第10話 あとがき

ヒップホップを「かっこいい音楽」として

紹介するために書いたものではありません。


ヒップホップが、

どんな思想を持ち、

どんな環境から生まれ、

どんな形で今も続いているのか。


それを、

できるだけ静かに、

できるだけそのまま

置いておきたいと思いました。


ヒップホップは、

誰かを導くための文化ではありません。

正しい答えを用意することもありません。


ただ、

• 語っていい

• 参加していい

• 途中でもいい

• 好みが違ってもいい


そういう「余白」を、

ずっと残してきました。


この余白が、

時代を越えても消えなかった理由だと思います。


今は、

生き方も価値観も分かれ、

正解を持つこと自体が難しい時代です。


そんな中で、

ヒップホップが示してきた

「同じでなくても、同じ輪にいられる」という構造は、

音楽の枠を越えて、

ひとつの生き方のヒントになり得る。


そう感じています。


この文章を読み終えたあと、

何かを理解しなくてもかまいません。

考えが変わらなくても、

感想がまとまらなくてもいい。


ただ、

ヒップホップという文化が、

「排除せずに続いてきた」という事実だけが、

どこかに残れば十分です。


最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

心の安定にはヒップホップカルチャー のほほん村の尊重 @kosuke_skrr

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