ジョーカーショック

男か、女か。

「僕は、男だと、思い、ます。」

「おいおいおいおいおい？？？あんたには聞いてないんだわ！！黙っときな！！！さぁ、あんたが答えんだよ紅一点さん」

「くだらない」

ピエロはぶちぎれた。

「じゃ、殺すしかねーかなー？？死にたい？死にたいのぉぉぉぉ？？？」

「声はでかい、うざい、話すのは長い！！画面に映ってたあいつもムカつく！！！そんなくだらないクイズに構ってる暇はねぇんだよ！！」

ピエロは女性に近づいていった。

「不正解！！と、言うことで！このクイズはおしまい！殺しまーす。」

「はい、おつかれさん」

その瞬間、ピエロの顔面を鷲掴みにして、テーブルに擦り付けた。化粧が崩れたその顔を見て言った。

「女だ」

「うぅ」

「わくわくだーーーー！！！！ひゃっはーーー！！」

狂った2人の声だけが響いていた。

「じゃあ、今度は私の番ね」