第3話苦しみ《アゴニー》…それにまつわる攻撃

はあ…はあ…

「つ…疲れな~………ってか、起きていたなら手伝ってくださいよ!!」

「あれは…ほんとに寝てた(ゝω∂)」

(ゝω∂)じゃないのよ

まあ、生き物は誰でも寝るか…

「こいつはどうしますか?」

「こいつに、目覚めたら情報を吐くようにしたいけど…死んでるよな…リザレクションっと」 

おっと…

さらっと生き返らせてますけど~

「はあ…」

僕は大きなため息をつく

「何で!!」

「はあ…」

もう一度ため息をつくと

「う~~(*≧Δ≦)」

こんな顔になっている

面白いな

「それにしても、このアゴニーって言う武器…」

「君はこの武器に選ばれたみたいだね」

「選ばれる?」

使い手が選ぶのではなくて武器が選ぶ?

「そう…選ばれた人しか武器は使えない…

それが僕の武器だよ…僕はこの武器に選ばれなかったみたいだ…まあ、それを力技で使ってただけだけど」

なるほど…

「なるほど…貴様が妾の使い手か」

「?サンズミさん…何か言いましたか?」

「ははは…凄いな…君は」

どういう事だ?

「妾が喋ったのじゃよ…このアゴニー様がな!!貴様の戦い方は気に入ったぞ

あそこの抜刀術みたいな戦い方よりもな」

「何?僕の技を馬鹿にするのかな?消されたいのかな?」

ひえええ

「ご、ごめんなのじゃ~や、やめて」

まじで武器が喋ってるのかよ…

「僕も喋る武器があるよ…まあ、分かってると思うけど桜焔の事ね」

サンズミさんは刀を2つ撮り出す

意識は2つあるのかな~

「なに~よんだ~」

「お!!オハよ~焔」

「もっと…寝たい…」

「はいはい、起きようね~桜~」

…あ、意識は2つあるんだ

「お!!久しぶりなのじゃ~焔と桜」

「久しぶり…」

「お久~」

焔が元気なキャラで桜はおとなしめって感じかな

「お腹…すいた…ご飯求む…」

「分かったよ…じゃあ、人になってね」

「分かった…」

すると、桜が黒に桜の花片のデサインが入り、肩らへんに月のデザインがある浴衣を着て、髪の色が桃色の女性になる

すると、続けて焔も赤に桜のデザインが入った浴衣を着て、

首に炎のような形の物を巻き付けた男性になる

「妾もなるかの~」

アゴニーもなれるのかよ

すると、紫色のパーカーを着た黒髪のやつが出てきた

何々?(神(視聴者)の声を聞いています)

一人だけ説明が雑いって?

まあ…

面倒いからね(ゝω∂)パチン

「ご飯をさっさと食べるのじゃ~!!」

「食べよ…」

「食べようぜ!!」

はあ…

食欲旺盛な武器だな~

「よし、用意したよ」

そして、相変わらず早すぎるサンズミさん


「もぐもぐもぐもごもごご~」

「なんて言ってるの?」

アゴニーの言葉に僕はそう言ってしまう

「アゴニーって言うのやめて欲しいのじゃ…」

ほう~

「何が良いの?」

「そうじゃの~………クル…とか?」

「なぜに?」

「アゴニーは苦しみって意味じゃ…つ~ま~り!!くるしみから、取ってクル!!天才じゃろ~(≧∀≦)」

クルか…

言い値!!

呼びやすい!!

「それじゃあ…改めてよろしく!!クル」

「ああ、大船に乗ったつもりで振り回せ!!フレムよ」

はは!!


僕たちはご飯を食べ終わる

「お腹いっぱい…サンズミの料理…美味しかった」

「良かったね~」

サンズミさんと桜がそう、ほのぼの会話した会話をする

「よし…食後の運動と行くのじゃ!!フレムよ」

「はあ~、分かったよ…クル…」

「んじゃ~行ってらっしゃ~い!!」

刹那、僕はとても広い草原に来ていた

サンズミさんのせいだろう…

流石は負けることだけが出来ない人だ…

………つまりは演技も出来ないのでは?

いや…

これを読まれている可能性もあるのか…

………

いや、負けること意外にもできないことあるでしょ…

特に教育とか…

「それじゃあ…行くぞ」

クルはアゴニーを出す

多分クル自体がアゴニーだから、アゴニーを出すことも出来るはずだ

「それ!!」

突進してきたクルを僕は半歩下がって避ける

「ブースト…アザトース…マグナム…ルイン…デウス…フィニス…」

僕は7つの魔法を使う…

いや…

これは魔法ではない

まあ、

僕の力だ

この世の武器の効果を全て知る力…

そして、それを僕のコピーの魔眼で再現する

そして、斬空刀を持ち…抜刀する!!

「はああああ!!」

当た!!

ぐへ…

クルはアゴニーをクルクルと回して防いだ後、傾けて連続攻撃をされる

「まだまだじゃの…」

早い…

全てが…

これが…

「だが、楽しみたいのじゃよ…妾もな…

だから、こっちで生かせて貰う」

クルはアゴニーの先端の3つの刃の真ん中を伸ばし、持ち手を縮める…

そして、真っ黒の持ち手に1.5mほどの中央の刃と0.3mほどの2つの刃…

刃の真ん中らへんは紫色になっている

「妾もこの姿では剣聖なのじゃよ」

剣…聖…

「はは…」

「行くぞ…」

「ああ…」

刹那、クルは上に飛ぶ

そして、刃を地面へ向けて突き刺す

全然当たってないが…

ッ!!

あっぶね

地面から刃が出てくる

「こっからは苦しみ…それにまつわる攻撃をしていくぞ!!」

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この剣聖の名前は ~剣聖になりたい魔法使いと最強の帝王の日記~ sanzmi @sanzmi

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