銀河の襲来
第19話 大阪からの転校生
その出会いは、やはり唐突だった。
「転入生を紹介する。みんな仲良くするように」
「
担任が連れてきたのは、小柄な男子生徒だった。
「軽く自己紹介できるか?」
担任に尋ねられ、銀河は前を向いたまま話し出した。
「大阪から親の転勤で来ました。趣味・特技はダンスで、得意な教科は体育、苦手な教科は、体育以外です」
文字にすると標準語と変わらないが、イントネーションは確かに関西のものだ。
趣味・特技の『ダンス』に反応して、海吏は思わず身を乗り出した。
そのまま、銀河から目が離せなくなる。
すると、教室の後ろの方から声が上がった。
「踊ってみせてー!」
ダンス経験者ならよくある話だが、「ちょっと踊ってみせてよ」と言われる事が多い。
海吏もそれをかわすパターンをいくつか持っているが、銀河は「ええよー」と快諾した。
荷物を床に置き、軽くストレッチをする。
音楽が無いので、銀河は両手を頭の上で大きく叩いた。
徐々に皆もつられて手拍子を始める。
教室が完全に一体となったところで、銀河のステージが始まった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます