あかい風船
みぃ
熱帯びて
風。
風はどこから来るのでしょう
ある時は ゴーゴー唸り恐ろしいほど
吹き荒れる
ある時は 頬をやさしく撫でてく
心地よき そよ風となる
あたらしい年のはじまり 間近のあるひ
だけど 北からやってくる風は
生あたたかく まるで季節を通り越して
しまったかのよう
近所の少年がとばしてしまったのかな
真っ赤な風船が
木の枝に引っ絡まって
困ったように こちらをみてた
まるで 風に宿る熱が
伝わったかのように
あかく あかく
もえる 風船
もえる 風船
あかい風船 みぃ @miwa-masa
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます