第12話、魔法使いは憂鬱
魔法使いと火山の火竜と新しい仲間(エンカ王国)
魔法使いは憂鬱(12)
ウオーカの依頼
今年の夏はとても暑かった、ようやく最近
少し、涼しくなったような気がした、、
それでもまだまだ、暑い、、拓実は暑い夏は苦手である、、、
拓実は魔法使いである、しかしこの世界では
魔法は使えない、魔法秘伝書にそう記載されているからだ、
ウオーカに「この世界に魔法はいらない」、と言った
だって自分のためには使えないんだから
魔法が使えればこの暑さどうにか出来るかな
と拓実は思った、、
出不精の拓実は、休日は一日中部屋にいる、何もする事もなく、過ごしていた
「そう言えば、確かウオーカがまたウィザード王国の西の森の定期の討伐があるから頼むと言っていたな、、、」
「ん~疲れているし、面倒くさいな~」
「ウオーカ、1人で十分なのに、また多摩美に格好良いとこ見せるつもりじゃないのか」
拓実は美幸の誘いの時にしか外に出ない
本当に、趣味とかないのか、、
美幸の事になると色々動くのに、、
拓実の魔導俱のリングから、ウオーカの声が聞こえた、、
「拓実、、これから迎えに行くぞ全員に声かけてくれ、、、」
しばらくして、みんなは拓実の家に来た
「まだウオーカさん来ていないの本当に、時間がかかるのね」
部屋の中が霧の様に白くなって静電気の弾けるようなパチパチと音が鳴った、、
白い霧の中からホウキに乗ってメガネをかけ、黒いマントに魔法書、杖を持ったウオーカが現れた、
ウオーカは拓実達の近くに来て、多摩美の前で杖をふり、呪文を唱えた、「エクスペク、、、、」
拓実はあわてて、、、ウオーカを止めた
「お前余計な事喋るな、知らないふりしようと思ったのに、本当に訴えられるぞ
マリンがいってた今時ホウキで飛ぶのは恥ずかしいって、それも2度目だぞ」
「それに、もう呪いは解けているのになぜ小さいまんまなんだ、、さては、お前、この間教えた、改変化の魔法で小さくなったな」
「ワシはこの大きさがしっくりするんだ」
多摩美は戸惑いながらとりあえず誉めた
「ウオーカって色んな事知っているのね、、凄いわ」
ウオーカは満更でもない顔をした、、
拓実はあきれて、ウオーカに聞いた
「お前がやっている事、ミールは知っているのか、、、」
「バカだな、拓実、ミールが知ってたら
怒られるから、こんな事は出来ないぞ」
美幸はニコニコと、笑っていた、
「さてと、やることやったし、ウィザード王国に向かうぞ」
「、、、、」
「異世界転移魔法、、、」
ウィザード王国の門の前に拓実達は現れた、、
「魔法の世界は朝だ、王宮で用意をしたら、すぐに西の森にいくぞ」
「森で働く人達が被害に遭うといけないからな、、、、」
王宮で、王様とミールが待っていた、
「ミール、、またマリンはいないの」
「またサファイア王国に行っているわ、お兄さんの子供の10歳の節目の誕生日なのそのお祝いよ、、、」
「ワシも行こうかと言ったら大変な事になるからとマリンに怒られた、、寂しいな、最近マリン、あまり相手を、してくれない」
「王様、かわいそうね、、、」
「タマミ、、そう思うか、、、」
拓実は、やっぱりウオーカと同じだと思った
「さあ、王様は、ほっといて討伐よ、、、」
拓実は全員に瞬間移動の魔法を掛けた、
拓実達は西の森に現れた、、、
ミールと多摩美がみんなに防御魔法をかけた、、
美幸は森に人々が、いないのを確認して結界を張った、
「拓実、カズト、魔物退治だ」
