終演:愚者の決意

両者は向かい合った状態で間合いを測る。観戦組にも緊張が走る中、当事者である2人だけがその予感に身を震わせていた。


「「(決着の刻は近い)」」


先に動いたのは消滅の王だ。今の足場はビルの瓦礫などで不安定だったのだが、霜月が刀を使わない以上この地形にする意味はない。消滅の王はたった一撃の拳の風圧で、足元へ散乱した瓦礫を遥か彼方へ吹き飛ばした


「流石に搦手を使うならこの地形はお前に有利だろ?だから戻させてもらったぞ」


消滅の王はそう言って霜月へと笑みを向けるが、既にその場に霜月はいない


「まぁ、お前はもう動くだろうな」


瞬間、消滅の王の背後を霜月は既に取っていた。そのまま延髄目掛けて握ったクナイを振り下ろす


「おいおい、気配を消しても勘でわかるぞ」


だが消滅の王は全くの音も気配も消えていたにも関わらず、第六感にも近い勘で霜月の位置を特定し前方へと回避する。それでも、既に霜月の搦手は完成している。前方に転がった消滅の王へ霜月とは別角度から銃弾が襲いかかる


「なに?(なぜ霜月と別角度から....増援?いや、ありえない。この空間には俺と霜月しか入れないはずだ。いやまさか、瓦礫を吹き飛ばした瞬間に死角を使ってライフルを仕掛けたな?)」


すぐに体勢を整えて銃弾を拳で弾き飛ばす。どの道普通の弾丸程度では消滅の王のイカれた耐久性能をした体に傷一つ付けられない


「よそ見禁物ではないかい?」


だが弾丸のせいで消滅の王の意識が一瞬だけ霜月以外に向いた。その一瞬だけで霜月は消滅の王の死角に周る


「ハッ!いいぞ!この緊張感だ!」


自らの命に危機が迫る感覚を受け、消滅の王は口角を吊り上げる。そうして即座に死角へ移動した霜月を捉えるために振り向くのだが......。


「見えていないのに、随分と不用心じゃないか」


振り向いた瞬間、目の前には起爆寸前の閃光弾。消滅の王は瞼を閉じることが間に合わず閃光弾の光をモロに受けてしまった。そのまま視界が数秒だけ機能しなくなったのだが、即座に気配探知に切り替えて霜月を迎え撃つ体勢を整える


「(この状態の俺へ接近戦を仕掛けるほど馬鹿じゃないだろう。狙うなら.....)」


消滅の王の予想通り、迫る来るのは霜月本人ではなくクナイなどの投擲物。いくら視界が一時的に消えたとて相手は消滅の王。研ぎ澄まされた感覚と勘で投擲物を簡単に対処してしまう


「ここだなぁ!」


投擲物を全て処理した後、消滅の王は投擲の向きとタイミングで霜月の位置をある程度特定することに成功し、そのまま霜月に向かって空間を切り取ったように接近する


「自分に絶対的な自信がある故の強さ。だけど、それは弱点になり得る」


消滅の王が向かった先には確かに霜月が居たのだが、接近していたはずの消滅の王の足に激痛が走る。切断されてはいないが、何かが骨まで到達した


「ピアノ線だ。流石の君も、ここまで細いと探知できないだろう?」


「策士が、本来だったら気づいていたさ。だがまさか、感覚器官が惑わされていたとはな」


消滅の王はそう言ってバックステップで距離を取る。どうやら消滅の王は気づいたようだ。先ほどの閃光弾で視界を失ったとほぼ同時、霜月が煙幕弾を起爆させていたことに。そしてその煙には、吸うと幻覚を引き起こす物質が混ぜられている。消滅の王の肉体は強靭故に幻覚まではいかないが、多少感覚器官に異常を与えることはできる


