよ」「せいぜい近くの国に行くのが普通だわ、それでも、魔力を全部使うわ」
「例え帝国クラウドに行ったとしても、魔力無しでは、倒せないわ、、やられるだけよ」
次の瞬間、悪霊が倒れた、、
「えっどうしたの何が起きたの」
すると拓実が、帰って来た、、
「拓実、うまくいったようだな」
「ああ、操っていた奴らは全員、気を失った、、、」
「後は三賢者に任せたよ」
「あなた、本当に帝国クラウドに、行ったの、全然、平気じゃない」
するとユズ王女に、三賢者が空間魔法で話しかけた、、
「ユズか、、聞こえるか、、おお~いユズ
」
「大おじ様達、どうして来なかったの、、会いたかったのに」
「いや、ワシらより、タクミ殿に頼んだ方が早く解決すると、思ったんじゃ、」
「そうだぞ、、ユズ」
「そうだ、そうだ、、、」
「ついでに、聖霊を使って不法な事をやっている奴らを捕まえることも出来た、みんな、
大賢者のタクミ殿のお陰だぞ」
「あなた、本当に帝国クラウドに行ったの、、それに、大賢者なの」
「ユズ、、タクミ殿に、よろしくな」
「そうだぞ、、ユズ、」
「大おじ様達、会いたかったのに」
「いつでも会えるぞ」
「そうじゃ、、そうじゃ、、」
「さてユズ王女様、ワシらの力信じてもらえたかな、、、」
「ええ、、でもね、本当は大おじ様達に、お会いしたかっただけなの、こめんなさい」
「ひどいこと言って、、、」
悪霊退治と大花火
「さてと、あの悪霊どうにかしないと」
「拓実あいつは、どうする、、まだ体に爆発物が、あるから、慎重にやらなければいけない、、、」
「ミールさんとりあえず、結界を張って」
ミール達は、強行な結界を張った、、
「さて拓実どうやってあいつを処理するか」
「俺の結界であいつを、封印する」
「後、影響ないところで、爆発させる」
「どうやって」
「今考え中だ、、、」
「ヒエン、ちょと来て」
「なあに、ご主人たま」
拓実はヒエンに何か話している、
「わかった、ヒエンがあいつを蹴飛ばせば良いの、簡単だよ」
「俺が、合図したらやるんだぞ」
拓実は、倒れている、悪霊に光りの結界の魔法を念じた、、
悪霊は光りの球体の中にいる
「さあ、ヒエンよろしくな」
ヒエンが火竜に変化した、、、
「えっ、あの女の子、竜に変身したわよ」「ヒエンは火竜女王ヒエンなのよ」
「火竜女王ヒエンて孤高の竜じゃないそれがあの女の子なの」
ヒエンは、拓実の教えの通り結界を強く蹴飛ばした、、、
結界は洞窟を壊し、空高く上がった、、、
今だ、と拓実は、、3割の魔力で魔光線の魔法を放った、、、
魔光線は空高く上がった、結界に直撃した
悪霊の中の爆発物が、次々と、爆発した、
それは、夜空に上がる、花火の様に、壊れた洞窟からも見えた
「良かったな、ここで、爆発したらとんでもない事になったな」
「みなさん、本当にありがとうウインドウシア王国を代表してお礼を言うわ、、、数々のご無礼、本当にごめんなさい」
「ユズ王女、私こそ、色々言ってごめんなさいね、あなたは、大おじ様達に、会いたかった、だけなのね、、、言ってくれれば、良かったのに」
「ごめんなさい、てっきり、三賢者が来るもんだと思っていたから」
「さあ、フーア様もいるし、聖霊達も元通り、お祝いだわ、、、」
聖霊達の歓喜
その日の夜、さすが、農作物は豊富と言うことで美味しいそうな、料理が並んでいた
「さあ、みなさん、召し上がってください」
王様とお妃様もウオーカ達にお礼を言った、、、
「タクミ様、、おじ様達からお噂は聞いています、、凄い方と、、、ユズは、おじ様達に会いたかったみたいだけど、、もうかなり年なので、無理をしないでください、と、私の方からお願いしました」
「それで、タクミ様に、お願いしたのでしょう本当にありがとうございます」
すると、風の聖霊達が、歓喜の歌声を上げた
ウオーカとカズトは、ウインドウシア王国の幻のお酒を堪能していた、、
次の日、クララをエルフ王国に送り、ウィザード王国に帰る事にした、、
ユズ王女達は、ずいぶん飛行船を珍しく見ていた、飛行船が空に浮かぶと、もっと驚いた、、、
飛行船は、エルフ王国に着いた、
「クララまたよろしくね」
「美幸、、また会いたいわ、、、」
クララは少し、カズトの方を見ていた、、
カズトがクララに近より、
「クララこれを」と、写真を渡した、、「えっ、これ私なの、、カズトさん、これ、もらってもいいの」
「ああ、クララのだから、大事にしてね」「ええ、ありがとう」
多摩美は、カズトにしてはやるじゃないと思った、、、
飛行船は、ウィザード王国に向かって飛んだ
ウィザード王国の上に着くと、飛行船は王宮広場に着陸した、
「本当に勝手に戻って来たぞ、、拓実、これからは飛行船で移動だ、ワシの仕事はなくなるぞ」
「これからは、移動は、飲み放題だぞ、カズト、、、」
「そうですね」
「カズトさん、そんな事はありませんよ」
「さてと、俺達も帰るか、ミールさんまた、
何かあったら、来ます」
すると、ウオーカにシンが、空間魔法で話しているみたいだ
話しが、終わると、ウオーカが、、、
「拓実、今シンがサファイア王国王様のいとこの国で怪物騒ぎが起きて、サファイア王国に助けを求めてきたそうだ、、そこでシンが
お前に、助けを求めているぞ、、、シンは
用意が出来たらその国にいくそうだ」
「どうする、、行くか」
「ああ、、、でも、とりあえず、俺達の世界に一回帰るから、準備が出来たら連絡をくれるか、、、」
「そうか、たぶん明日には迎えに行くから」
「わかった、それでも1回、帰るよ」
拓実は、「異世界転移の魔法」を念じた
全員、拓実の部屋に現れた、、
「また、明日、呼ばれるの」
「この世界にいるより魔法の世界の方が長いんじゃないの」
「多摩美、疲れたのか」
「いや、、、楽しいよ」
「美幸は、、」
「私も、夢を見ているようでこんな経験、今しか出来ないようで、楽しいわ」
「よし、今度は、シンとマリンのためだ、、
頑張ろう、、じゃ解散」
いつもの様に美幸を送り、、今度の決戦に備えた、、、でも、お疲れ気味です、、、
「また、明日すぐに行くのか、、、」
END
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