と、バラバラになった、
ウオーカは光りの剣で魔物達を倒した、
カズトは炎の弓を放った、、確実に魔物を仕留めた
「カズトずいぶん、レベルが上がったぞ」
「多分サイエンス王国の時の戦いでレベルアップしたな」
拓実は大きな魔物に気ずいた、、、
「さてと俺もあの大きな魔物を」
「烈火の魔法」を念じた、、
魔物は炎に焼かれ跡形もない、、
1時間程度で魔物討伐は終わった、、
ウオーカが、あきれた表情で、、、
「なんかもの足らない、訓練にもならない」
「多摩美見ていたか、ワシの格好良いとこ」「ん~退屈だしミールと話しをしていたから見てないよ」
「そんな~ワシ結構、頑張ったのに」
美幸は結界を解いた、
「さてとウィザード王国に帰るか」
アイラ王女の依頼
拓実達はウィザード王国の王宮でくつろいでいた、、
「ねえ、カズト退屈だからなんかして」
「じゃあこの間のミューの写メ見る」
「クララのもあるよ、、俺の宝物」、「私、、、そんな写真、興味ない~」
「あの~、、、カズトさん、、私に見せてください、、、」
「あっ、アイラもいる、、クララ、ミュー、みんな、きれいに写っているわ、カズトさん上手ね、、、」
「さて、もうやる事、無くなったし、どうする、、、」
「えっ~つまらない~もう少し、いようよ、、帰っても予定ないもん、拓実、いいでしょう、、」
その時、ウオーカが部屋に来た、
「美幸さん今、アイラ王女から連絡が来た、今、美幸さんは、この世界に来てると言ったら直接美幸さんに話すと言っていたぞ」
すぐにアイラが、空間魔法、で美幸に話しかけた、、
「美幸、ごめん、またお願いなの、結婚した姉の国が大変な事になったのよ」
「えっ、どうしたの、、何かあったの、、」
アイラは異変の内容を美幸に話した、、、
「姉はエンカ王国と言う国に嫁いだのそこは
火竜騎士の国で火竜を手なずけて火竜と供に
暮らす、穏やかな国よ」
「火竜を手なずけるには火聖石と言う希少な魔石が無ければ出来ないわ」
「エンカ王国秘宝の大きな火炎石が、何者かに、壊されてしまったのそれがないと火竜を手なずけられないわ」
「それでね、ミユキ、タクミさん達に私と、エンカ王国に行って欲しいんだけど、こんな事頼めるのミユキしかいないの、お願い」
美幸は、拓実を見た、、
拓実は、いいよ、とうなずき、、、
「美幸はアイラの頼み断れないんだろう」
「アイラ、拓実さんが良いよって」
「ありがとう、急で悪いけど明日、エンカ王国にいく予定なの」
「拓実さんが明日の朝迎えにいくって」
「拓実、すぐに馬車、用意するぞ」
ウオーカは馬車の用意をすると、王宮広間から出て行った、、、
「やった、まだこの世界で楽しめる」
「お前、遊びじゃないんだぞ」
さっそく拓実達は、ウオーカが操る馬車でスプラッシュ王国に向かった、、
カズトはぽそっと独り言を言った、、、
「アイラさんの、お姉さん美人なんだろうな、この世界の王女様って美人が多いよな」
「あっ、ミールも美人だよ」
「ありがとう、お世辞でも、嬉しいわ」
みんなが寝てる間にウオーカと代わって拓実が馬車を操作している、
「魔法の世界の馬はずいぶん大きいな、まるで恐竜みたいだ」
「特に大型の馬車を引いている馬は大きい、」
拓実は馬に道の探索魔法をかけ、
操り魔法と組み合わせ進化させた
拓実はスプラッシュ王国と行き先を念じた
馬は勝手にスプラッシュ王国に向かった
「俺も、もう少し寝れるぞ」
次の日の朝、、、
「おい、、拓実、お前、何で寝てる」