「(流石にこの男を視界なしで攻略は不可能か。まったく、楽しませてくれる)」


消滅の王はバックステップと同時に自分の目を自分の指で破壊し、即座に再生することで視界を完全に取り戻した。さらには魔力で肉体内部を強化、これで煙の幻覚効果も無くなってしまった


「(今のラッシュで仕留めきれたらどれほど楽だったか。本当に規格外な男だ)」


霜月は即座に次の手へと思考を巡らせるが、そんな隙を与えぬように消滅の王は霜月へと真っ直ぐに接近してきた。煙幕で辺りが見えなくなっているというのに、この男はただの第六感で敵の位置を特定する。霜月からしたらインチキでしかない


「第二ラウンドだ!すぐに終わってくれるなよ!?」


消滅の王のナイフと霜月の短剣が火花を散らし鍔迫り合いの形となる。筋力で言えば両者は互角だ。だが問題は消滅の王の魔力量。平均の120倍ほどの魔力総量を持ち、魔力濃度は他を圧倒的に凌駕する。故に、その魔力を肉体強化へと回せる消滅の王が身体能力では優っていた


「チッ.....」


霜月は消滅の王のナイフを完全に受け止めることができず、そのまま強引に後方へと弾き飛ばされる。だが霜月がタダで終わるわけがない。吹き飛ばされながらクナイを三本同時に投擲する。それは消滅の王の喉、心臓、脳を正確に捉えていた


「余裕が無くなってきたな」


消滅の王は喉と心臓部分へのクナイを手で弾き、脳へのクナイは頭突きで粉砕させる。本当に馬鹿げた身体能力だが、頭突きから顔を上げた消滅の王の目の前には炸裂弾が転がっていた


「本当に隙がないな!」


近距離でモロに爆風を喰らった消滅の王。魔力により威力は核兵器をも遥かに超えているのだが、当然のように爆発の中を真っ直ぐに突っ切り最短で霜月との距離を詰める


「(この男相手に距離を取れば搦手で磔にされる。懐を取らなければ勝機はない)ッ.....」


爆煙を掻き分け霜月を視界に捉えた消滅の王だが、その顔が一瞬だけ苦痛に歪む。なぜなら吹き込んだ足場にはすでに撒菱が敷かれていたからだ。霜月の搦手道具全ては自ら作成した特注品。その強さは消滅の王の肉体を貫くほどだ


「良かったよ。君も人間と同じように、痛みで止まってくれる存在で....」


消滅の王とて歴戦の猛者だ。痛みで止まったとしてもほんの一瞬。だが霜月は、その一瞬で目の前まで接近していた


「(この距離は.....まずい!)」


消滅の王は全力で両腕をクロスして腹を守る。それでも、この技には関係ない


「八極拳だ。喰らうといい」


震脚が地面を踏み抜き、八極拳が消滅の王の鳩尾へと突き刺さる。両腕での全力防御のおかげで致命傷ではないが、振動だけで臓腑が多少傷ついた。そうして最悪なことに、勢いを殺せずに吹き飛ばされ霜月との距離が開いてしまった


「(この感じだ。難攻不落で勝ち目が見えない、この感覚!)」


消滅の王は吹き飛ばされながらも口角を上げる。心の底から、幸福感が込み上げる。目の前の男は自分の全力でも越えられないという事実に、どうしようもなく歓喜する。だが同時に、湧き上がる感情が一つ.....。


「難攻不落?関係ない。最後には俺が勝つ.......」


吹き飛ばされた消滅の王はビルにぶつかり勢いが止まる。即座に追撃を警戒した消滅の王は飛び起きると、既に前方から二つの手裏剣が迫っていた


「ハハハッ!これだから死闘はやめられない!」


消滅の王の頬と脇腹は多少切り裂かれるが、全力で横っ飛びを行ったおかげで致命傷は回避する。だが、飛んで行った手裏剣が空中で停止され即座に回避先の消滅の王へと迫り来る。霜月はすでに、魔力を糸状にして手裏剣に結びつけていたのだ。霜月はあらゆる武術、戦術を習得している。糸での物体操作など造作もない


