第2話 「父さん再婚してもいいかな?」

志保視点


「2人に会ってもらいたい人がいる。

仕事の関係で知り合ってお付き合いしてる人だ。」


「ん。いいよー」


私は快諾した。


姉の穂花は少し考えた後、


「お父さん、お付き合いしてるって、、

再婚するの?騙されてない?お父さんが決めた事なら反対はしないけど、、。」


姉が父を心配するのには訳がある。

前嫁は何も言わず離婚届だけを置いて出て行ってしまったからだ。

私は興味が無かったので詳しくはしらないが。


すると父は苦笑いしながら


「穂花、心配は要らないよ。真澄さんと付き合い出したのは最近だけどね、それ以前からの知り合いなんだよ。

前嫁の様に家族を裏切る様な人では無いから。」


それを聞いてもまだ納得してなさそうなので私は姉の側に行き頭を撫でた。


「父さんがどうなろうと別に良いじゃん。私はお姉ちゃんが居ればそれで良いし。」


「それで良いのか妹よ。でもまぁいっか!」


姉と2人で頭の撫で合いをしながらキャッキャしてると父がまた話し出した。

今私はお姉ちゃんとイチャイチャしてるの!邪魔しないで!!

本当にこの父は空気が読めない。


「あ、そう言えば向こうにも穂花と志保と同い年の子がいるんだよ。仲良くするんだよ。」


「相手の人はシングルマザーなの?」


「今はそうだね。真澄さんの旦那さん、病気で亡くなったんだ。」


「「、、、」」


「だから顔見せの時、言葉には気を付けてね」


「「はい」」


変な空気を残し父はリビングから出て行った。

お姉ちゃんはなんとも言えない顔をしていたので私は変顔をプレゼントした。


ここからは先に笑った方が負けである。


「アハハハ!」


その後私はお姉ちゃんを撫でくりまわした。



この時もっとしっかり父と話しておけばあんな事にはならなかったのに、、、。










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