「あっ、おはよう、大丈夫だよ、もう少しで
スプラッシュ王国に着くはずだ」
馬が勝手に馬車を引いている、、、
するとスプラッシュ王国の正門が見えた
「ほらスプラッシュ王国だ」
「また、不思議な魔法を使っているな、、」
王国の門の前にアイラと王様、后様、王宮の
近衛兵大勢が拓実達を待っていた
「タクミ様また、私達の娘の事でお手数かけてすまない」
后様も深々と頭を下げた
「ミユキにごめんね、急に、予定あったんじゃない、大丈夫」
「ええ、大丈夫よアイラの頼みだもの」
「会いたかったし」
「本当に、私も、同じよ」
アイラを乗せて、エンカ王国に向かった
「拓実さっきの魔法をまた、やってくれ、最近、年なのか疲れが取れない」
「アイラ、エンカ王国までの道教えて」
「えっ、何をするの」、アイラは教えた
「さてと、、、」
拓実はまた道の探索魔法を念じた、、、
更に教えられた道と行き先をエンカ王国と
馬車に念じた、
「さてと、半日もかからない」
馬車は勝手にエンカ王国に向かった
アイラは目を丸くして驚いた、、、
「タクミさん何をしたの、馬車が勝手に動いているわ、もう不思議な事、しないで」
火の国の秘宝火聖石
馬車は勝手にエンカ王国の近くに着いた
「拓実、怪しまれるからワシが手綱を操作するぞ、、、」
馬車は王国の門に着いた、
「スプラッシュ王国王女アイラです」
門番と近衛兵は膝まずき門を開けた、、
「すげえーやっぱりアイラ、王女なんだ」
拓実達の馬車に護衛兵がついて、、従者の案内で、王宮に向かった、、、
王宮に着くと、別の従者が迎えに来て
拓実達は王宮の大きな部屋に通された、、
しばらくすると、きれいな女の人が家来と
一緒に現れた、、
「あっ、セイラ姉さん」
「アイラ、久しぶり元気だった」、
「お父様とお母様、元気なの、以前お父様がおかしくなったとお母様と空間魔法で話した時は心配したのよ、、、」
「私もいく用意したら、お母様が解決したって心配掛けたくなくてお母様早めに知らせなかったのね、、、」
アイラはタクミをセイラに紹介した
「セイラ姉さん、、、、その時、解決したのタクミさんよ」
「そうでしたか、ごめんなさい、お礼も言わないで」
「それで、今回もエンカ王国の危機に来てもらったの、ウィザード王国の勇者の人達よ」
ウオーカが、セイラの前に立つと
「いやー、美人の王女様だ我々が来たから、安心してください、、すぐに解決してあげますよ、、、」
拓実は、ウオーカ、美人には弱いんだから、そう思った、、
「ミールもにらんでいるし」
ウオーカがさっそく、その壊れた火聖石を見せて欲しいと言うので、セイラは案内した
拓実達は、地下の秘宝火炎石が納められている部屋に着いた、、、
台座の上に巨大な火炎石がひび割れて無惨な形で祭られていた
セイラは困った顔で話した、、、
「このような状態なので、火竜があまり、言うことを聞かなくなったの小さな火炎石でとりあえず、ここにいるけど」
「セイラさん、誰が、傷つけたのか、何の目的なのか、わかるのか」
「全然分からないわ」
その時、セイラどうしたのと、男の人が現れた、、
「あっ、トキハ兄さん、お久しぶり」
「アイラどうしたの、来るなら言ってよ」「色々用意したのに、、お友達も一緒に来たの歓迎するよ、、、お腹は空いてない、もうセイラ何も言わないんだから」
拓実はずいぶん変わった王子様だと思った
「あなた、アイラ達はこの火炎石の件で来てもらったのよ、、、」