「(しっかりと見ないとわからないほど細い魔力の糸。さらに約40mの長さをこの強度で構築するか。本当に化け物じみた魔力操作技術だ....)」


消滅の王は右手を犠牲にその手裏剣二つを受ける。切断とまでは流石にいかないが、その手裏剣は肉を切り裂き骨で止まった


「(まずいな、削られすぎている。徐々に追い込まれていくぞ)」


消滅の王は明確に実感する。自らの死を、そして.....自らの"可能性"を


「どうせできなければ負ける。だったら、やるしかないだろう」


瞬間、消滅の王の手には謎のカードが握られている


「まさか、この土壇場で.....」


それを見た霜月は即座に対処しようと搦手を用意するが、それでは何もかもが遅い


「消滅のアルカナ」


それは霜月が持つ固有能力でもない謎の力【愚者のアルカナ】の模倣品。だが愚者のアルカナの模倣などできるわけがないのだ。なぜならそれは、霜月自身も仕組みを完璧に理解していない力なのだから。それでも目の前の男はそれを可能にした。つまりだ


「あぁやっぱり、こうなってるんだな」


霜月より先に、この天才は愚者のアルカナの仕組みを完璧に理解したのだ。そして、消滅のアルカナは発動する。一瞬でその世界の全てが効果範囲内となり、霜月も例外なく効果を受けることとなる


「........なるほど、私と同じ効果というわけか」


消滅のアルカナは愚者のアルカナの完全な模倣だ。故に、効果は愚者のアルカナと同じ全ての権利、能力の使用不可。簡単に言えば、肉弾戦しか行うことができないということ。だがそれでは今まで通り搦手で攻められるだけだ。だからこそ、消滅の王は今習得したばかりの技の効果を変更。【特性の使用不可】という効果を無くす代わりに、【武器の使用不可】を効果に追加した


「いや、多少いじったようだね」


霜月の搦手道具は塵となって消える。つまり、ここからは身体能力の化け物相手にステゴロを仕掛けるしか無くなった


「正真正銘、これでステゴロだ。霜月」


「まぁいいだろう。ステゴロでも武術の引き出しはある」


両者拳を握り、一気に距離を詰めて中央で申し合わせたように拳を合わせる。だがやはり身体能力では消滅の王に敵わない。霜月は後方へ吹き飛びビルの壁を突き破り中へと入る。消滅の王も隙を与えることなくすぐさま霜月の吹き飛んだビルの中へと入って行った


「狭い室内なら俺の動きを制限できる。そう思ったか?」


吹き飛んだ霜月は既に立ち上がり武術を取り入れたオリジナルの構えを取っていた。それを見た消滅の王は笑いながらも拳を握り構えを取る。消滅の王とて戦闘技術は人一倍身についているのだ


「霜月蓮、ここで引導を渡そう」


先に動いたのは消滅の王だ。そのまま霜月と消滅の王は拳での殴り合いへと突入する。消滅の王は有り余る身体能力を生かし、常識はずれの動きで遠近を使い分けて霜月を翻弄する。対照的に霜月は必要最低限の動きで自らへの攻撃を弾き、受け流し、致命傷となる攻撃を全て回避していた


「(完全に防御へと回っているが、肉弾戦で俺に勝てないと理解しているのか?それとも、何か策を弄するための時間稼ぎか?)」


消滅の王は霜月を警戒しつつも全力で攻めに転じる。ここしかない、消滅の王が霜月に勝る部分は身体能力と魔力だけなのだ


「せっかくだ。しっかり殴り合おうか」


消滅の王は近くにあった店の看板を霜月へと投擲する。それにより霜月の視界が一瞬だけ切れる


「(この空間、やはり防御に回るのは不利のようだね。この化け物相手に私ではもたない.....)」


霜月は投擲された看板を殴り飛ばす。だが消滅の王は超低空姿勢で既に霜月の間合い内へと侵略していた。これは完全に霜月の予想外、そのまま突き上げたアッパーが霜月の顎に直撃した


