K大学附属病院 診療録 抜粋

【覚醒時メモ 抜粋】


医療機関名:K大学附属病院


対象患者:■■■■

年齢:41歳

性別:男性


背景:

低酸素脳症により意識障害。

集中治療管理下。


覚醒時所見:

短時間の自発覚醒を認めたため、

状態確認を目的として簡易的な聴取を実施。


患者は呼名に反応し、開眼。

見当識は保たれていない。


聴取内容(要旨):


・「向こうでは、時間の数え方が違った」

・「同じことをしている人が何人もいた」

・「名前は覚える必要がなかった」

・「語る人がいなくなると、続かないと言われた」


発言は断片的ではあるが、

文脈上の一貫性は保たれている。


こちらから「夢かどうか」を確認すると、

患者は即答せず、

「夢なら、忘れているはずだ」と述べた。


覚醒は数分程度で終了。

再度、深い意識障害状態へ移行。


備考:

過去に確認された他症例の記録と、

一部表現に類似性が認められる。

ただし、参照範囲は限定的であり、

偶発的な一致の可能性を否定できない。

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