「えっ、アイラにそんな事言ったの、ごめんね、この国の問題なのに巻き込んじゃって、、お友達まで」
「お兄さんあれで優秀な竜騎士なのよ、、この国最高レベルの」
「トキハの言う通りお腹が空いたわねお昼ごはんをみんなでいただきましょう」
暴れる火竜
大きな部屋には豪華な食事が用意されていた
席に着き、食事を始めた、
「ミールこれ美味しいね、、、」
「多摩美さん、お行儀が悪いわよ、、、あっでも美味しいわ」
火炎石が壊されたという事件を感じさせないような和やかな雰囲気だ
そこへ、竜騎士らしい男がトキハ王子のもとに慌てて来た、耳元でこそこそと話しをしている、、
トキハ王子が席を立ち用事が出来たので失礼しますと、、、慌てて出ていった、、
「どうしたのかしら、、セイラお姉様」
「さあ、、私はわからないわ、、、」
食事を終え、案内された部屋で、拓実達はくつろいでいた、、、
そこへ、アイラが慌てて来た、
「タクミさんさっきトキハ兄さんが席を外した、理由がわかったわ、火竜の様子がおかしいみたい竜騎士の言う事をきかないみたい」
「今、王国の上を勝手に飛び回っているわ
地上いる、火竜も鎖を壊そうとしてるみたい、、、」
「拓実、、我々も手伝いにいこう」
「アイラさん、そこに案内してくれ」
王宮の敷地の中に竜騎士達の宿舎と火竜のすみかの大きな洞窟がある、
遠くには火山も見える、
その火山から黒い煙が上がっている、
王宮の上空を火竜が飛び回っている、
「トキハ兄さん、、大丈夫なの」
「アイラここはは危ないから王宮にいた方が良いよ」
「タクミさん達に来てもらったの」、
「いや、これは竜騎士の仕事だから」
地上にいる、火竜も今にも鎖を壊しそうだ
やはり、火聖石が壊されているのが影響
しているのか、、、
「拓実、何か良い魔法はあるか」
「一時的な魔法はあるが、いつまで持つか」
「それで良い、今のこの状態をまず解決しなければ」
「動物には掛けた事あるけど、果たして火竜に効くか」
拓実は操りの魔法を念じた、
拓実の体から光が渦巻いた、、、
拓実は、火竜達に元のすみかに戻れと命令した、、、
拓実の体が更に光り魔力が上がった
以前の時とはレベルが違う、、
地上の火竜が大人しくなった、、
空を飛び回っていた火竜達も地上に降りすみかの洞窟に大人しく戻った、、
すぐに洞窟の入口は閉じられた、
竜騎士達が拓実を見て騒いでいる、、
トキハが拓実に、近より、、、
「タクミさん助かったよ、我々、竜騎士もお手上げだったのに、その魔法凄いな」
「でもこれは一時的な処置でずっと効いてるわけでは無いので」
「そうか、、でも助かったよ」
エンカ王国の壊滅
その日の夜、拓実達は警報が鳴り響く音で目覚めた、、、
ウオーカが拓実の部屋に来ると
「拓実、王都が騒がしい、何かあったのか」
広間に行くと、アイラが、、、
「王都で火竜がまた暴れているみたいなの、建物が壊されているみたい」
「確か拓実の魔法で火竜は洞窟に閉じ込めたはずじゃが」
「誰かが、鍵を開けて火竜を逃がしたみたいなの」
「この国にそんな事する人がいるなんて、、、信じられない」
カズトと多摩美はバルコニーで王都の様子を見ている、
「まるで怪獣映画を見ているようだわ」
「拓実、なんとかならないの」
「操りの魔法は何度も掛けるとおかしくなる
倒すことも出来ないし、どうする」
みんな、バルコニーで王都を見ていた、
「ウオーカ、、ねえあそこにいる、あの人おかしくない、、、」
「1人だけ、逃げるわけでもなく、何か火竜に話しかけているみたい」