「グッ......」


「入ったなぁ!良いのが!」


そのまま霜月の脳が揺れている内に勝負を終わらせるべく拳の弾幕を乱れ打つ。だが霜月は自らの脳を魔力で破壊。その後即座に再生することで脳の機能を完全に取り戻した


「いかれてるなぁ、一歩でも遅ければ完全に死ぬタイプの芸当だぞ」


「君との勝負、危険な綱渡りをしなくては勝てないのは百も承知なのだよ」


そうして消滅の王と霜月は拳での弾幕を乱れ打つ。消滅の王は圧倒的な回転速度と威力で強引に霜月を押していくが、霜月は発勁や上段受けなどあらゆる武術を連続で使い消滅の王を押し返していく


「こんなのはどうだい?」


そんな殴り合いの最中、霜月は消滅の王の左手を掴み合気道の技を使う。これにより消滅の王は一瞬で天地が逆となり隙が生まれる


「ハッ!終わりだと思ってんじゃねぇよ」


だが消滅の王は天地が逆になった瞬間、右手の指を地面に食い込ませ体を固定させ強引に腰を捻って卍蹴りを放つ。それはまたしても霜月の顔面へと直撃する。やはり、近接戦闘でこの男を超える者はいない。武術、独創性、そして本来不可能な動きを可能にしてしまう身体能力。いくら霜月といえどこの距離は消滅の王の独壇場だ


「おっとッ」


だが霜月も一発で意識を飛ばすほど柔ではない。意識を必死に繋ぎ止めた霜月は消滅の王の足首を掴み上げて全力で投げ飛ばした


「おいおい!そんなに俺と近付くのは嫌か!?」


消滅の王は吹き飛ばされたことで壁を何個か破壊していくが、即座に体勢を整え壁を足場として一気に跳躍。一瞬で霜月の元へと戻っていく


「.......ふぅ、本当に君は粘着質だね」


「悪いな、欲しいものはなんとしてでも手に入れる性分なんだ」


そうして今一度互いに間合いの取り合いとなる。霜月はかなりの魔力を消費し体力の限界も近い。このまま殴り合えば霜月の負けはほぼ確定だ。片や消滅の王は未だに魔力の底が見えず、体力も魔力で補強できるため体力切れすら期待できない


「せいぜい足掻いてくれよ!そして俺はお前を超えて頂点となる!」


やはり先に仕掛けるのは消滅の王だ。真っ直ぐに接近するのではなく不規則な動きで左右に動くことで目を慣れさせることなく霜月の間合い内へ接近する。それに合わせて霜月は指を突き出し目潰しを行おうとするが、消滅の王は地面を蹴りさらに加速。真正面からモロに霜月の目潰しを受けた


「クッ.......」


だがダメージを受けたのは霜月の方だった。目潰しに使った指2本の骨は粉砕し、痛みにより一瞬だけ対応が遅れる。そう、消滅の王は眼球で霜月の指をへし折ったのだ


「悪いが今、最高に気分が良いんだ。アドレナリンで痛みなんか飛んでるんだよ」


消滅の王は中段の回し蹴りで霜月の脇腹を捉える。脛部分に肘を捻じ込んだというのに、消滅の王は痛がる素振りもせず蹴り抜いた


「グフッ.....(なんという、やはりこの距離では勝負にならないか.....)」


霜月は理解した。刀や搦手がない状態でこの男を相手することはできない。ステゴロでは、自身に勝ち目などない


「今のは致命だな。終わると思うと少し寂しいよ」


先ほどの蹴りで肋骨が砕け臓腑に突き刺さっている。この状態で消滅の王との接近戦などできるわけがない。吹き飛んでる最中の霜月に追いついた消滅の王は踵落としを鳩尾に炸裂させる。それは打撃とは思えないほどの轟音。一瞬で霜月の体は急降下し、ビルの床を何個も突き破って一階の床で停止した


