どんな大望もまずは腹ごなしなしでは語れませんよね(*´ω`*)
だけど、熊さんはどんな願をかけようとしてたんでしょう(。´・ω・)?
八っつぁん言葉の使い方が上手いねぇ!
面白かったです。
年の瀬の冷たい空気と、卵の丸みの温度が同時に伝わってくる噺。
大仰な人生論に転ばず、卵一個で来年の話をしてしまう軽やかさが心地いい。
熊さんの迷いも、八っつぁんの現実的な一言も、どちらもわかるなと腹に落ちて、笑いながら背筋が少し伸びる。
殻だの割り方だのと言いながら、結局は腹八分でいこう、という着地が優しくて、説教くさくならないのが好み。
年末の忙しなさの中で、こんなやり取りを立ち聞きできた気分になって、読み終わると肩の力が抜ける。
来年は卵一つ分、無理せず始めればいいか、と思わせてくれる余韻が、なんとも粋でした。
年の瀬の時期にピッタリの落語でした。
良いお年を。
腹を割って話した結果、
良き年越し、良き来年となりますように!
ぱっかーん!