ウオーカはその怪しい男を見た
「本当だな、何かおかしい、奴が火竜を操っているみたいだ」
そう言うと、ウオーカは瞬間移動の魔法でその男の前に行き、拘束して、その男を広間につれて来た、、、
その男が拘束された為か火竜は大人しくなった
セイラが、その男を見て、、、
「バクザンあなた、何をしたの」
そこに、トキハも来た、、、
「急に火竜が大人しくなったぞ」
トキハは拘束されているバクザンを見て
「バクザン、何でここにいる」
「うるさい、、我々、火竜のプライドが、、
人間ごときに、使われるとは」
「何かおかしい、操られているような口調だな、目付きもおかしい」
「おい、、こいつを牢に閉じ込めろ」
やりずらい戦い
王宮、広間のテーブル席で、今回の事で話し合いをしていた、、、
「誰が、バクザンを操っているのか火聖石を壊したのも奴なのか」
「火竜は大人しくなったがまたいつ暴れるか
分からない、このままじゃ竜騎士は廃業だな」
トキハは頭を抱えていた、、
するとアイラが拓実に、、、
「タクミさん何か解決策ないの」
「いつも不思議な魔法使うじゃない」
「そんな事言ったって、、何も思い付かないよ」
「拓実、お前、しっかりしろ」
「多摩美、お前が言うな」
「そう言えば、ミユキあなたの造形魔法で、火炎石は直せないの」
「今回の事件はそれだけの理由じゃないと思うけど、、、」
「いいわ、魔力が在るものに効くか解らないけどやってみるわ」
トキハとセイラは驚いた、、、
「アイラ、、、そんな事、出来るのか」
全員、地下の秘宝火炎石の部屋にいた
火聖石の前で美幸が聖なる造形魔法を念じた、、、
無詠唱にセイラは驚いた、、、
「えっ、ミユキさん、無詠唱で魔法が発動するの、、、」
美幸の体の後ろに大きな紋章が現れ、美幸の抱えるが浮くと更に輝き、、周にオーロラの様な淡い光が渦巻いた、、時間が逆戻りするように火炎石が元通りに直った、、、
「凄いわ、、、」
「こんな魔法、初めて見た」
「造形魔法は高度な魔法で使える人は少ないわ魔道具など小さな物を造るのは見たことがあったけど、それでもかなり魔力を使うわ」
「壊れた物を復元したのは見たことがない」
「ミユキさん、ありがとう」
「これはこの国、先祖代々の宝だから」
その日の夜は何事もなく、ゆっくり寝れた
しかし次の日の朝、外が騒がしく、
「拓実、昨日の男が火竜と供に火山の方に逃げたそうだ」
「だって牢やに閉じ込めたのに、どうして」
「魔法で解除したみたいだぞ」
「でも竜騎士はそんな、魔法使えないはずだよね」
「確かそうじゃ、、」
「竜騎士達が火山に向かったみたいだ」
「あの男を操っている、奴もそこにいるんじゃないか、、ワシ達も向かうぞ」
拓実は全員に浮遊の魔法を掛けた、拓実は美幸の手を繋いだ、
「美幸初めてだろう不安定だから、俺の手を離すな」
「私も初めてなのよ、怖いわ、手を繋ぐ人が欲しい」
「タマミさん、、私も初めてなのよ、、浮遊の魔法なんて使えないもの」
「アイラもそうなんだ、、、」
「お嬢さん達ワシで良ければ手を繋ごうか」
「お父様おふざけが過ぎますよ」
カズトも俺の手、空いてるよと言ったが誰も反応しなかった
拓実達は火山の麓に降りた、火山の周りでは火竜が飛び回っていた、
竜騎士達は何も出来ない
火竜に怪我を負わせる事は出来ない
1匹の火竜にあの男バクザンが乗っていた
バクザンが竜騎士達に向かって喋っている
「人間ごときが、我々にかなうか」
火竜王ヒエン?