「......ゲフッ、ゴホッ」


信じられなかった。観戦組の誰もが絶望を浮かべた。紛れもなく、この状態からの逆転劇など.....もう起きるはずがない


「........霜月蓮。俺に死を感じさせたのは、後にも先にもお前しか現れない」


そこへゆっくりと降りてきた消滅の王は拳を握り、倒れた霜月へと歩み寄る


「さらばだ霜月蓮。この名を忘れることは決してない」


そうして消滅の王の拳は振り下ろされ......。


「魔剣:因果滅翔」


霜月の手に握られた魔剣と、衝突した


「馬鹿な.....」


その瞬間だった。消滅の王が展開した【消滅のアルカナ】は音を立てて崩れ去る。一体何が起きたのだ?消滅の王が理解できないでいると、目の前の男はすぐに魔剣で自らの心臓を貫く。本来ならそれは自殺行為。だが消滅のアルカナが消えた今ならば.....あれが発動する


「自らが死ななかった世界線への移動。やはり皆は、まだ私に死んで欲しくないらしい」


霜月は死ななかった"もしも"の世界線への移動した。発動したのだ、IFという最強の権利が。


「まさか.....自ら作ったというのか?戦闘中に.....魔剣を」


〜観戦組〜


「これって、一体どういうこと?」


護は疑問に思って又理へ目線を向ける。どうやら旬もあまり理解できていないらしく、無言で又理へ解説を求める


「俺も完璧に理解しているわけじゃないが、恐らく.....霜月は戦闘中に魔剣を作ったんだ。愚者のアルカナの効果は自らだけが掌握できる因果を世界に顕現させて相手に強制させるものだろう。だからこそ、霜月は作ったんだ。あらゆる因果を一度切断する魔剣を。ただそれだけ強力な効果だ。流石に一度しか使えない縛りを使ったんだろう。現に魔剣は即座に消滅した」


又理の言う通り、霜月は戦闘中に構築していたのだ。消滅の王と戦闘しながら、思考の一部は常に魔剣構築に割いていた。本当に、曲芸すら超えた芸当だ


「ハハハハハッ!やはり規格外だな!霜月蓮!」


消滅の王は仕切り直しと言わんばかりに笑顔で霜月へ接近しようとするが、急に口から大量の血を吐血する


「私の愚者のアルカナの模倣には驚いたよ。ただ、あれは魔力操作にちょっとしたコツがあってね。それができなければ自らの体を滅ぼすことになる」


霜月の手には、すでに謎のカードが握られていた


「次はこちらの番だ。見せてあげよう、本物というものを」


消滅の王はもう体を動かせなかった。目立った外傷はないのだが、その代わりに臓腑や脳、神経器官から血管までもがぐちゃぐちゃになっていた。それでも未だ生きているのは魔力で即座に再生しているからだ。そんな状態で、肉体を動かせるはずもない


「愚者のアルカナ:黎明終焉ジ・エンド


それはあまりにも大きな隙。ついに霜月は、完全な愚者のアルカナを発現した


「.......ハハッ、まさしく.....頂点だな」


さらに霜月は消滅の王の勝率を0にするため【オーバーロード:リビジョン】を顕現。これにより全ての世界が霜月の支配下となった


「消滅の王。やはり君は正真正銘、私にとって最大の障壁だった。魔剣の構築が1秒でも遅れていたら、負けていたのは私だっただろう」


霜月の手には神刀:天叢雲剣が握られている。もう勝負は、決したのだ


「完敗.....だ。やはり、お前は......」


そうして、決着の一刀が振り下ろされる


「正真正銘の、頂点だったようだ......」


こうして終幕を迎えたのだ。勝ったのは他でもない。歴代最強のエージェントにして、この世界の頂点に君臨する黎明の愚者:霜月蓮だ

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消滅と愚者 @reonarudo324

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