「拓実、あの男が火竜を操っているんだろう、どうにか出来ないか」
「あの男も操られているなら、それを解こう、、、」
拓実は妖精女王ランの召還魔法を念じた
火山の上の空に眩い 光と供に妖精女王ランが現れ、呪文を唱えると光の欠片が降り注いだ、
男を乗せた火竜は竜騎士の元に舞い降りた、「私はここで何をしてた」、
「バクザン、何も覚えていないのか」
ウオーカは拓実に近よると、、、
「拓実、あいつ元に戻ったみたいだな」
「これで、解決したんじゃないか」
すると火山の中から、明らかに他の火竜とは
違う、大きな火竜が現れた
火竜が人間の言葉で話した、、、
「おい、人間ども、この竜の聖地に何の用だ
出ていけ」
「私は火竜達の長、ヒエン様だ」
「ここは火竜達の聖地だ、人間ごときが
入って良い場所ではない」
「さっきのあの男と同じ口調だなするとあの男を操っていたのはあの火竜王なのか」
火竜王は口から火を吐き竜騎士を威嚇した
「ミールとりあえず念のため結界の魔法を掛けてくれ」
「はい、、お父様、、」
ミール達は竜騎士達にもかかるくらいの結界を掛けた、、トキハがこちらに向かって頭を
下げた、
アイラがお兄さん頑張ってと声をかけた、、
拓実は思った、、、
「火竜王の言い分もわかる様な気がするし、竜騎士達も生活がかかっているし別に火竜を存在に扱っている訳じゃないのに共存出来ないのかな、火竜王は中々プライド高そうだし、、誰か仲を取り持ってくれないかな」
すると、拓実が思いついた様に呟いた、、
「ぴったりの奴がいる」
竜神の召還魔法
「拓実、何か思い付いたのか」
「ああ、あの方に説得してもらおう」
拓実は最後の4獣神、青龍の召還魔法を念じた、、、
空に雷鳴が響き辺りが暗くなり
次の瞬間、稲妻が飛び散り青龍が現れた
青龍は拓実の元に来ると人型に変化をした、
竜騎士達は、神獣、青龍に驚いた
「青龍って、いったら伝説上の竜だよな」
「竜の神とも崇められてる神獣だよな」
「拓実のする事にいちいち驚いたら付いていけないわ」
トキハも驚き言葉も出ない
青龍は、空に向かって叫んだ、、、
空気が張り裂ける音がして火山の一部が
跡形もなく崩れた、、、
「久しぶりの召還で張り切りすぎたか」
「あなたが我が主、拓実様ですな」
「奴らが言っていた通り凄い魔力波動だ
、、、、えっ、、あいつらが、言っていたけど、本当だ、、この神力は、、イザナギ様だ、、、何で、人間が、、、まあ、これは、聞かない事にしよう、、」
「ところで主、どのような御用ですか」
「あの、火竜王に人間と仲良く共存出来ないか説得して欲しい」
「火竜王?火竜女王ヒエンのことか」
拓実と青龍のやり取りを火竜女王ヒエンは
愕然として見ていた、、
「青龍様なの、、なぜ竜族の神様が人間界にいるの」
「ヒエン、久しぶりだな、、、」
「本物の青龍様ですか、、、」
「私の魔力波動で判らないのか、、、」
「やはり青龍様でしたか、、でも何の用なのです、、、」
「お前のプライドでみんな困っている、火竜騎士達と上手く、やってはいけないのか」
「他の火竜に聞いた事はあるのか」
「いえ、、それは、、」
「それならば、何の問題もないだろ」
「火竜騎士達は火竜を大事にしている」
「いいな」
「青龍様が言うなら」
「拓実様そう言うことだ」
「この火竜女王ヒエンも火竜達の事を思っての事だ、許してもらえないか」
「そんな、火竜達を傷つける事なんて考えてもいない」
「やはりみんなの言う通りだ、今度のご主人様は、神様のような人だと」
「いや俺は争いがなければそれで良いと思っている」
「タクミ様、あなたの言う通りにいたしましょう」
「青龍様を従えてる人に逆らえる訳ない」
誰1人傷つける事もなく問題は解決した
「ご主人様これで良いのですか、、また私が活躍出来る時にお呼び下さい」
青龍は光の渦に消えていった、、
すっかり火竜女王ヒエンは大人しくなった
「ヒエンにお前が心配してる、事などこの国の人々は思っていないぞ、本当に火竜達の事家族のように思っているぞ」
「タクミ様、火竜達の事、宜しくお願いします、、、」
「お前はどうするんだ」
「タクミ様、出来れば私は、貴方の元で、働きたい、、どうぞ私と、契約してください、青龍様ほど強くないけど、お役に立ちたい」
「いいけど、、本当にいいの」
「はい、、、」
拓実が、契約すると、、ヒエンが光り輝いて
次の瞬間、、かわいい女の子が現れた、
「えっ誰、、、」
「ご主人たま、、ヒエンだよ」
「えっ、なんで人型、それに幼い、、」
「たぶん、ご主人たまの魔力の影響なのだ、大昔の体になったよ、、、」
「ウオーカ、どうすればいい」
「新しい仲間じゃな」
聖女の魔法
結界が解かれトキハが拓実達の元に来た
トキハとアイラはもう信じられないと言う顔をしていた、
「貴方が火竜女王ヒエン様ですよね、女の人とは思いませんでした、失礼しました」
「トキハ~、今まで、ごめんなのだ、、反省してるよ~」
トキハは、これが火竜女王なのか、と思った
「トキハ、火竜達、よろしくなのだ、、」
「ああ、私は火竜達は家族のように思っている」
「そうれすか、これで、安心したよ、私はご主人たまの元で働けるよ」
問題は解決した、みんな、エンカ王国王宮に帰ることにした、ヒエンは、拓実に付いて離れない、、
王宮にはセイラ達が待っていた、
セイラがトキハに、火竜達はどうなったのと聞いた、、、
「セイラ、あのタクミさんの横の女の子に聞いてくれ」
「えっ、どういう事、タクミさん」
「えっと、セイラ王女、こんかいはごめんなさい~なのだ」
「いえ、あなたが謝らなくても」
「、ヒエンが大騒ぎの張本人ですのだ」
「アイラ、どういう事なの」
「お姉さん、あれが火竜女王、ヒエンよ」「えっ、もう訳が判らない」
ミールの説明でセイラはようやく判った
その日の夜、事件解決など含めお祝いの宴が開かれた、
トキハがみんなに王様と后様を紹介した、
王様達はかなり高齢のようだ、
トキハは心配を掛けないように、事を進めていたみたいだ、
アイラはヒエンに、、、
「あなた、王都、ずいぶん壊したけど」
「ヒエンじゃないもん、、、」
「ヒエンはずっと火山にいたし~関係な~いのだ、、」
「でもあなたの魔法のせいで、火竜達が壊したのよ、、、どうしてくれるの」
更に多摩美まで、、、
「そうだ、そうだ、お前は拓実の弟子で一番下なんだよ先輩の言うことを聞け」
「でも、ヒエンは壊す事は得意だけど、直す事なんかできませんよ~だ、、、」
「ほほ、使えない奴、、お前もカズトと同じ、多摩美様の家来だ」
「ヒエン、変な事言うタマミきらい」
「かわいそうよ、ヒエンさんは久しぶりに人型になったから、人間界のルールなんて判らないでしょう」
「私が、全部直すわ、、」
「ミユキさっきも結界の魔法使ったし、造形魔法って魔力相当使うじゃない、魔力大丈夫なの」
「ええ、、全然、大丈夫です」
「アイラ、ミユキさんは何をするの」
「お姉さん、見ていて、びっくりするから」
美幸は王宮のバルコニーに出るとエンカ王国を見渡し、聖なる造形魔法を念じた
エンカ王国全体にオーロラの様な七色の
淡い光が広がり、次の瞬間、建物の時間だけが戻るように、壊れた建物が元に戻った
エンカ王国の人々はその様子を唖然と見ていた、、
「これはどういう事なの、こんな盛大な造形魔法見たことがないわ」
「造形魔法は小さなものを造る時の魔法だわ」
「お姉様、ミユキさんは伝説の聖女様なのよ
すべての魔法が聖なる魔法なのよ」
「アイラ、、聖女様は大昔の伝説じゃない」
「美幸は本物の聖女なのよ」
「タクミさんといい、アイラは凄い友達がいるんだな」
「ミユキは、優しいだけの人じゃないんだ」
ヒエンはそう思った、、
帰路はイベント
次の日、拓実達はトキハ王子、セイラ王女
エンカ王国の竜騎士達に見送られて帰る事に
なった、、、
「さて、大所帯だ、早くウィザード王国に帰りたいなあ~」
「スプラッシュ王国経由ウィザード王国特急だ、、、」
「ミユキ何が始まるの、、」
「アイラも疲れたでしょう、スプラッシュ王国にすぐ着くわ」
「ミユキ、意味がわからないわ」
拓実は空に、虹の道を造ると馬車に魔法を
掛けた、馬車は凄いスピードで虹の道を走った、周りの景色が流れる様に見えた
数分でスプラッシュ王国に着いた、
ヒエンとアイラは唖然としていた、美幸はニコニコとアイラを見ていた、
「アイラ着いたよ寂しいけど、またすぐに会えるよ」
「本当にありがとう、、、ミユキ」
馬車は更に虹の道を走り、ウィザード王国に着いた、、
ウィザード王国を見たヒエンは、、、
「これがご主人たまの国なの」
「いや、お世話になっているだけだから」
「さてと王宮に行き王様に報告だ」
「ウィザード王国を離れてばかりだからな、
まあ少し他国との友好には役立っている」
「ワシは外交大臣じゃないからな」
王宮に着くと王様、大臣達に迎えられた
宮廷魔法使いもいる、
「なんかいつもよりも騒がしいな」
「タクミ殿、そちらの女性は何者なのです、魔力が明らかに違う、桁違いだ」
「そうか、俺はいつも、みんなを、驚かせ無いように戦いの時以外は魔力を押さえてる、、ヒエンの魔力は驚異なんだ、、」
「兄貴、、あの女の子はヒエンと言って拓実の従者になった人だ」
「いや魔力の事だ」
「ん~元は火竜女王ヒエンだ」
「何~火竜女王ヒエン、、それがタクミ殿の従者に、、、」
そこへ、シン王子とマリン王女が帰って来た、、、
「拓実、マリンがいない時にまた出かけたでしょう、、なんで、いつもいつもタイミングが悪いのよ」
「俺も火竜見たかったな」
拓実は、そこにいるけど、と思った
その時、ウオーカの元に帝国クラウドの三賢者が空間魔法で話しかけてきた
「ウオーカ殿か」
「タクミ殿に頼みがあるのじゃが」
「なんでしょうか」
「ワシらの故郷のウインドシア王国で大事件がありワシらの代わりに行って貰えないか」
「拓実、どうする」
「お任せします」
「わかりました、お引き受けします」
「出来るだけ早めに頼むぞ」
「ええ~マリン達またサファイア王国に
用事があるから行けないよ~」
「なんで~マリン、またいないの」
「タマミ、、そうなの、、」
「しょうがないよ、マリン」
拓実達はウオーカにヒエンを、宜しくと言い自分達の世界に帰る事にした、
ヒエンは「私も行く」とごねていたが、諦めたみたいだ、、
「異世界転移魔法」
白い霧を抜け拓実の部屋に着いた、
「何か目まぐるしくて、疲れた」
「拓実さん、疲れたならまだ夕方だから1人で帰れるわ」
「美幸も疲れただろうから送るよ、」
「カズト、私も疲れたの送って」
「お前送り迎えの専属運転手いるじゃない」
「覚えていたか」
「もうあちらの世界がメインになったんじゃない、俺いつ、仕事行っているの
あの世界で稼いでも、金貨この世界に持ってこれないんだから、、、、」
疲れた拓実達は後日またウオーカに呼び出される、、、
「早いって、、まるでブラック企業並みだ~」、
END
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